日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年9月25日
株式会社日立ソリューションズ

大規模ファイルサーバー対応とファイルサーバーの5Sを実現する
「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」の最新版を販売開始

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション V4」を9月26日から販売開始します。「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション V4」では大規模ファイルサーバーに対応し、株式会社網屋(本社:東京都中央区/代表取締役 伊藤整一/以下、網屋)のサーバアクセスログ監査ツール「ALog ConVerter」と連携する「MEANSアクセスログ連携オプション」を提供することにより、サーバー内のファイルのインデックス収集時間を大幅に短縮します。また、ユーザーがファイル管理のルールや手順を正しく守る習慣をつける「躾」を新たに加え、ファイルサーバーの5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を実現します。

昨今、企業ではシステム基盤の標準化やセキュリティ向上の目的からシンクライアントを導入したり、紙から電子ファイルへとIT化を推進したりするなどにより、ファイルサーバーの使用容量の増大が進んでいます。そのため、大規模なファイルサーバーを導入する企業が増える一方で、無作法に保存されるファイルの管理負担の軽減やファイルサーバーの使用容量の制御が課題となっています。
 このような中、日立ソリューションズは、ファイルサーバーからファイル名や作成日付などのファイルのインデックスを収集し、ユーザーに不要ファイルの削除を促すことでファイルサーバーの使用容量を制御したり、用途別にファイルを分類して表示することでファイルの活用を支援したりする「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」を提供してきました。

これまでは、ファイルサーバーの5Sのうち「整理」から「清潔」に対応していましたが、最新版では、ファイルサーバーの使用状況に関する定例のレポートをメール配信する機能を追加し、ユーザーにファイル管理の「躾」を行い、ファイルサーバーの5Sをワンストップに実現します。
 また、「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション V4」では3,000万ファイルという大規模ファイルサーバーに対応するライセンスを追加するとともに、網屋の「ALog ConVerter」と連携する「MEANSアクセスログ連携オプション」を提供します。「ALog ConVerter」はサーバーの複雑なアクセスログを解析し、ユーザーの実際の操作履歴に変換し、分かりやすく整理することで、ログ監査を行う製品です。「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション V4」では、このアクセスログを活用し、ユーザーからアクセスのあったファイルだけを対象にインデックス収集することで、大幅な収集時間の短縮を実現します(特許出願済)。これによって、サーバー管理者はサーバーの規模に関わらず、バックアップ運用などに影響されずに、毎日インデックス収集を行うことができるようになり、より鮮度の高い情報でユーザーのファイルの削除や活用を支援することが可能です。また、アクセス頻度の高いファイルを見える化する機能においても、アクセスログを利用し、ファイルサーバーへの直接のアクセス履歴から、より正確な情報を提供していく予定です。
 網屋と日立ソリューションズは、両製品を組み合わせたソリューションの販売活動やシステム構築を連携して推進し、ファイルサーバーの有効活用と、運用・管理・監査の負荷軽減を支援していきます。
 このたびの発表に伴い、網屋 マーケティング本部/営業本部 本部長 石田晃太 様よりエンドースメントをいただいています。

「『MEANS ファイルサーバスリム化ソリュー ション』の最新版の販売開始を歓迎いたします。ログデータを『いつ、誰が、どのファイルに何をしたか?』というファイルアクセス履歴へ変換する『ALog ConVerter』と連携することによって、サーバー管理者はアクセスログを利用してより正確に、短時間で、より分かりやすく、毎日のインデックス収集を行うことが可能になりました。これによってより確実にファイルの棚卸しや有効活用ができるようになり、顧客の満足度が向上すると確信しております。」

■ 「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション V4」について

ファイルサーバーの5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)運用を支援します。

# 5S 内容 MEANSでの実現
1 整理 必要と不要なものを整理し、取捨選択する 未使用期間や保管期間などの条件で不要なファイルの候補を選出し、ユーザーに削除を促します。
2 整頓 ファイルを容易に探し出せるように整えて配置し、収納しておく ファイルサーバー内のフォルダ構造とは別に、検索機能を用いて整頓された分類(ビュー)を作成します。
3 清掃 仕事によって生じた、ちり・ほこり・ごみを片付ける メール添付した圧縮ファイル、念のためのコピー等、一時利用のファイルや業務に関係のないファイルを削除します。
4 清潔 整理、清掃を継続できる 削除予定のファイル数や容量を表示し、整理、清掃の状況を管理者やユーザーが常に画面上で確認できます。
5 決められたルールと手順を正しく守る習慣をつける 条件定義された不要なファイルの保管状況レポートを定期的にメール配信し、整理、清掃を習慣化します。
  • ファイルサーバーの利用状況を、ファイルの属性やユーザーの設定条件をもとに、古いファイル、ワークファイルなどを自動判別し、可視化します。可視化の結果(レポート)は、利用者全員で共有できます。また、該当条件のファイル一覧も、アクセス権を考慮したうえで、利用者全員で共有できます。
  • レポートを定期的に生成してメール配信します。
  • 利用者は所有しているファイルに絞り込み、不要ファイルを削除したり、移動したりすることができます。
  • あらかじめ設定した条件に該当するファイルを、自動的にファイルサーバーから2次ディスクに移動し、ファイルサーバーにショートカットを残すことができます。
  • MEANSサーバー1台で、3,000万ファイルまでを管理できるライセンスを提供します。(これまでは最大1,000万ファイルまでを管理)

■ 「MEANSアクセスログ連携オプション」について

「ALog ConVerter」と連携し、ファイルサーバー内のファイルからのインデックス収集時間を大幅に短縮します。100万ファイルのうち約10万ファイルが更新された環境でのインデックス収集は、従来約17時間かかっていたものが、約100分に短縮しました。(当社内での測定結果)
 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/means/sp/

■ サーバアクセスログ監査「ALog ConVerter」について

2005年9月より販売を開始したエージェント(常駐ソフト)を必要としないアクセスログ監査ツールです。ファイルサーバーへのアクセスや、ドメインログオンなどの操作をサーバーのイベントログから取得し、独自技術による分析、軽量のログファイルへの圧縮保管を可能とするオールインワンのパッケージツールです。
 URL: http://www.amiya.co.jp/solutions/alog_converter/

■ 価格(税込み)

1. MEANSファイルサーバスリム化ソリューションV4:

  • 200万ファイルまで  115.5万円
  • 400万ファイルまで  210万円
  • 1,000万ファイルまで  315万円
  • 大規模ライセンス(3,000万ファイルまで)  525万円(今回追加)

2. MEANSアクセスログ連携オプション  : 52.5万円~

3. ALog ConVerter  : 115.6万~~

■ 連携イメージ

連携イメージ

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:安藤、宮本
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 「ALog ConVerter」は、株式会社網屋の登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)