データを効率管理

大量のデータを効率よく管理

データベース圧縮

データベースに格納するデータやインデックスをさまざまな方式で圧縮し、データ領域を削減することができます。

スマートデバイスなどの限られたリソース内に、より多くのデータを格納

2種類のデータベース圧縮

キーワード圧縮方式とハフマン符号化圧縮方式の2種類の方式を組み合わせて、データを圧縮します。 (適用事例:施設名称列48万件に対して圧縮を適用した場合、20.6MBを10.9MB(52.9%)に削減)

キーワード圧縮方式

データ中に繰り返し出現するパターンを共通キーワードとして圧縮

ハフマン符号化圧縮方式

出現頻度の高い文字に対して短い符号を割り当て文字列を圧縮

インデックスプリフィックス圧縮

インデックス内の文字情報の前方一致部分を共通のキー(プリフィックス)として管理することで、インデックスのリーフページ領域の圧縮を行ないます。

インデックスプリフィックス圧縮のイメージ

住所や電話番号などのデータは、前方が一致しているケースが多いため圧縮効果が高くなります。

インデックス専用列

検索条件で利用し、結果表示に利用しない列のデータを、インデックス情報だけでデータを持つことができます。

列データをインデックスでのみ保持するため、領域サイズが削減

ヨミ列を検索結果に表示する必要がない場合の例

ログ管理

指定件数に応じてデータベース内でデータを自動管理します。

Entierが指定件数に従い最新レコードだけを自動管理

逐次発生する稼働ログなどのデータに対し、あらかじめ指定された件数に従って最新レコードだけを自動管理します。
この機能により、従来のデータベースではアプリケーション側で実装していた「古いレコードを削除するオペレーション」が不要になるため、効率よく開発できます。

選択できる管理方法

拡張運用ディレクトリ

1つのデータベースを複数の媒体に分割して格納することができます。

拡張運用ディレクトリの活用例

追加の辞書データをSDカード内に持ち、必要に応じて差し替えながら利用することが可能です。

メモリー利用

割り当てるバッファの面数を表ごとに設定することができるため、効率よくメモリーを利用することができます。

使用用途に応じて、割り当てるバッファ面数を設定

インメモリデータベース

データをメモリー上に展開することで、高速アクセスを実現します。さらに、ストレージに反映するタイミングをアプリケーション側から指定できるうえ、更新対象のブロックだけを書き込むため、ストレージへの書き込み回数も最小限に抑えることができます。本機能により、大量に発生するセンサーデータを高速に処理することができるようになります。

インメモリデータベースの活用例

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