日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2013年4月15日
株式会社日立製作所
株式会社日立ソリューションズ
株式会社日立システムズ

業種・業務別に体系化した日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション
「FutureStage」を販売開始
日立グループの中堅・中小規模企業向けの事業強化を図るため、製品群を統合・連携して販売

 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立製作所)、株式会社日立ソリューションズ(取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)、ならびに株式会社日立システムズ(取締役社長:髙橋 直也/以下、日立システムズ)の日立グループ3社は、このたび、国内における中堅・中小規模の製造、流通・小売業向けの事業を強化します。
 今回、これまで3社がそれぞれ独自に開発、販売してきた、中堅・中小規模企業向けの生産管理や販売管理、財務・会計管理といった基幹業務パッケージ(以下、ERP(※1)パッケージ)事業において、3社の製品群を統合し、新たに業種や業務別に体系化した日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」(フューチャーステージ)として、本日から3社で販売を開始します。
 今回販売を開始する、中堅・中小規模の企業向けの「FutureStage」をはじめ、大手企業向けに拡販をしているERPパッケージまで、多様な業種や業務向けの製品群をラインアップとしてそろえ、3社が連携して販売することで、ERPパッケージ市場における日立グループのブランド力を高めるとともに、市場競合力を高め、連結ベースでの事業拡大をめざします。

※1 ERP(Enterprise Resource Planning):企業全体の経営資源を統合的に管理するシステム

国内の中堅・中小規模の企業におけるERPパッケージの導入率は、年商1,000億円以上の企業では約8割、年商50億円以上の企業でも5割を超えています。そのため、パッケージ機能のコモディティ化とともに、ERPパッケージを一括して導入・稼動する、いわゆるビッグバン導入といった手法から、昨今は企業規模や予算に合ったシステムを単体で選択して組み合わせるといった導入手法が定着しており、短納期で導入できるシステムのニーズが高まっています。

今回、製造業・流通業向けERPパッケージとして開発、販売してきた日立製作所の「GEMPLANET Ver.2」(ジェムプラネット)、日立ソリューションズの「Fit-ONE」(フィットワン)、そして日立システムズの「TENSUITE」(テンスイート)ならびに「e-RetailSeries」(イーリテールシリーズ)の製品群を統合し、新ブランド「FutureStage」として各社で販売を開始します。
 「FutureStage」は、販売管理、生産管理、財務会計、管理会計、人事給与といった各業務を、製造や流通・小売などの業種別に体系化しています。そのため、製造業・流通業の事業の成長や多様化にあわせて、単体での導入や組み合わせての導入が可能です。また、既存システムの更改として、新たに導入する場合でも、ワンストップで提供します。
 今後3社は、「FutureStage」の適用製品を共同、または分担して開発するほか、3社、ならびに、そのグループ会社が持つソリューションにも適用を広げるなど、ラインアップを拡充していきます。

■ 「FutureStage」の製品群の統合、ブランド統一についての概要図

「FutureStage」の製品群の統合、ブランド統一についての概要図

■ 「FutureStage」の商品(基幹業務パッケージ)ラインアップ

「FutureStage」の商品(基幹業務パッケージ)ラインアップ

■ 価格ならびに出荷開始時期

サービス名 価格 出荷開始時期
日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」 個別見積 2013年7月1日

■ 「FutureStage」に関するホームページ: 

■ 販売目標: 

2015年度に300億円

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:安藤
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

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