日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

ニュースリリース

2017年10月26日
株式会社日立ソリューションズ

車載通信基盤「C2X Middleware Platform」が
世界の主要な欧州、米国、日本のITS標準規格に対応

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は、コネクテッド・カーでの活用が期待され、車車間および路車間の無線通信に用いる「C2X*1 Middleware Platform」を日本のITS(高度道路交通システム)標準規格に対応させ、10月27日から販売開始します。これにより、従来の欧州と米国に加え、世界の主要なITS(高度道路交通システム)標準規格に対応したことになります。
 「C2X Middleware Platform」は、車車間・路車間のリアルタイム無線通信で用いられる通信ミドルウェア基盤です。自動車の位置や速度、制御などの車両情報や、周辺の標識や路側センサーなどから得た道路インフラの情報を、無線通信によって車両間で相互に交換して運転支援につなげるアプリケーション開発を支援します。
 今回、「C2X Middleware Platform」が世界の主要規格に対応したことで、自動車部品メーカーや無線通信機器メーカーをはじめとする企業は、メッセージフォーマットや通信プロトコルなどの各規格の差異に関係なく、同一のC2X向けアプリケーションをグローバル市場に展開することが可能となります。
 日立ソリューションズは、今後も、C2X関連技術のリーディングカンパニーとして、より安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

*1 C2X(Car-to-X)は、自動車と自動車(C2C: Car-to-Car)、または自動車と信号機や道路標識などの道路インフラ(C2I: Car-to-Infrastructure)が、ITインフラを介さずに直接無線通信して情報を交換し、安全運転や環境に配慮した運転を支援することを目的とする仕組みである。

■ 背景

昨今、コネクテッドカーや自動運転の実用化に向けた取り組みが進む中、車車間および路車間のリアルタイム無線通信を通じて、人や自動車、道路などの交通インフラが相互に情報のやり取りを行い、事故や渋滞などの道路交通の問題を解決する協調型のITSへのニーズが一層高まっています。
 しかしながら、国により標準規格が異なるため、C2X向けアプリケーションにおいては、各規格に応じて個別に開発する必要があり、設計や開発工数、テスト工数の増大が問題となっています。
 日立ソリューションズは、これまで欧州電気通信標準化機構(ETSI)*2や、米国SAEインターナショナル*3のITS標準規格に対応した通信ミドルウェア基盤を提供してきました。
 このたび、日本におけるITSの基盤技術の実用化と運用支援を行うITS Connect推進協議会への海外企業の加入や、C2X通信を活用した運転支援システムの市場投入が進む中、日本のITS Connect通信規格に本製品をいち早く対応することで、国内外の企業の車載無線通信機器や組み込みソフトウェアへの導入を支援します。

*2 European Telecommunications Standards Institute :欧州における通信、テレビ放送、高度道路交通システム(ITS)などの電気通信産業に関する独立非営利の標準化機構

*3 Society of Automotive Engineers International :自動車、商用車、建設機械などの業界の技術者および専門家による団体。活動の中心は米国の自動車産業界で、車両の設計、製造、試験、および性能に関連する多くの標準を策定している

■ 協調型ITS向け車載通信基盤「C2X Middleware Platform」の主な特長

1.欧州、米国、日本の標準規格に準拠し、簡単に切り替えが可能

 世界で先行する欧州、米国、日本のITS標準規格にいち早く対応しており、簡易なパラメータ設定だけで各規格を切り替えることができます。各国で仕様の異なるデータ通信形態に対応し、本製品に搭載されるアプリケーションへの速やかなメッセージ処理を実現しています。メッセージフォーマットや通信プロトコルなどの各規格の差異に関係なく、同一のC2X向けアプリケーションをグローバルにいち早く展開することが可能となります。

2.導入時のコンサルティングから保守まで、ワンストップサービスを提供

 日立ソリューションズは、各種C2X関連団体のテストイベントや実証実験*4を通じて仕様互換性や相互接続性の検証を行い、最新の標準規格への準拠性を確保してきました。ここで培ったノウハウと実績を基に、C2Xミドルウェアの活用にあたっての導入コンサルティング、開発支援、テスト支援から保守まで、お客様を支援します。

*4 ETSI のテストイベント(Plug Tests) や、USDOT(アメリカ合衆国運輸省)のテストイベント(PlugFest)、DriveC2X(欧州の実証実験プロジェクト)、Score@F (フランスの実証実験団体)の実証実験など

■ 協調型ITS向け車載通信基盤「C2X Middleware Platform」のイメージ図

■ 販売開始時期

2017年10月27日

■ 販売価格

個別見積もり

■ 「ITS World Congress 2017 in Montreal」への出展について

 カナダのモントリオール市で開催される「ITS World Congress 2017 in Montreal」(開催期間: 10月29日~11月2日)にて、「C2X Middleware Platform」 の実機デモ展示を行います。
 「24th ITS World Congress 2017 in Montreal」  公式ページ:http://itsworldcongress2017.org/

■ 製品紹介URL:

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:安藤、竹谷
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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