日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2011年12月7日
株式会社日立ソリューションズ

日立ソリューションズの「JP1ジョブ管理診断レポートサービス」により
ローソンの1日1,900万トランザクションの安定稼働を実現

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、株式会社ローソン(本社:東京都、代表取締役社長:新浪 剛史/以下、ローソン)にジョブ管理基盤の稼働状況やシステムの問題点などを診断する「JP1ジョブ管理診断レポートサービス」を提供しました。本サービスにより、膨大なジョブからなるシステムの障害予兆を捉え、問題点を解決し、1日1,900万トランザクション※1の安定稼働を実現しました。更に、サーバを増設することなくジョブを拡張できることが判ったため、余分な投資を抑えることができました。

※1データを処理するコンピュータの作業単位

 国内に10,000店を超える店舗を展開するローソンは、現在、複数ある運用管理基盤を株式会社日立製作所(本社:東京都、執行役社長:中西 宏明)の統合システム運用管理製品「JP1」に統合するプロジェクトを進めています。そのプロジェクトを推進する過程で、JP1が管理するジョブ数が、1日あたり10万件から13万件へ増加することになり、2つの課題が浮上しました。
(1) ジョブ遅延発生の原因追求
(2) ジョブ数の大幅な増加に伴うサーバ増設の必要性

 これらの課題を解決するために、日立ソリューションズはローソンの所有するJP1ジョブ管理基盤の診断を行い、稼働状況が一目で把握できるように、約30ページからなる7種類のグラフと表で"見える化"した診断結果レポートを提出しました。診断の結果、ジョブの遅延は重大な障害の予兆であることが判ったため、当社はこれまでに培ってきたJP1のノウハウを活かし、ジョブの作り方や実行結果履歴の保存世代数の削減などの改善策を提案しました。この当社によるシステムの無停止を前提にしたきめ細かな作業工程の提案と改善策の実施により、ローソンはジョブの遅延を解決することができました。また、サーバ増設の必要性に関しては、物理的にサーバを増設せず、論理的な構成変更だけで3万件のジョブを追加できることが判り、余分な投資を抑えることができました。

 日立ソリューションズは、今後も、ローソンのシステム拡張に伴うさまざまな要望にお応えし、システムの安定稼働の実現に向けた最適なソリューションを提供していきます。

■「JP1ジョブ管理診断レポートサービス」の特長

 本サービスは、JP1シリーズのジョブ管理製品「JP1/Automatic Job Management System 3」の稼働状況、性能見解やデータベースの稼働状況などの診断結果と改善策のレポートを提出します。

■「JP1ジョブ管理診断レポートサービス」のご紹介

 URL: http://www.hitachi-solutions.co.jp/jp1ajs_operation/
 本サービスは、「JP1ジョブ管理快適運用ソリューション」の中の1サービスです。

■ 本導入事例のご紹介

<本件に関するお問い合わせ先>

■日立ソリューションズ 問い合わせ窓口
 URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
 Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

■日立ソリューションズ
 担当部署:コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
 担当:鈴木、槇田
 TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ JP1は、株式会社日立製作所の商品名称です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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