株式会社日本コンピュータコンサルタント様 人事総合ソリューション リシテア/就業管理クラウドサービスの導入事例やシステム構築例を紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

人事総合ソリューション リシテア/就業管理クラウドサービスの導入事例

株式会社日本コンピュータコンサルタント様

正確かつタイムリーな勤務状況の把握により、リモートワークでの適切な勤務マネジメントを実現

システムインテグレータの株式会社日本コンピュータコンサルタントは、自社開発の勤怠管理システムから労働法令や社会の変化に柔軟かつ迅速に対応できる「リシテア/就業管理クラウドサービス」に刷新。勤務状況の正確かつタイムリーな把握が可能になったことで社員および管理職の意識に変化が見られ、働き方改革への歩みを進めるきっかけになっています。

メインイメージ
課題
導入後
社員の自主的な入力に基づく申請で、客観的な記録(打刻)が取得できない
PCやスマートフォンからのWeb打刻により、始業・終業時刻の客観的な記録を取得
勤務実績の入力作業が月末に集中し、タイムリーに勤務状況を把握できない
日々入力・日々承認を徹底し、勤務状況の正確かつタイムリーな把握により、適切な勤務マネジメントを実現
コロナ禍で在宅勤務が始まり、部下の残業状況や社員の健康状態を管理しにくい
働く場所を問わずに使用でき、フォローが必要な部下を直感的に把握

背景

自社開発の勤怠管理システムから時代に合った変化に強い勤怠管理クラウドサービスへの刷新を検討

栗原 氏総務部 総務課 課長
栗原 早奈恵 氏

日立系ソフトウェア会社のパートナーとして1980年に創業した日本コンピュータコンサルタント。創業以来、銀行、証券会社、官公庁などの幅広いお客様が抱える課題を解決すべくシステム開発を行ってきた同社は、システムインテグレータとして業界に確固たる地位を築く一方で、介護業務支援ソフト「介舟(かいしゅう)ファミリー」を事業の大きな柱の一つに据え、強みを発揮しています。

同社は、約20年にわたり、社内でスクラッチ開発した勤怠管理システムを使用してきました。しかし、時代の変化とともに法改正への対応が難しくなり、労働法令や社会の変化に柔軟かつ迅速に対応できるシステムを探し始めました。

「使い勝手に不満があったわけではありませんが、どんなに促しても、月末にまとめて勤務時間を入力する社員が多く、残業時間の超過に気づけなかったり、月末に事務処理が集中して上長や管理部門の負荷が増えたりといった課題がありました」と栗原氏は振り返ります。さらにコロナ禍で在宅勤務が始まり、目視で労働状況を把握しにくくなったことも、システム刷新への動きを後押ししたと言えるでしょう。

取り組み

多様な働き方に対応する柔軟性と拡張性が決め手に

顧客先で勤務している社員の中には、勤務時間が変則的なケースもあり、新たに採用するシステムには、第一に多様な働き方に柔軟に対応できるツールであることが求められました。検討を始めてまもなく、「リシテア/就業管理クラウドサービス(以下、リシテア)」が有力候補に挙がったのは、日立ソリューションズで受託開発業務に携わっている社員が実際に使用しており、その評価を直接聞けたことに加え、すでに操作に慣れているという点でアドバンテージがあったからです。また、日立ソリューションズ自身が使っているシステムであることも、大きな信頼感、安心感につながりました。

「データ出力機能が充実していたのも大きなポイントです。『リシテア』が持つ勤務実績データを分析したり、周辺システムに連携できれば、データ活用の可能性が広がります」(栗原氏)

さらにもう一つ、工数管理のための機能を備えている点も評価のポイントになりました。プロジェクトごとに実施している工数管理を将来的に就業管理に組み込みたいという要望が挙がっているためです。

効果

勤務状況の可視化を機に社員や管理職の意識にも変化

小金 氏総務部 総務課
小金 充 氏
中西 氏総務部 総務課
中西 玄貴 氏

2022年4月の本稼働から約半年が経ち、以前の状況は大きく改善されました。毎日、パソコンやスマートフォンからのWeb打刻を通じて出退勤管理が行われるため、リアルタイムで社員の勤務状況を把握できるようになり、締め作業に追われていた管理部門の負荷は大幅に軽減されました。

「勤務実績の申請状況や残業時間、年次有給休暇の取得状況がグラフで視覚的に把握できるので、非常に分かりやすいですね」(小金氏)

栗原氏も、「出退勤時間が正確に打刻されるようになり、勤務状況が可視化され、自身の勤務実績を客観的に把握できるようになったことで、社員の意識にも変化が生まれつつあります」と語ります。さらに、一方では管理職にも変化が見られています。

「『リシテア』の導入を機に日々承認が定着してきており、労務管理や部下の健康管理など、管理職が担うべき大切な業務に意識が向けられるようになりました。コロナ禍で在宅勤務中心になりましたが、日々承認することで離れて働く部下の残業状況もタイムリーに把握でき、適切な勤務マネジメントに役立っています」(中西氏)

管理部門では、月末の未入力・未承認フォロー業務や各種チェック作業が「リシテア」の機能により省力化され、部署異動などの社員発令も事前に登録できるようになり、業務が効率化されました。

展望

社員一人ひとりに寄り添う心地よい働き方の実現へ

今後のさらなる活用として、「リシテア」上に蓄積されていく情報を、働き方改革に生かしていきたいとの考えもあります。その先には、工数管理の導入も視野に入れています。

「残業時間の削減や年次有給休暇の消化率向上が課題となるなかで、『リシテア』を通じて改善への取り組みを進め、社員一人ひとりに寄り添う心地よい働き方を実現していきたいですね」(栗原氏)

企業の持続的成長に向けて、時代に合った柔軟な働き方、社員の健康、さらには労働生産性といった観点から最適な働き方を模索していくうえで、「リシテア」が社員、管理部門、経営層に新たな気づきを提供しようとしています。

変化に強い勤怠管理システムが企業の持続的成長を支援

  • 客観的な記録による労働時間の把握に対応
  • 勤務状況の視覚表示で勤務の偏りの是正や長時間残業防止のための事前対策を促進
  • 入力手段の一つとして外出先でのスマートフォンからの打刻にも対応
  • 時間と場所にとらわれない多様な働き方を支援
タブレット
スマホ

PC、スマートフォンから簡単に入力でき、日々の入力を促進

株式会社日本コンピュータコンサルタント

所在地 神奈川県横浜市神奈川区栄町5番地1 横浜クリエーションスクエア 6F 株式会社日本コンピュータコンサルタント
設立 1980年8月29日
従業員数 234名(2022年11月1日時点)
事業内容 システムインテグレータ
URL https://www.n-c-c.co.jp/

導入事例ダウンロード

本事例の内容は2022年12月16日公開当時のものです。

最終更新日:2022年12月16日