SIPサーバ/VoIPルータ

SIPサーバ/VoIPルータを使用した電話通報(LAN経由タイプ)をするときに、使用します。

TELstaffに対応しているSIPサーバ/VoIPルータは次のとおりです。(2019年11月現在)

メーカ 名 称 型 名 備 考
東京エレクトロン デバイス長崎 CTBXシリーズ CTBX-704V
CTBX-712V
CTBX-724V
販売中
ナカヨ電子サービス株式会社 VoiceCaster VC-SIP「」CⅡ
(TELstaff連携版)
VoiceCaster VC-SIP「」CⅡ 生産終了
日立情報通信エンジニアリング NT-4S(BRI)
(TELstaff連携版)
NT4S-BRISIPA 生産終了
日立情報通信エンジニアリング NT4E-BRIHWB
(TELstaff連携版)
NT4E-BRIHWB 個別にお問合せください

なお、SIPサーバ/VoIPルータを使用する際の注意事項は、以下をご確認ください。

注意事項

CTBXシリーズ

  • CTBXシリーズは、TELstaffの電話通知機能において動作実績のある東京エレクトロンデバイス長崎株式会社殿の製品です。
  • CTBXシリーズはTELstaff以外のアプリケーションから操作しないでください。
  • 利用できる回線および最大同時通話数は次のとおりです。電話回線はお客様にてご契約ください。
    • NTT東日本ひかり電話オフィスA(エース)

      最大同時通話数は回線契約によります。
      ただし機器としての最大同時通話数は、CTBX-704Vの場合4発信まで、CTBX-712Vの場合12発信まで、CTBX-724Vの場合24発信までとなります。

    • NTT西日本ひかり電話オフィスA(エース)

      最大同時通話数は回線契約によります。
      ただし機器としての最大同時通話数は、CTBX-704Vの場合4発信まで、CTBX-712Vの場合12発信まで、CTBX-724Vの場合24発信までとなります。

ひかり電話を利用する場合の留意事項

  • 弊社で動作確認・動作保証している構成は、CTBXシリーズとONU間を直結した構成となります。
    ルータなどの機器を経由した構成は非該当となりますのでご注意ください。
    このため、新たにひかり回線をご契約・敷設をお願いいたします。
  • CTBXシリーズとひかり回線接続のために、ONUが必要となります。
  • 回線接続ポートは1つです。
  • 上述の最大同時通知数を超える同時発信が必要となる場合は、機器を複数台ご利用ください。
  • TELstaff とCTBX シリーズ機器は,システム内で同一セグメントに配置されている必要があります。
  • CTBX シリーズ機器を使用する場合、前提プログラムであるCTBX シリーズ制御プログラムのCT System Builder for Network が必要となります。
    TELstaffサポートサービスよりインストーラを入手し、インストール・セットアップしてください。
  • 1台のCTBX シリーズ機器を複数のTELstaff から利用することはできません。
  • ファイアウォールが存在し(Windowsファイアウォール含む)、ポート番号によるフィルタを行っている場合は、使用するポート番号について通過許可設定(TELstaff→CTBXシリーズ機器の方向で22009/tcp・22010/udpの許可)が必要です。
  • 諸元
    • 外形寸法:約135×40×210(mm)(高さはゴム足含まず)
    • 重量:約950g(ケーブル等は含まず)
    • 電源:AC100V ±10% 50/60Hz
    • 消費電力:最大20W
    • 動作環境:動作温度:5~40℃、動作湿度:10~90%(結露なきこと)
  • 周囲条件:機器本体左右側面の通気孔をふさがないようにしてください。
  • 電話通知が行えないなどの問題時には、TELstaff(ソフトウェア)と機器(CTBXシリーズ)の原因切り分けが必要となります。
    切り分けの結果、機器側またはご使用環境による原因と推定される場合は、それ以上の調査を行えない場合があることを予めご承知ください。
  • CTBXシリーズと他のVoIPゲートウェイ(NT4E-BRIHWBなど)は同時に使用できません。

CTBXシリーズ制御ソフト(CT System Builder for Network)について

  • CTBXシリーズ制御ソフトはTELstaff AE Professional Edition バージョン06-06以降で使用できます。(2020/12現在)
  • CT System builder for Networkの対応OSについては個別にお問い合わせください
  • CTBXシリーズ制御ソフトは予めTELstaffインストールマシンにインストールしていただく必要がございます。

VC-SIP20CⅡ/NT-4S(BRI)/NT4E-BRIHWB

  • VoIPゲートウェイ/SIPサーバには、固定IPアドレスなどを指定いたします。
  • ファイアウォール等でファイル毎に通信許可もしくは拒否している場合は、tliptsrv.exeの通信許可登録が必要です。
  • ファイアウォールが存在し、ポート番号によるフィルタを行っている場合は、使用するポート番号について通過許可設定が必要です。
  • ファイアウォールが存在し、プロトコル単位でフィルタを行っている場合は、SIP・RTP・RTCPの通信許可が必要です。
  • IP電話のダイアル入力では、音声データに含まれるDTMF信号のみサポートしています。SIPのINFOメソッドに含まれるDTMF信号などはサポート外です。
  • VoIPルータ/SIPサーバで使用いたしますLANケーブルについてはお客様にてご用意下さい。
  • TELstaff-VoIPゲートウェイ間でネットワークアドレス変換(NAT・NAPTなど)を行う環境の場合、正常に動作しない可能性がございます。
    VoIPゲートウェイの制御にはSIPプロトコルを使用いたします。
    この際、TELstaffから「送信元IPアドレス情報をデータ部分に埋め込んだパケット」をVoIPゲートウェイへ受け渡しますが、アドレス変換される環境ではこの送信元IPアドレス情報がアドレス変換前のもののままとなり、通信が失敗する可能性がございます。
  • 電話通知が行えないなどの問題時には、TELstaffサポートサービス(@Service24)にて、TELstaff(ソフトウェア)と機器(VoIPゲートウェイ/SIPサーバ)の原因切り分けが必要となります。
    切り分けの結果、機器側またはご使用環境による原因と推定される場合は、それ以上の調査を行えない場合があります。

VoIPゲートウェイ(VC-SIP20CⅡ 、ナカヨ電子サービス株式会社製)

  • VC-SIP20CⅡに接続する電話回線は、以下の通りです。
    • INS64回線・・・同時4通話まで。INS1500回線は利用できません。
      また、INS64回線のため、DSUをご準備ください。
    • NTT 東西ひかり電話オフィスタイプ・・・回線契約による。ただし最大でも同時20通話まで。
      また、ひかり回線のため、ONUをご準備ください。
    • ひかり電話オフィスA(エース)・・・回線契約による。ただし最大でも同時20通話まで。
      また、ひかり回線のため、ONUをご準備ください。
    • NTT 東西ひかり電話A(エース)・・・回線契約による。ただし最大でも同時20通話まで。
      また、ひかり回線のため、ONUをご準備ください。
  • 接続できる電話回線は、INS64回線の場合2本まで、ひかり電話の場合1本までとなります。

VoIPゲートウェイ(NT-4S(TELstaff連携版)、日立情報通信エンジニアリング製)

  • NT-4Sに接続する電話回線は、INS64回線に接続してご使用ください。INS1500回線は利用できません。
    また、INS64回線を接続するにあたり、回線契約時にDSUをご準備ください。
  • 接続できる電話回線は、2本(4ch)です。
  • 周囲条件、サイズなどの情報は、メーカーサイトをご覧ください。

VoIPゲートウェイ(NT4E-BRIHWB(TELstaff連携版)、日立情報通信エンジニアリング製)

  • NT4E-BRIHWBに接続する電話回線は、INS64回線に接続してご使用ください。INS1500回線は利用できません。
    また、INS64回線を接続するにあたり、回線契約時にDSUをご準備ください。
  • 接続できる電話回線は、2本(4ch)です。
  • 周囲条件、サイズなどの情報は、メーカーサイトをご覧ください。

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