人事総合ソリューション リシテア シリーズの導入事例
東日本旅客鉄道株式会社様鉄道会社特有の複雑な勤務体系に対応し、全社員の勤務実績情報の一元化に成功。

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複雑な勤務体系への対応
本社・支社(約1万名)の勤務管理は以前からシステム化されていましたが、駅係員や車両・設備メンテナンス業務従事者(約1800拠点、約3万名)は勤務体系が複雑で、24時間の交代勤務や日勤後の夜勤など不規則な勤務が多く、手作業による管理がほとんどでした。小さな駅では各駅毎に入力・集計を行い、東京や新宿などの大きな駅では、事務センターでまとめて入力・集計を行っており、作業に長い時間を必要としていました。
4万人の利用に耐えられる信頼性のある勤務システム
システム選定の際、ポイントとしたのは信頼性でした。鉄道会社特有の複雑な勤務体系への対応のみならず、他システムとの連携や、構築環境なども考慮し選定しました。何より、1社単体で4万人強が利用した場合にも一定のレスポンスが出ること。さらに、人が使うものだから、どうしてもイレギュラーな入力が起こる。そうした問題が起こったとしても、どこまで対応してもらえるか。対応可能な信頼できるベンダーにということで日立ソリューションズの「リシテア」を採用しました。
リアルタイムで適正な勤務情報の把握
鉄道会社の長い歴史の中で、勤務情報は紙で管理するのが当たり前でしたが、今回システム化したことで、これまで手作業で行っていた勤務実績の整理、集計や給与システムへの入力までの一連の業務にかかる作業工数が削減できました。また、これまでは勤務実績については、帳票が手元に届くまでわからなかったのが、「リシテア」の参照機能を使うことでリアルタイムに把握できるようになり、労働時間の適正な把握も徹底できるようになりました。

データの活用をさらに高めていきたい
当社のメイン事業である鉄道事業にとって、安全の確保は何よりも大事です。安全の確保をしていく上でも、システムで適時、適性に社員の労働時間を把握する必要があると考えています。また、今後は、従来から行っている休暇の取得状況や長時間勤務のチェックなどに加え、社員がより働きやすい勤務制度の検討などにもデータの活用範囲が広がると期待しています。リシテアの導入は、スケジュール通り順調に進めることができました。日立システムアンドサービス(現 日立ソリューションズ)にはこれからも長くお付き合いいただけると思っています。
東日本旅客鉄道株式会社
本社所在地 | 〒151-8578 東京都渋谷区 | ![]() |
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設立 | 昭和62年4月1日 | |
従業員数 | 61,900名(2008年4月1日現在) | |
事業内容 | 運輸・陸運 |
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本事例の内容は2008年公開当時のものです。
最終更新日:2008年