
今時の若手の中には、かつての社会人の常識からズレた、あるいは理解しがたい言動や行動をとる人もいるようです。
実際のところ、上司世代は若手のこうした行動をどのように見ているのでしょうか? 今回は30代から60代の男女1101名にインターネットアンケートを実施。「若手会社員の言動・行動」に対する意識を探ってみました。
※調査概要:日本国内に住む30歳〜69歳までの男女1101人にインターネットでアンケート調査。集計期間2019年7月1日〜7月9日
上司世代が感じる「最近の若手の特徴」、最も多かった声は…?
まず、「最近の若手」に対し、先輩・上司世代はどのようなイメージを抱いているのでしょうか?
それを探るべく、今の20代の特徴として挙げられがちな項目を、若干ステレオタイプなものも含めて13項目用意。「最近の若者の特徴・傾向として当てはまると感じるもの」を選んでもらいました(複数回答可)。
結果は以下の通りです。
★☆★「ミレニアル世代」に対する印象について、ご意見をお聞かせください!! ★☆★
今回は同じアンケートを皆様にもお答えいただければと存じます。ぜひ皆様のご意見をお聞かせください!
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最も多かったのは「言われたことしか、やらない、できない(指示をされるまで動かない)」で41.8%。
続いて「先輩や上司(あなた)に対してフランクな口のきき方をする」(36.6%)、「先輩や上司(あなた)同席のランチや飲み会の最中に、スマホをいじる」(36.5%)となりました。
年代別の回答割合でも、この3つがほぼ全ての年齢層で上位を占めていて、60〜64歳では「先輩や上司(あなた)同席のランチや飲み会の最中に、スマホをいじる」が48.5%でトップ。60代前半のおよそ2人に1人が、“目上の人の前でのスマホいじり“を若手の特徴としてとらえていることが分かります。
年代ごとの特徴でいうと、全体で1位だった「言われたことしか、やらない、できない(指示をされるまで動かない)」は、特に年齢が上がるにつれ、そう感じている人が増えました。30代の割合は30%前半なのに対し、40代後半は48.2%、50代後半では47%と高い数値になっています。若手のマネジメントにあたる上司世代からすると、昨今の若手の消極的な姿勢に物足りなさを感じているのかもしれません。
