- 高橋フミアキ (たかはし ふみあき)先生 Fumiaki Takahashi
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大手広告代理店に10年間勤務したのち、フリーとなりビジネス雑誌やグルメ雑誌などに携わる。
2007年に文章スクールを立ち上げ、文章の基礎から小説の書き方まで幅広く指導。
また、企業の社員研修としてレポートやメール、論文の書き方を講義。フリーライターの育成にも尽力している。主な著書に『一瞬で心をつかむできる人の文章術』(コスモ21)
『超入門 名作書き写し文章術 1日10分続けるだけ』(コスモ21)など。
http://www.takahashifumiaki.biz/
Chapter01『文章力』を身につける。
あなたは今、「文章を書く」ということを毎日どのくらい行なっているでしょうか? 企画書やプレゼン資料、報告書、社内での業務連絡メール……ビジネスだけでなく、私たちの生活に必要不可欠な“日本語で文章を書く”という技術。しかしながら、いざ苦手意識を無くしたい、スキルアップしたい……と思ってもなかなか難しい技術でもあります。
今回は、あなたの『書く技術』を格段にアップさせる方法を学んでいきましょう。講師は文章のテクニックに関する著書で多数のベストセラーを持つ高橋フミアキ先生です。まずは、普段の生活の中で「文章を書く」ということをどう意識しているか、ビジネスパーソンにアンケートを実施しました。
あなたは普段の仕事において、文章を書く機会が多いですか?

どのような機会に文章を書きますか?(複数回答可)

普段の生活の中で、「文章を書いている」と意識している人は意外と少ないことがわかります。しかし文章を書く目的に関しては、メールから資料作成まで幅広く機会があるようです。
あなたは普段の仕事において、文章を書く機会が多いですか?

あなたは普段の仕事において、文章を書く機会が多いですか?

普段仕事で文章を書くことは少ない、と思っていても、文章を書くということに対して苦手意識を持っている人が半数以上……というアンケート結果となりました。また、Q4の回答では「書くのに時間がかかってしまう」「うまく意図を伝えられない」というものが多く見られました。
あなたは普段の仕事において、文章を書く機会が多いですか?

一番多く見られたのは誤字・脱字に関する失敗。しかし、自分の書いた文章の正しい意図が伝わらなかった……という失敗では、クライアントを怒らせてしまった、仕事のトラブルに繋がってしまった……というケースもあるようです。