日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2015年2月12日
株式会社日立ソリューションズ

「FutureStage商社・卸向け販売管理システム」の最新版を提供開始
テンプレートの機能追加や開発フレームワークの刷新により、柔軟で拡張性の高いシステムを実現

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、「FutureStage(フューチャーステージ) 商社・卸向け販売管理システム」の最新版の提供を4月1日から開始します。
 最新版では、販売管理テンプレートに新機能を追加するとともにクラウド基盤へも対応し、また開発プロセスを効率化するフレームワークを採用しました。これにより、システム構築期間の短縮や導入コストの低減に加え、柔軟で拡張性の高い販売管理システムを実現し、より迅速な経営判断や戦略立案を支援します。

近年、企業の事業統廃合、多角化、海外展開の加速にともない、業務内容の多様化が進んでいます。そのような中、企業においては、多様化した業務に対応したパッケージ製品を活用することでシステムの導入を容易にするとともに、将来の環境変化に対応して必要機能を柔軟に追加で開発できるなどの拡張性の高い販売管理システムが求められています。

日立ソリューションズは、商社・卸のための基幹業務に必要な機能を標準化した「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム」の販売を2008年から開始し、販売管理テンプレートと豊富な部品を組み合わせるセミオーダー方式で、自由度の高い統合システム基盤として、これまで6業種 (燃料、紙、住宅設備 他)、100社以上に導入してきました。
 このたび、お客様ニーズに合致した販売管理テンプレートの機能を追加し、クラウド基盤など最新トレンドにも対応することでお客様の事業拡大に対して拡張性の高いシステム基盤を提供します。また、スケルトン※1方式の開発フレームワークの採用などにより、設計書やプログラムを標準化し、プログラム改修を容易にするなど柔軟な開発基盤を実現します。

※1 設計書、ソースコードの雛形一式のこと。

最新版の主な特長は以下のとおりです。

1. 販売管理テンプレートの機能を追加、クラウド基盤での稼働をサポート

 お客様ニーズに合致したテンプレート機能として、商品別税率設定や明細単位での仕入照合、さまざまな商材に対応可能な柔軟な在庫管理単位などに対応しました。UX(User Experience)向上の観点では、直感的に理解しやすい画面デザイン、ファンクションキーも活用したキーボード主体の操作を採用しています。
 また、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼COO:東原 敏昭)の統制IT基盤提供サービス「SecureOnline」他、クラウド基盤上での稼働をサポートしており、お客様の事業拡大に対して拡張性の高いシステムの提供が可能となります。

2. 開発フレームワークやツールを採用し、開発プロセスの効率化を実現

(1)スケルトン方式による開発フレームワークを採用
 機能タイプ(登録機能、帳票出力、ワークフローなど)別に10種類のスケルトンを用意し、お客様ニーズに合わせて設計・開発者が変更できる箇所と、変更できない箇所を明確に区分けすることで属人性を排除し、設計書やプログラムの標準化と生産性の向上を実現します。

(2)JavaScriptのフレームワーク「AngularJS」を採用
 JavaScriptの最新ライブラリである「AngularJS」は、HTMLとJavaScriptを分離することでHTMLコードがシンプルになり可読性が高まります。このため柔軟性が高く、少量のソースコードで多くの機能が開発できるようになるほか、タブレットやスマートフォンに適した画面開発も容易になります。

(3)画面定義ツールを提供
 画面レイアウトや項目を定義した設計書から、HTMLとJavaScriptのソースコードを自動生成するツールを提供。画面作成工程の品質と生産性の向上を実現します。

日立ソリューションズは今後も、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」を通じて、幅広いお客様の業務効率の向上や顧客満足度向上に貢献し、2018年度に「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム」の年間50億円の受注をめざします。 

■ 「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム」 最新版

■ 価格ならびに提供開始時期

サービス名 価格 提供開始時期
「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム」 個別見積 4月1日

■ 日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」について

「FutureStage」は、株式会社日立製作所、株式会社日立システムズ、株式会社日立ソリューションズ西日本、 日立ソリューションズの4社が開発・販売してきた中堅・中小規模企業向けの基幹業務パッケージを統合し、業種・業務別に体系化して2013年4月より販売している製造・流通業向け基幹業務ソリューションのブランドです。

詳細はhttp://www.hitachi.co.jp/futurestage/ をご覧ください。

■ 「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム」ホームページURL

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:ブランド・コミュニケーション部 広報・宣伝グループ
担当:竹谷、安藤
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ FutureStageは、株式会社日立製作所の日本における商品名称、商標、または登録商標です。
※ JavaScriptは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
※ SecureOnline、ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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