OEE分析・改善サービス とは

OEE(総合設備効率)を評価指標に、製造業の生産効率向上を実現。独自のアルゴリズムによる分析で、製造現場のロスを顕在化し、製造ラインの継続的な改善を支援します。

このようなお悩みはありませんか?

  • 課題
  • 解決
  • 課題

    • 設備からデータは取れているが、活用の仕方が分からない。
  • 解決

    設備から取得したデータからOEEを算出し、その推移をダッシュボードで見える化します。

  • 課題

    • 設備の故障、チョコ停、起動・停止、段取などのロスが見えない。
  • 解決

    要因分析機能により、OEE低下の要因(ロス)をブレークダウンすることができます。

  • 課題

    • どのロスが生産性向上のボトルネックになっているか分からない。
  • 解決

    クリティカルなロスを明確にし、改善のための的確な判断とアクションへ繋げます。

概要

OEE分析・改善サービスは、製造現場のKPIであるOEE(*)を日々共有し、段階的な分析により、クリティカルなロスを追求するためのサービスです。
製造ロスの要因を追求して改善のPDCAサイクルを回し、継続的な改善を支援します。

  • :Overall Equipment Effectiveness:総合設備効率(稼働率×性能×品質)
      ISO22400(製造管理KPI国際標準)準拠

特長

  • OEEの現状と問題を把握可能

    OEEとその構成要素である稼働率・性能・品質の推移を見える化することで、現状を把握。さらに、製品別・工程別・時間帯別の要因分析機能で、ロス要因の追求やボトルネックを特定することが可能です。

  • 製造ロスを改善可能

    分析結果をもとに、稼動のロス・性能のロス・不良のロスへの適切な対策を行うことで、多品種少量化や短納期化に伴う「製造ロスの拡大」に対応。コスト競争力強化に貢献します。

  • 改善活動を繰り返すことが可能

    改善を単発で終わらせず、PDCAサイクルを繰り返し回すことで、継続的な改善が可能です。

機能

現状把握・改善確認機能

OEEとその構成要素である稼働率・性能・品質の遷移を折れ線グラフで表示する機能です。
日・週・月単位での推移を見える化することで、稼働率・性能・品質のうち、OEEへの影響が大きいKPIの把握や、改善結果の確認が可能です。

OEE遷移画面

OEEおよび稼働率、性能、品質の推移をダッシュボードで可視化

要因分析機能

稼動率・性能・品質の変動がどのような条件(製品、工程、時間帯など)で起こっているかを分析する機能です。
日立ソリューションズの独自のアルゴリズムでOEEの低下要因を分析し、ボトルネックとなる工程やロスを頻発している工程を特定します(*)。

*:特許出願中

要因分析画面(1)

製品の属性(製品種別や時間帯)が性能に与える影響を可視化し、性能低下要因を推定。

<1>生産立ち上がり時にやり直しが多い。
⇒立ち上がりロスが発生

要因分析画面(2)

製造工程別の作業時間分布から、ボトルネックとなる工程やロスを頻発している工程を特定(特許出願中)。

<2>他の工程と比較して作業時間が長い。
⇒ボトルネックとなる工程

<3>散発的な作業時間超過が発生。
⇒チョコ停などのロスが頻発している工程

価格

個別にお見積もりいたします。

最終更新日:2017年5月9日

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