日立ソリューションズ『不正接続防止ソリューション オープンネット・ガード』のシステム、サービス概要・価格や、解決できる課題についてご紹介します。

不正接続防止ソリューションオープンネット・ガード

オープンネット・ガードは、社内ネットワークに不正なPCが接続されることを防止する目的で開発されたソフトウェアです。社内への個人PCや登録外の端末の接続を防止し、セキュリティ性の高い社内ネットワークを実現できます。

不正アクセス対策 オープンネット・ガード最新情報

  • 新バージョン「V6.0」販売開始

    Red Hat Enterprise Linux 7.7に対応

オープンネット・ガード 概要

企業では、様々な観点でのセキュリティ対策が実施されていますが、社内ネットワークに対するセキュリティは対策が遅れているポイントです。

現在、ネットワークは、TCP/IPという共通のプロトコルが採用され、様々な機器が容易に接続可能です。不正機器の接続は以下のような脅威につながります。

オープンネット・ガードは、社内ネットワークに不正な機器が接続されることを防止する目的で開発されたソフトウェアです。
社内ネットワークに接続する機器をすべて把握・管理することで、不正機器が接続されることによって起こる様々な脅威を未然に防止することが可能です。

オープンネット・ガード 特徴

豊富なセキュリティ機能でお客様の環境にあったシステムを構築可能

オープンネット・ガードは、各セグメントに機器を配置せずに、不正機器を発見する「不正接続検知」機能をはじめ、様々なセキュリティ機能をもっています。
お客様の社内環境にあわせて、最適なセキュリティ機能を組み合わせて採用できます。たとえば、本社は、不正接続検知、拠点は認証スイッチ適用といった構成が可能です。各々のセキュリティ機能で利用する認証情報は一元管理でき、運用が容易です。
これまで、ネットワーク・セキュリティ対策を実施していなかったお客様は、まず、社内ネットワークに接続している機器の把握からはじめて、段階的な導入で除々にセキュリティレベルを高めることも可能です。

導入からメンテナンスまでトータルサポート!

単にセキュリティ機能だけを提供するのではなく、システムの運用・維持に必要な機能をあわせてご提供しています。 導入時のMACアドレス収集から、運用開始後のMACアドレス情報のメンテナンスまで充実の支援機能が、貴社の「ネットワーク・セキュリティ」システムをサポートします。

製品の詳細は、カタログPDFをご覧ください。カタログPDF ダウンロードページへ

※体験版をご要望の方はお問い合わせください。

オープンネット・ガード 機能

セキュリティ機能

  • 不正接続検知&遮断機能

    ・ルータ・L3スイッチのARP情報を参照し、不正な機器を検知します。
    検知した不正機器は、通信遮断装置(*1)と連携し抑止することも可能です。
    (*1)・・・ジュニパーネットワークス社 ファイアウォール製品(SRXシリーズまたは、SSGシリーズ)
    ・「不正接続検知」 機能は、導入当初のMACアドレス収集にも利用できます。 

セキュリティ機能
  • 認証スイッチ連携機能(RADIUS機能、認証ログ管理機能)

    ・認証スイッチと連携し、不正な機器のネットワーク接続を抑止します。
    ・認証機能は、MACアドレス認証,WEB認証に対応しています。
    ※802.1X認証には対応しておりませんが、RADIUS定義を別途作成することで併用可能です。
    ・アラクサラネットワークス社/APRESIA Systems社の認証スイッチの認証ログ管理機能に対応しています。

認証スイッチ連携機能
  • IntraGuardian2連携機能

    ・セグメント毎に、日本シー・エー・ディー社の不正接続検知/排除システム「IntraGuardian2+」を設置し、不正な機器を即時に検知・排除することができます。また、1台で最大8VLAN、または最大24VLANの運用が可能な「IntraGuardian2+ EX」にも対応しております。

IntraGuardian2連携機能

不正検知できない(ARP情報を参照できない)ルータを設置した拠点や、認証スイッチを導入できないセグメント等で安価に検知・排除の適用を実施できます。

  • MAC認証DHCP機能

    ・不正な機器には、IPアドレスを払いださないDHCPサーバ機能です。
    ・DHCPサーバには、DHCPアプライアンス製品「Infoblox」を使用することも可能です。

主な管理機能

  • MACアドレス管理機能

    ・MACアドレスおよび各種設定の一括登録/一括更新機能 等

  • ActiveDirectory連携/OpenLDAP連携 

  • PC管理ワークフロー機能 

オープンネット・ガード 製品体系

64ビット スタンダード版
  • オープンネット・ガード標準版(64ビットOS専用)
  • DHCPサーバ2台目以降、追加ライセンスが必要です。
64ビット エンタープライズ版
  • オープンネット・ガード拡張版(64ビットOS専用)
  • 以下の追加サーバライセンスを包含しています。
    DHCPサーバ×20台分
    RADIUSサーバ×4台分
  • RADIUSサーバ5台目以降、追加ライセンスが必要です。
  • IntraGuardian2は、100台まで管理が可能です。(※)
    101台以上管理する場合は、追加ライセンスが必要です。
    追加ライセンスは100台単位で、追加可能です。
    ※IntraGuardian2 EX,IntraGuardian2+ EXは、1VLAN=1台扱い。

オープンネット・ガード 保守サービス

年間保守サービスは以下の3点です。

  1. メールによるお問い合わせ対応

    時間:日立ソリューションズ営業日9:30~17:00
    定休日:祝祭日、弊社の休日

  2. リビジョンアップ版および修正版のご提供

  3. ご契約者様専用サポートサイトによる情報提供

※IntraGuardianは、日本シー・エー・ディー株式会社の登録商標です。

最終更新日:2022年1月20日