講演レポート:第100回記念イベント デジタルトランスフォーメーションで切り拓く未来|Prowise Business Forum|株式会社日立ソリューションズ

株式会社 日立ソリューションズ

Prowise Business Forum in TOKYO 第100回

第100回記念イベント
デジタルトランスフォーメーションで切り拓く未来
~新時代で遂げる成長への道標~

 第100回となる「Prowise Business Forum」が、2019年11月に開催された。テーマは「デジタルトランスフォーメーションで切り拓く未来~新時代で遂げる成長への道標~」である。
登壇者として、『メガトレンド』などの著者である川口盛之助氏、元Jリーガーで現在は上場企業を経営する嵜本晋輔氏をお招きし、未来を展望し切り拓くための知恵を語っていただいた。
また、会場後方には日立ソリューションズグループの商材を多数展示。当日は、多岐にわたる業種のお客様、約200人にご来場いただき、イベントは盛況のうちに終了した。

開催概要

日時 2019年11月13日(水) 14:00~17:30 (13:30 受付開始)
会場 東京コンファレンスセンター・品川
〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 5F 大ホール
主催 株式会社日立ソリューションズ
協賛 株式会社日立ソリューションズ東日本
株式会社日立ソリューションズ西日本
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー

プログラム

14:10~
  • 【基調講演】
    メガトレンドから見た日本産業の未来像
    ~デジタルトランスフォーメーションとその先の未来~
15:25~
  • 【日立ソリューションズセッション1】
    DX時代に新たな価値を創出するデジタルソリューションの紹介
16:30~
  • 【招待講演】
    戦力外Jリーガー 経営で勝ちにいく
    ~新たな未来を切り開く「前向きな撤退」の力~

人間の心と身体にテクノロジーが肉薄する

川口盛之助氏

株式会社盛之助
代表取締役社長
日経BP社 日経BP総研
未来ラボ 客員研究員
川口 盛之助氏

 2019年11月13日、第100回を迎えた「Prowise Business Forum」が東京都内で開催された。最初に挨拶に立った日立ソリューションズの塚崎貴之は「DXをテーマに様々なソリューションを磨きながら、今後とも、お客様とともに新たな価値創出に取り組んでいきます」と述べた。

 次に、『メガトレンド』などの著書で知られ、独自の方法論で世の中の動きを洞察する川口盛之助氏がスピーチを行った。テーマは「メガトレンドから見た日本産業の未来像」。川口氏は「テクノロジーの領域は、S字カーブを描いて成熟に向かいます」と言う。

 土木や建築などの成熟した領域では、技術はゆっくりと進化する。逆に、これから飛躍に向かう若い技術領域はバイオや脳科学などがあり、その中間に、機械や電気、電子、通信などの領域がある。1960年代から80年代ごろまでは電気・電子系の技術が伸び、日本メーカーが躍進。その後、時代は大きく変化した。

 「ハードウェアづくりのハードルが下がり、コモディティー化が進みました。今はサービス化の時代で、人は機能だけを求めるようになりました」と川口氏。ユーザーはどこからでもサービスを享受できる、いわゆるXaaSの動きは加速しつつある。

 これからが成長期のバイオや脳科学の領域では野心的なプロジェクトが進行中だ。BMI(Brain Machine Interface)などの脳と直接やり取りする技術の開発、脳にチップを埋め込む研究が進行中で、身体の活動を支援・拡張するアシストスーツなどのロボットも実用化されている。こうした動きを、川口氏は「テクノロジーが心と身体に肉薄する」と表現する。

 一方、人間の心の内側に迫ろうとする研究もある。例えば、瞳孔の大きさを測定すれば、その人の関心度などを推定することが可能だ。

 技術進化は、社会の形にも大きな影響を与える。テクノロジーを活用して徹底的に効率化する価値と、それによって余った時間を楽しく有意義に過ごすための価値。様々なビジネスはこうした方向に二極化する、というのが川口氏の見方である。いずれの分野においても、より高い価値を追求する上でDXは重要な役割を担うことになるだろう。

顧客との協創により新しいビジネスをつくる

野田 勝義

株式会社日立ソリューションズ
デジタルソリューション
推進センタ 担当部長
野田 勝義

 次に登壇した日立ソリューションズの野田勝義は、DX時代に新たな価値を創出するデジタルソリューションについて解説した。

 日立ソリューションズは注力している7分野を中心に、様々な領域でデジタルソリューションを提供している。

 「これまで、お客様の課題を解決するため、ITを実装するというのがSI業界の主たる役割でした。しかし、今は課題や新たな価値を見いだすのが容易ではない時代。お客様やパートナーとの協創がますます重要になっています」と野田。そこで、顧客協創サービスを強化し、様々なお客様とともに新しいビジネスやサービスづくりに取り組んでいる。

 DX分野でも先進的な事例は生み出されている。例えば、土木施工現場において、スマートデバイスを使って簡易に土量体積を計測するサービス。ここには、顧客である建機メーカーのノウハウと、日立ソリューションズの空間情報分野における技術などが活かされている。

 また、グループ企業の日立ソリューションズ・クリエイトの中矢雄志はAIによる画像解析、日立ソリューションズ・テクノロジーの森竹雄は音声応用技術について紹介。「工場などで従来行われてきた目視検査にAIを導入することで、大幅な効率化が可能です」と中矢は語る。森は音声応用技術の発展について紹介した上で、「カーナビやゲームソフトの音声合成から始まった技術は、インバウンド旅行者向け翻訳サービスなど幅広い分野で活用されています」と応用分野の広がりを説明した。

嵜本晋輔氏

株式会社SOU
代表取締役社長
嵜本 晋輔氏

 最後に「戦力外Jリーガー 経営で勝ちにいく」という演目で招待講演を行ったのは嵜本晋輔氏。ガンバ大阪などでプレーした後、現在は東証マザーズに上場するSOUの社長を務めている。講演のキーワードの1つは「前向きな撤退」だ。

 「Jリーグから3部のJFLのチームに移りましたが、なかなか結果が出ませんでした。ある時、自分を客観的に見て前向きな撤退、引退を決意しました」

 嵜本氏は父親の経営する家電などのリサイクルショップを手伝い、新たにスタートした中古ブランド品の取り扱いなどで大きな成果を収めた。そして、SOUを設立してブランド買取専門店の全国展開に乗り出す。多くの質屋やリサイクル店は店舗で買取、販売を行っているが、SOUは買取に特化し、同業者向けに販売するという独自のビジネスモデルを実現。品物を短期で手放して価格変動リスクを最小化するという手法だ。

 こうした戦略が奏功し、SOUは今も急成長を続けている。買取に特化した店舗も、ある意味では販売機能からの前向きな撤退である。勝負所を見極め、重点分野にリソースを投入することで、成長への道を切り拓いた。サッカー選手として学んだことは、経営にも様々な形で役立っているという。

 「DXで切り拓く未来」をテーマに開催された本イベント。これからも日立ソリューションズは、お客様と協創し、新たな価値創出に取り組むとともに、継続的に様々なトレンドをキャッチアップして情報発信していく。

お問い合わせ

株式会社日立ソリューションズ Prowise Business Forum 事務局
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-6(日立ソリューションズタワーB)
E-mail : pbf@hitachi-solutions.com

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