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【ミレニアル世代のトリセツ】第1回 こんなに違う「若者の常識」

若者のことが理解できない。思うように意図や言葉が伝わらずイライラやモヤモヤが募る。多くの管理職の方がこのようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。若者のことを「知る」ことで、彼らと円滑にコミュニケーションをとり仕事を進めるための適切なアプローチが多少なりとも見えてくるはずです。今の管理職世代とミレニアル世代がどれほど「違う」のか、様々な角度から比較していきます。
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若者のことが理解できない。思うように意図や言葉が伝わらずイライラやモヤモヤが募る。多くの管理職の方がこのようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。しかし、紀元前の偉大なる哲学者プラトンでさえ「最近の若者は…」とボヤいていた、という説もあるように、古代ギリシアの時代から「若者に手を焼く年長者」の構図は脈々と繰り返されてきたようです。

“若者が分からない”のは、今に始まったことではありません。ましてや、テクノロジーが一気に進化し、社会環境も激変した時代に育った「最近の若者」は、今の40代後半から50代あたりの世代にとって、理解するのがなかなか難しい存在であり、それこそ、プラトンですら頭を抱えるレベルでしょう。

しかし、若者のことを本質的に理解・共感するのは時間がかかるとしても、その生態や常識、価値観を「知る」ことは、すぐに着手できます。年長者から見れば不可解な若者の行動・言動の原理原則をまず知ることで、彼らと円滑にコミュニケーションをとり仕事を進めるための適切なアプローチが多少なりとも見えてくるはずです。

物心ついた時から不景気だったミレニアル世代

まずは改めて、今の管理職の年齢層であるバブル世代(※ここでは45〜58歳と定義)と20〜30代がどれほど「違う」のか、さまざまな角度から比較してみましょう。

今の45〜58歳は主に、以下のような括りでカテゴライズされる世代です。

●45〜48歳(1971〜1974年生まれ):「団塊世代ジュニア」
●49〜58歳(1961〜1970年生まれ):「新人類世代」

このうち「新人類世代」は、華やかなバブル景気を、大学生から20代後半にかけて謳歌した世代。その下の「団塊世代ジュニア」も、好景気に浮かれる大人たちを思春期に眺めていた、バブルを知る最後の世代といえるでしょう。ここでは便宜上、この二つの世代を「バブル世代」と呼びたいと思います。

一方、今の20〜30代のカテゴライズはというと・・・

●15〜32歳(1987〜2004年生まれ):「ゆとり世代」
●31〜39歳(1980〜1988年生まれ):「ミニマムライフ世代」

という具合。このなかで特に攻略すべきは、会社において「中堅から若手」に属する「ゆとり世代」と「ミニマムライフ世代」をまたぐ世代、いわゆる2000年以降に成人を迎えた「ミレニアル世代」と呼ばれる人たちでしょう。

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バブルを知る世代に対し、ミレニアル世代は物心つく頃、あるいは思春期を迎える頃には不景気がデフォルト。バブルの反動で、「ずっと不景気」な時代を生きてきたことは、その人格や価値観の形成に少なからぬ影響を及ぼしているものと想像できます。もちろん、不景気とはいえ“食うに困る”ほどではなく、ミレニアル世代の大半は何不自由なく暮らしてきた人達です。

とはいえ、メディアなり年長者なりに「今の日本は元気がない、不景気だ」と刷り込まれ続けたら、思考がネガティブ寄りになっていくのも無理からぬことでしょう。「覇気がない、冷めている」といった若者への評価は、彼らが「不遇の時代に育った」という点を割り引いた上で、くだすべきではないでしょうか。

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