データマートを作らない仮想データ統合(仮想データベース)基盤
企業に散在するデータは、ビジネスのスピードを遅らせる原因の一つです。さらに、オンプレミスなシステムとクラウドサービスが混在した企業システムのデータ管理は、非常に複雑になる一方です。
Red Hat JBoss Data Virtualizationは、クラウドサービスを含むあらゆる企業のデータを横串に統合するデータ仮想化技術を実装する仮想データベースです。データマートを作らない仮想データ統合(仮想データベース)であるため、データベースとして運用開始するまでの期間を短縮することが可能です。
あらゆる企業データをオンデマンドに統合し、あたかもデータベースとして機能し、Red Hat JBoss Data Virtualizationが提供するダッシュボードビルダーで、瞬時に企業の横串データの可視化が可能です。

Red Hat JBoss Data Virtualizationの特徴
-
- 豊富なデータソースへの接続アダプタを提供します。
- 標準SQLなどオープンなAPI(JDBC, ODBC, REST, SOAP, OData)でアクセスができます。
- ダッシュボードビルダーにより統合されたデータを可視化します。
- クエリの最適化、データキャッシュ、データセキュリティ、冗長構成、負荷分散が可能です。
- データモデリングツールを提供します。ノンプログラミングでデータ仮想環境を構築できるため、データ統合環境構築期間を短縮できます。

図 1 Red Hat JBoss Data Virtualizationが提供する環境

主なユースケース
-
- コールセンター、窓口・営業支援システムのための360°の顧客データビュー
- 不要なバッチシステムの本数を減らし、仮想データベースでデータ集計を実施
- システム横断的なデータ取得機能を活用し、アジャイルなSOAデータサービス提供基盤
- 企業コンプライアンス、データセキュリティを担保するデータファイアウォール

図 2 Red Hat JBoss Data Virtualizationダッシュボード

製品一覧へ戻る