Red Hat JBoss BRMS / BPMS


企業の競争力と俊敏性を高めるビジネスルール管理システム (Red Hat JBoss BRMS)

データを管理するデータマネジメントシステム(DBMS)と同じように、ビジネスルールマネジメントシステム(BRMS)は日々変化するビジネス現場のルールをシステムとして管理します。BRMSは、複雑な商品の組み合わせや約款との整合性チェック、特定の担当者にしかできない複雑な条件判断などを独立したビジネスロジック(ビジネスルール)として管理することができます。その結果、アプリケーションの仕組みがシンプルになるため、開発生産性が向上し、ビジネスの要件変更に対応する速度が向上します。また、大量なデータから複雑なデータの相関関係をビジネスルールのパターンマッチングから発見し通知する複合イベント処理(CEP:Complex Event Processing)、様々な制約条件から最適な解を導きだすビジネス・リソースプランナー(Planner)を同梱しており、企業競争力を最大限に引き出すアプリケーション基盤を提供することができます。

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Red Hat JBoss BRMSの機能

図 1 JBoss BRMSが提供する機能
図 1 Red Hat JBoss BRMSの機能

  • ビジネスルールエンジン

      様々なデータから定義されたビジネスルールに従い適切な結果を導き出します。ビジネスルールは、ディシジョンテーブル(エクセル形式の表)や日本語によるルール表記が可能なため、業務担当者が直接利用可能な表記にすることが可能です。仕様定義フェーズから業務担当者とIT担当者が容易にルールの認識合わせが可能になるため、仕様の認識齟齬を防止できます。

      ルールエンジンは、RETE/PHREAK(推論アルゴリズム)に対応しています。

  • 図 2 ルールエンジンの仕組み
    図 2 ルールエンジンの仕組み

  • 複合イベント処理(CEP)

      ルールの実行に時間の概念を取り込んだエンジンを提供します。
      様々なビジネスデータ・情報を監視し、一定期間内にあるイベントが発生した/しなかったによりルールを実行させることができます。 データパターン、経過時間の組み合わせから「危険」、「リスク」、「可能性」を示唆するビジネスイベントを発信、通知する仕組みを提供します。

  • ビジネスリソースプランナー

      ビジネルルールに加えて制約ルールを定義することで、様々な制約条件から複雑な問題を解決する最適解を発見する仕組みを提供します。 最適な配送ルートの発見や、要員配置スケジュールの自動調整などが可能です。

  • ビジネスルール管理

      Red Hat JBoss BRMSには、WEB管理ツールが同梱されており、WEBから、ルール開発、テスト等の一般的な開発オペレーションやルールの変更管理、バージョン管理を行うことが可能です。

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Red Hat JBoss BRMSの導入メリット

    • 頻繁に変更されるビジネスルールをアプリケーションから切り出してルール化することで、変化に強いシステムを構築することができます。

      ビジネスロジックの可視化

    • 業務担当者とIT担当者がコミュニケーションできる透過性の高いシステム環境を実現できます。
    • 可視化することでより正確なビジネスサービスを実現できます。

    • ビジネスニーズの変化に柔軟に対応

    • WEBツールやエクセルを利用して、業務担当者がアプリケーションの意思決定ロジックを直接実装できます。

    • 開発の簡素化/効率化

    • 業務担当者とIT担当者がコミュニケーションできる透過性の高いシステム環境を構築することで仕様認識齟齬による手戻りを減らすことができます。
    • エクセル形式で定義したビジネスルールをBRMSエンジンがコンパイルできるため、"仕様≒実装"となり開発効率が向上します。

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ビジネスプロセスの完全なライフサイクルをITで標準化
(Red Hat JBoss BPMS)

これまでのビジネスプロセス管理システムの導入は、高度な設計能力と開発技術力、さらに膨大な投資が必要でした。そのため、BPMの導入で期待されるビジネスプロセスの効率的な管理とBPMの柔軟性・拡張性の両面を実現することは非常に困難でした。
Red Hat JBoss BPM Suiteは、ビジネスプロセスの完全なライフサイクルを支援するBPMシステム基盤です。ビジネスプロセス設計、ユーザ画面設計、データ設計は、ビジネスユーザの方でもデザインできます。必要に応じて、開発者が高度な開発ツールを活用しプログラムコードを実装できます。また、デザインされたプロセスは、シミュレーション機能で予めビジネスプロセスのボトルネックを発見することができます。プロセスの実行は、すべて記録されBAMダッシュボードでその効果を分析することができ、プロセスの改善に活用できます。
さらに、ビジネスプロセスを遂行するうえで高度な判断を必要とする場面には、ビジネスルールを活用します。これにより、すべてをビジネスプロセスの流れに頼ることがなくなるため、ビジネスプロセスをシンプルにすることが可能になります。

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Red Hat JBoss BPMSの機能

図 3 JBoss BPMSが提供する機能
図 3 Red Hat JBoss BPMSの機能

    Red Hat JBoss BPMSは、Red Hat JBoss BRMSに、以下の機能を追加した製品です。
    Red Hat JBoss BRMSのすべての機能を内包しています。

  • プロセスシュミレーション

      WEB管理ツールにて、作成したプロセスのシュミレーションを実施できます。

  • フォーム作成・データモデル作成

      BPMに必要なデータモデルや入出力画面を設計できます。

  • ビジネスアクティビティモニタリング(BAM)

      BPM実行状態の監視と分析機能を提供します。

  • BPM

      BPMN2.0に対応したビジネスプロセス設計と実行基盤を提供します。

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主なユースケース

    • ビジネスルールエンジン

    • 医務査定、審査、料金計算、手数料計算、次工程判断、費用分配、品質検査、承認ルート判断
    • データの相関チェック、組み合わせチェック、整合性チェック
    • 複合イベント処理(CEP)

    • 不正検知、行動検知、マネーロンダリングの検知、パケット監視
    • 検査行程の確認、知的な信号制御、知的なセンサー制御
    • ビジネスリソースプランナー

    • 従業員シフト勤務の最適化、効率的な仕事の順序の発見、最適な配送スケジュール・配送ルートの発見
    • 外的要因の制約から最適な生産計画の導出、データセンターにおけるサーバやリソース割当の最適化

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