ページの本文へ

Chapter3 IoTで変わる家ナカ - 家庭内ではどんな変化が起こる?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

IoTがビジネス環境を変革する? IoTによる産業革命に乗り遅れないため、ビジネスパーソンが今すべきこととは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 前編
  • 中編
  • 後編

Chapter3IoTで変わる家ナカ - 家庭内ではどんな変化が起こる?

未来型の住居として「スマートホーム」といったコンセプトモデルが話題に上ることがあります。一体どのような内容なのでしょうか。 スマートホームは、家ナカのライフスタイルがIoTにより管理されている住居のことを言います。例えば帰宅時、主人が家に近づくとエアコンが自動で動作して住居内を適温にします。 電灯は音声認識で点灯・消灯が可能。テレビは視聴履歴などを参考に最適なコンテンツを流し、冷蔵庫は足りないものを判断して自動発注をかけます。 家にはロボットがいて、個人エージェントとして主人の生活をサポートするほか、家ナカの家電製品群をコントロールします。

これだけ説明すると、中には「空調は自分で調整するし、買い物くらい自分でする。ロボットは置き場所がないし邪魔」と思う方もいるでしょう。 上記のことは、スマートホームを表面的に説明したに過ぎません。

IoTで変わる家ナカ - 家庭内ではどんな変化が起こる?

スマートホームが目指すものとは

例えば、電気料金の中で大きなウェイトを占めるのがエアコンですが、IoTを活用すれば最も消費電力の少ない方法で利用できるようになります。 技術としては、家ナカの電気製品の使用状況を可視化する「HEMS(ヘムス、Home Energy Management System)」、家庭の消費電力を測定する「スマートメーター」を組み合わせた上で、 人工知能が住人の1日の行動と外的情報を掛け合わせて消費電力を最適化することで実現します。

具体的には、家に人がいるとき・いないときで運転を微調整し、外気を感知して風の通りを循環、電気料金の高い日中はソーラー発電の電気などを利用する、といった具合です。 IoTを活用することで、こうした人の手では難しい細かな制御が行えるようになります。もしインターネットを介して、これらの各家庭の情報が共有されれば、街全体の電力を最適化できるようになります。こうして無駄な電力を使わない、省エネ社会を実現できるようになります。

IoTは他業種のサービスを巻き込んで発展する

IoTは消費にも影響を及ぼします。例えばIoT冷蔵庫なら、生活必需品が無くなりかけたことをセンサーが検知して自動発注します。 このモデルが成り立つためには、物流網の構築が必須です。そのため家電製品の開発メーカーだけでなく、流通業を巻き込んだバリューチェーン自体の進化が必要となるでしょう。

IoTにより消費の形が変われば、人はそれまで買い出しに費やしていた時間を別のことに割り当てられるようになります。それを歓迎する人が多ければ、このモデルの普及も加速していきます。 このようにIoTにおいては、モノの進化にだけ目を向けるのではなく、モノを取り巻くサービス、それを使う人を包括した視点に立ち、イノベーションの種を見つけることが重要になります。

国内ではソフトバンクの提供する家庭用ロボット「Pepper」が大きな話題を集めました。家庭用ロボットに話しかければ家ナカの家電製品を制御できる、という未来はすぐそこまで来ています。 米Amazon社では、音声認識により好みの音楽をかけたり、天気予報や交通情報を確認できたり、また家電製品とも連携できる「Amazon Echo」を開発しています。

ところでIT業界の巨人、Googleの強みは世界中に10億以上あるWebサイトを検索可能にしたことにありました。しかし家ナカのロボットが個人エージェントを務めるIoT社会では、ロボットが人の嗜好を集めて分析するようになるでしょう。 すると今後、別の企業が現在のGoogleのポジションに立つ可能性も出てきます。そのためには、高度な人工知能と高精度な音声認識技術、ジェスチャーの認識技術などが必要となります。この分野には、まだまだ多くの課題が残されているのが現実です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
公開日:2017年3月21日

おすすめ

オトナのたしなみ 発展編 オトナのたしなみ 発展編

オトナのたしなみ 実践編

「オトナのたしなみ実践編」ではワンランク上のビジネススキルをその道のプロに伝授してもらいます。

オトナのたしなみ 基礎編

公私にわたり活かせる「たしなみ」術を、マナー編、教養編、HOW TO編、スポーツ編の4つのジャンルでご紹介します。「実践編」の前に基礎的な知識を身につけましょう。

ページの先頭へ