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Chapter2 モノが「つながる」メリット - スマートロックって何が便利なの?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

IoTがビジネス環境を変革する? IoTによる産業革命に乗り遅れないため、ビジネスパーソンが今すべきこととは?

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Chapter2モノが「つながる」メリット - スマートロックって何が便利なの?

まず、IoTを理解する上で必須となる4つのキーワードについて紹介します。それは「センサー」「クラウド」「人工知能(AI)」「アクチュエート(人へのフィードバック)」です。 センサーで取得された膨大なデータが、クラウドにアップロードされ、人工知能がその中から必要な情報を任意に選択、モノが利用者にアクチュエートする、というのがIoTを活用したソリューションの流れになります。

モノが「つながる」メリット - スマートロックって何が便利なの?

IoTの普及に必要な「訴求力」をどのように生み出すか

ではモノがインターネットにつながると、どのようなビジネスが生まれるのでしょうか。イメージをつかむため、はじめに自宅の鍵がスマートフォンで開閉できるようになる「スマートロック」について紹介します。 スマートロックは、手持ちのスマートフォンにダウンロードしたアプリが鍵の代わりになるソリューションです。 家族で鍵を共有したいときには複製が楽なほか、外出先からも解錠できるため、例えば鍵を持っていない子どもが学校から帰宅した際にも、遠隔地から開けてあげることが可能です。

しかしこうした事例だけにとどまるなら、大きなビジネスには結びつきません。単純な課題解決の先に、商売の種は隠れています。 つまり「そんなモノ、インターネットにつないでも意味ないよね」と早い段階でIoTの対象から外すことは視野を狭め、ビジネスの機会を失うことにつながります。

例えば、先のスマートロックを不動産業界で活用するとどうなるでしょうか。一般的に不動産の物件の鍵は大家さん、あるいは管理会社が所持しているため、お客様を内見に案内する際には不動産会社の営業マンが各所に鍵を取りに行く必要があります。 内見の量が増えると鍵を取りに行くための移動距離も増え、結果としてお客様が内見できる時間も短くなります。

そこで空室の物件がスマートロックに対応していたらどうでしょうか。営業マンは大家さんや管理会社から「鍵を開ける許可」をオンラインを通じて得ることで、物件の出入りが可能になります。 お客様を内見に案内できる量が増えれば顧客満足度は上がり、営業マンの営業成績も上がり、物件の成約率が上がることで大家さんや管理会社にもメリットが生まれます。

IoTの普及に必要な「訴求力」をどのように生み出すか

老人介護の分野でも活用できる

また、スマートロックは老人介護の分野でも活用できます。老人の外出状況を把握することで「何日間も家に篭っている」あるいは「夜間に徘徊に出た」といった状況がつぶさに把握できるようになるからです。 老人の事故を未然に防ぎ、また人手不足が深刻な問題となっている介護ヘルパーの負担も減らすことができます。

IoTが本格的に普及するためには、単に消費者向けのIoT製品を開発するだけでなく、これまで慣れ親しんできたモノに置き換わる圧倒的な利便性、コスト削減効果、生活者の支持が必要になります。 そのために着眼点を工夫して、多くの人に"利用したい"と思わせる訴求力を生むことが求められます。

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公開日:2017年3月21日

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