TELstaff クラウド型通報管理サービスとは?

本ページでは、日立ソリューションズの提供するSaaS「TELstaff クラウド型通報管理サービス」をご紹介します。
このページをご参照いただくことで、以下のことがわかります。

本サービスの概要
本サービスが解決するお客さまの課題
本サービスのよくある利用シーン
本サービスのメリット
本サービスのデメリット
本サービスの価格
資料ダウンロード
問い合わせ先
本サービスのよくあるご質問

お客さまの課題を本サービスで解決できそうか、ぜひご確認ください。


TELstaff クラウド型通報管理サービスは、通知手段と通知先の管理に特化したクラウドサービス(SaaS)です。

クラウドサービスとして提供

クラウドサービスとして提供されるため、お客さまにてサーバーや電話発信機器、電話回線などのご用意が不要です。

通知の自動化を実現

通知のきっかけとなる事象が起きた際に、メール送信やコマンド・REST API実行を行っていただくことにより自動で通知を行います。

通知先の一元管理を実現

クラウド上で通知先の情報(電話番号やメールアドレスなど)を管理できるようになります。
これまで個々の監視システムなどに登録していた連絡先を本サービスで一元管理できるようになります。

電話やEメール、SMS(ショートメッセージサービス)、チャットなどの通知手段に対応

本サービスはさまざまな通知手段に対応しています。
気が付きやすい通知手段はお客さまにより異なりますので、お客さまにとってより気が付きやすい通知手段を選択いただけます。

[電話通知のメリット]

電話は確認(プッシュ操作)されるまで繰り返し連絡ができます。
また、確認されない場合は代替連絡先への通知の引継ぎを行うことで、確実性の高い通知を実現します。

[Eメールのメリット]

汎用性の高い通知手段としてEメールを利用できます。
大量の文字情報でも見やすく送付でき、受信環境をお持ちの方が多いというメリットがあります。

[SMS(ショートメッセージサービス)のメリット]

Eメールは利用されるシーンが多いため、重要なメールが埋もれてしまうケースがあります。
SMSはそもそもとして受信量が少ないケースが多く、見落としにくい通知手段といえます。

[チャット(Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS)のメリット]

ビジネスチャットを利用している企業では、Eメールよりも気が付きやすいケースがあるようです。
また、担当チームチャットに通知することでそのまま対応を協議することもでき、スムーズな対応につながります。

TELstaff クラウド型通報管理サービスが解決できるお客さまの主な課題は以下のとおりです。

・重要な連絡(障害発生)にすぐに気が付けずに障害対応が遅れ、大きな機会損失が発生した
・重要な連絡が発生する可能性があるため電話連絡オペレータを待機させているが、大きなコストがかかっている
・お金を生まない業務である通報業務の工数・費用を減らしたい

このような課題から見えてくるお客さまのご要望は以下のようなものです。

素早く確実に連絡してほしい
電話連絡を自動化したい
障害通知の管理には、操作・メンテナンスが簡単なサービスを利用したい

該当する課題がありましたら、TELstaff クラウド型通報管理サービスで解決できる可能性があります。

TELstaff クラウド型通報管理サービスをご活用いただけるシーンはさまざまなものが考えられます。
例として以下のようなシーンがございます。

・IT運用管理における障害通知
・IoTの運用管理における通知
・OTにおける通知

特に多い利用シーンは「IT運用管理における障害通知」です。
本サービスが必要とされるのは、以下のようなケースです。

確実性の高い連絡が必要
即時性の高い連絡が必要
人手で対応するとコストが高額になるのでそれは避けたい(自動化したい)

ITシステムの障害は社内外への影響が大きいことがあり、そのようなケースでは確実性・即時性の高い連絡と障害対応が求められます。
しかしそのような業務にも関わらず、売上を生み出す分野ではないがためにコストをかけられないジレンマがあります。

IoTやOT分野でもメール通知は利用されているケースがあるようですので、今後確実性の高い通知を求められるシーンも出てくるものと考えております。

TELstaff クラウド型通報管理サービスは類似サービスと比較してさまざまなメリットがあります。

さまざまな通知手段を利用できる

電話、Eメール、SMS(ショートメッセージサービス)、チャット(Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS)を利用でき、お客さまにとって気が付きやすい通知手段をご利用いただけます。

確実性の高い通知手段を利用できる

電話通知では、受話者が確認操作(プッシュ操作)を行うまで繰り返し連絡をしたり、確認されなかった場合に別の方に連絡(エスカレーション)することができるので、「誰も障害の発生に気が付かなかった」という事態の防止に活用できます。

インシデント管理までしなくていい

電話通知を自動化するサービスの中にはインシデント管理と通知がセットになっているものがあります。
通知はインシデント管理と近しい分野ですので、インシデント管理も求められている場合はそのようなサービスをご利用いただくのがお勧めです。
一方、「インシデント管理まではしなくていい(既存の別の仕組みがある)けど、電話通知だけ自動化したい」といったご要望もあります。
そのような場合、本サービスはインシデント管理不要で電話通知の自動化ができますので、ご要件に合うかと存じます。

プログラミング不要で利用できる

メール送信やコマンド実行で連携させることもできるため、プログラミング不要で利用できます。
連絡先の登録はWebブラウザーから操作いただけます。

日本語でサポートサービスを利用できる

本サービスは日立ソリューションズが提供するサービスです。
ライセンスはサポートもセットとなったサブスクリプションライセンスですので、サービスをご利用中は日本語でサポートサービスをご利用いただけます。
本サービスの前身であるオンプレ版のTELstaffでは20年以上のサポート提供実績がございますので、安心してサポートサービスをご利用いただけます。

TELstaff クラウド型通報管理サービスのデメリットもお伝えします。
デメリットをご認識いただいたうえで、ご利用の価値があるかをご判断ください。

有料である

本サービスはEneterprise向けの有料サービスです。
事前評価を除き、有料となります。
また、個人の方にはご利用いただけません。

利用する通知サービスの契約を別途行う必要がある

本サービスで連携するサービスについては別途ご契約いただく必要があります。
・SMS(ショートメッセージサービス)通知:Twilio
・チャット通知:Microsoft TeamsもしくはSlack、LINE WORKS

本サービスは年間契約のサブスクリプションライセンスとなります。
サービスに登録する通知先ユーザー数に応じて追加契約していただく必要があります。
なお、「電話通知追加オプション」をご使用にならない場合でも別途Twilioをご契約いただければ、本サービスの電話通知機能をご利用可能です。
費用(標準価格税抜)は以下のとおりです。

・基本契約(50ユーザー上限版):1,056,000円
・追加契約(50ユーザー追加版):264,000円
・追加契約(100ユーザー追加版):528,000円
・追加契約(電話通知追加オプション3000回分):330,000円
・追加契約(電話通知回数追加オプション50回分)(*1):5,500円
(*1):電話通知回数追加は、年間標準価格ではなく、50回の回数を追加するために必要な価格です。

資料ダウンロード

「TELstaff クラウド型通報管理サービス」の資料は以下からダウンロードできます。
個人情報の入力なしで資料をダウンロードしていただけますので、お気軽にご覧ください。

TELstaff クラウド型通報管理サービス カタログ
TELstaff クラウド型通報管理サービス リーフレット
TELstaff クラウド型通報管理サービス 紹介資料

お問い合わせ

「TELstaff クラウド型通報管理サービス」について、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
※ 恐れ入りますがこのサービスは企業向けサービスのため、個人の方にはご利用いただけません。ご了承ください。

Q:販社販売は可能ですか?
A:可能です。

Q:Twilioなど、利用の際に必要となる通知サービスの契約は日立ソリューションズ経由でできますか?
A:恐れ入りますが、当社では契約代行は行っておりません。
 お客さまにて個別にご契約をお願いします。

Q:ライセンスの「ユーザー数」とはなんですか?
A:本サービスに登録できる連絡先ユーザーの数です。
 携帯電話のアドレス帳に何人登録できるか?の考え方と似ています。
 メーリングリストを1ユーザーとして登録することも可能です。

Q:50ユーザー未満のライセンスはありませんか?
A:現時点では50ユーザー未満のライセンスの設定はございません。

Q:Twilio単体での利用や、Amazon Connectとの違いは何ですか?
A:本サービスとは以下のような点が大きく異なります。
 ・本サービスでは作りこみがいらない
 ・本サービスでは通報先情報の一元管理ができる

Q:監視系のクラウドサービスと連携できますか?
A:連携インタフェースとして受信メール連携機能やREST API連携機能を備えておりますので、インシデント発生の際に特定のメール通知やREST API(スクリプト)を実行が可能であれば連携可能です。

Q:このサービスはどんなユーザーを想定していますか?
A:確実な連絡が必要となるユーザー様を想定しているため、特定の業種・業態に限定はしておりません。
 ・IT運用管理をされている情シス部門様
 ・IoTやOTなどを含むクラウドサービスの通知を拡充したいお客さま
 ・(ユーザーではなく販売先として)上記のようなお客さまをお持ちの販社様・SIer様

Q:契約してからこのサービスを利用できるようになるのは、どのくらいかかりますか?
A:約15営業日でサービスを利用いただけるようになります。

Q:バージョンアップやメンテナンス時にサービスは止まりますか?
A:バージョンアップやメンテナンスの際にもサービスは停止しません。

Q:サービスが稼働しているプラットフォームは冗長化されていますか?
A:本サービスは冗長構成を取っております。