Chapter1 IoTとは? - ビジネスパーソンのIoTに関する理解度を調査|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。
小泉 耕二氏
IoTNEWS 代表。
IoTビジネスに関する戦略コンサルタント。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、Cap gemini Ernst & Young(現クニエ)、テックファーム株式会社を経て、2005年より株式会社アールジーン代表取締役。 フィーチャーフォンの登場以来、15年以上リアルとバーチャルの作り出す世界について研究し続けている。著書に『2時間でわかる 図解IoTビジネス入門』などがある。
パソコン、スマートフォンの普及により"インターネット"は私たちの生活に欠かせないインフラとなりました。今後は、パソコンやスマートフォンに依らず、身の回りの様々なモノがインターネットにつながることが予測されています。 この「IoT」の発展は、ビジネスシーンにどのような変革をもたらすでしょうか。
ひょっとしたら「自分の労働環境はIoTとは関係ないから」とお思いの方もいるかも知れませんが、それは大きな誤解です。 IoTによる変革は全ての人に関係することで、社会全体に影響が及びます。モノづくりの方法から、サービスの提供の仕方、資金や人材の調達の仕方までが、いま世界規模で変わろうとしています。 自らのビジネスに取り込んで成功する方もいれば、IoTにより働き方の変化を余儀なくされる方もいるでしょう。
本特集では、そんなIoTとビジネスの関わりについて、わかりやすく解説していきたいと思います。 最新の傾向を知り、ビジネスに取り込もう、働き方を変えようという人にはもちろん、「IoTがどんなものか分からない」という人にも、本特集が参考になるでしょう。
まずは、ビジネスパーソンのIoTに関する理解度をアンケートで解き明かします。
「分からない」という回答も多い中、教育(人材育成)、無駄の削減、先行投資、(異業種間の)協力関係の構築、情報収集、法整備(規制緩和)、補助金の導入、利益を後回しにした研究、といった鋭い回答も見受けられました。
これまで漠然と「IoTとビジネス」について尋ねたアンケートの結果を紹介してきました。では具体的に、IoTがビジネスの上でどのような価値を生み、どのように社会問題を解決していくのでしょうか。Chapter 2以降で、それを解説していきます。
[アンケート出典]
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