通信プロトコル変換ソフトウェア とは

任意のシステム間を任意のプロトコルで接続。プロトコルを意識せずに、システム開発を実現できます。

通信プロトコル変換ソフトウェアの概要

通信プロトコル変換ソフトウェアは、任意のシステム間を任意のプロトコルで接続します。ユーザーはプロトコルを意識せず、システムを開発することができます。そのため、容易に、かつスピーディーにシステム構築が可能となり、開発期間短縮・開発費削減などによりシステム開発効率が大幅に向上します。

通信プロトコル変換ソフトウェアの特長

任意のシステム間を任意のプロトコルで接続を実現する接続性、 トランザクションを利用したシステムの信頼性、 スケジュール制御などによる性能向上、 各種情報取得機能、トラブルシュート機能による運用性・保守性、障害発生時の各種リカバリーによる可用性、これらを兼ね備えたものが通信プロトコル変換ソフトウェアです。

接続性

  • 任意のシステム間を任意のプロトコルで接続可能
  • フォーマット変換規則を定義することにより、任意のフォーマットのメッセージを自動変換
  • マシンコードが違うシステム間を連携する場合、コードを自動変換

信頼性

  • トランザクション制御により、送受信メッセージと各リソースの整合性を保証(*1)
  • メッセージを高信頼ファイルに保存、再送や参照が可能

性能

  • スケジュール制御・プロセス制御により、リクエストの負荷分散を行い、安定した高性能システムを構築可能(*1)

運用性

  • 稼働情報・統計情報・トラブルシュート情報を自動取得

可用性

  • 各種リカバリー用機能や閉塞機能により、障害の自動回復・局所化を実現
  • HA製品との連携により、系切り替え構成も可能(*1)
  • *1トランザクションモードの場合、利用することが可能です。

通信プロトコル変換ソフトウェアの機能

多種多様なシステム間の接続を低コストで実現可能
システム間のプロトコルのシームレス化により、システム開発効率を向上させ、開発期間の短縮、開発費の削減に寄与することができます。

システム構成

システム要件に合った信頼性の確保が可能
高度な信頼性を確保したシステムを構築する際、トランザクション機能が利用されます。
通信プロトコル変換ソフトウェアでは、システムの信頼性要件によりトランザクション機能の使用有無を選択できるよう、次の動作モードを用意しています。

  • トランザクションモード
  • 非トランザクションモード

アプリケーション連携方式

アプリケーション連携をより簡単に
通信プロトコル変換ソフトウェアは、アプリケーション間の連携方式として、次の2方式を提供します。

  • ゲートウェイ方式 ⇒ 通信で連携
  • アプリケーションインタフェース(API)方式 ⇒ 関数呼び出しと通信で連携

最終更新日:2020年6月25日

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