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Chapter6 IoTとは何か?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

クラウドとは? IoTって何? ビジネスリーダーが把握すべき最新ITトレンド

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Chapter6IoTとは何か?

ITトレンドの中でも、最近特に注目されているのが「IoT」です。それでは、IoTとは一体何なのでしょうか。

IoTは、「Internet of Things」を略したもので「モノのインターネット」と訳されます。しかし、この字面だけではイメージは掴みにくいかもしれません。

ここまで見てきたモバイルやウェアラブルデバイスだけでなく、家電製品や住宅、自動車、道路に設置された機器、工場で働く工作機械や産業用ロボットなど、さまざまな「モノ」が今、インターネットにつながろうとしています。 インターネットにつながるモノの数は、2009年時点で25億個、それが2020年には300億個から500億個という膨大な数になると予想されています。

IoTとは何か?

そして、モノに組み込まれたセンサーが私たちの日常生活や社会生活を広範囲にデータ化し、そのデータがインターネットを介してクラウドに集められる時代が訪れつつあります。 この仕組みこそが、モノのインターネット、IoTなのです。つまりIoTとは、現実世界のあらゆるデータを収集しインターネットに送り出す仕組みといえます。 また、そのデータを使ってシミュレーションを行い最適な解決策や有益な情報を生みだし、「現実世界をよりよく動かす仕組み」と捉えることもできるでしょう。IoTにはそんな2つの意味があるのです。

IoTとM2Mの違いとは?

モノからデータを収集し、監視するという仕組みは、IoTという言葉が登場する以前からありました。 たとえば、工作機械や産業用ロボットに組み込まれたセンサーやコンピューターが、工場内のネットワークを介して、それら機器類を制御するコンピューターと直接データをやりとりし、運転の自動化などが行われています。 このような仕組みは、IoTと区別してM2M(Machine to Machine)と呼ばれることがあります。

M2Mはモノ同士が専用ネットワークでつながれ、限られた業務目的に限定されたクローズなシステムとして使われます。 一方、IoTは特定の業務目的だけではなく、モノがインターネットにつながりクラウドを介してデータを連係したり、様々なアプリケーション・サービスで再利用したりと、オープンな仕組みが用いられています。 これが、M2MとIoTの違いです。また、コンピューターや通信機器、センサーなどの小型化・高性能化・低価格化が進み、 産業分野だけではなく私たちの日常に関わる様々なモノにも組み込まれるようになり、通信化できるモノの数が桁違いに増えたこともIoTの特徴です。

IoTがもたらす価値のひとつとして、「モノのサービス化」があります。かつてモノの性能や機能、品質や操作性は、ハードウェアの「細工」や「材料」によって物理的に実現していました。 しかし、いま多くのモノにはコンピューターが組み込まれ、ソフトウェアによってこれらを実現しています。

この「ハードウェア+ソフトウェア」で構成された「モノ」がネットワークにつながれば、モノは購入した後もネットワークを介してソフトウェアをアップデートすることで継続的に機能を進化させ続けることができます。 「モノ」の機能や性能は、それを作り、出荷することで完結するのではなく、作られたモノとその後のサービスが一体となって、モノの新たな価値を生みだし続けるのです。

また、IoTは利用状況をリアルタイムで確実に計測できるしくみでもあります。これにより、「モノ」を売らずに、タクシー料金のように使用量に応じて課金することもできるようになります。これが「モノのサービス化」です。

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公開日:2016年10月12日

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