日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッドインテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

ニュースリリース

2014年4月21日
株式会社日立ソリューションズ

Javaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector」の最新版を提供開始
アプリケーションの品質向上とコーディングの進捗管理を実現

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、集中型Javaコード診断ツールの最新版「anyWarp CodeDirector(エニーワープ コードディレクター)V7.3」の提供を、4月22日から開始します。
 最新版では、ソースコードの脆弱性を検知するコーディングルールを追加し、ステップ数の予定と実績を管理するレポート機能を強化しました。これにより、アプリケーションの品質向上と、コーディングのより確実な進捗管理を実現します。

高品質なアプリケーションを開発するためには、プロジェクトで定められた統一のルールとガイドラインに従うことが必要であり、非推奨のAPI(Application Program Interface)を使用したり、デッドロックやデータ競合などのマルチスレッド特有のセキュリティ問題が潜在したりしているソースコードを検知し、排除することが重要です。
 「anyWarp CodeDirector」は、Java開発におけるコーディングルール違反をプロジェクト全体で組織的にチェックすることで、Javaアプリケーションの品質と性能の向上とコーディングの進捗状況の管理を行います。
 このたび、日立ソリューションズでは、以下の通り「anyWarp CodeDirector」の機能強化を図りました。

■「anyWarp CodeDirector V7.3」の拡張機能について

1. 標準セキュアコーディングルールの追加

 「anyWarp CodeDirector」は、一般的な標準セキュアコーディングルールにより、ソースコードの脆弱性を検知しています。最新版では、18の標準セキュアコーディングルールを追加しました。これにより、主に、以下の問題を検知することができます。

(1) 不適切なロックオブジェクトの検知
 並行処理における排他制御を実現するためのロックオブジェクトにおいて、排他制御の対象となるオブジェクトとロックオブジェクトとの対応が不整合であるような、不適切な記述を検知します。

(2) finallyブロックにおける不適切な制御構造の検知
 エラーの発生の有無に関わらず必ず実行されるfinallyブロックにおいて、発生したエラーが無視されてしまうような、不適切な記述を検知します。

(3) 不適切なスレッド実行の検知
 オブジェクトの初期化が完了する前にスレッドが開始されてしまうような、不適切なスレッド実行の記述を検知します。

2. カスタマイズ可能ルールの追加

 「anyWarp CodeDirector」は、「指定したクラスを継承したクラスに対する命名規約」などプロジェクト独自のコーディングルールに沿って記述されているかを検知することが可能です。最新版では、7つのカスタマイズ可能なルールを追加しました。カスタマイズ用パラメータを指定することで、主に、以下の問題を検知することができます。

(1) パラメータでチェック対象メソッドを指定し、チェック対象メソッド内で、スーパークラス(親クラス)のメソッドが呼び出されていないことを検知するルール

(2) パラメータでチェック対象メソッドと禁止メソッドを指定し、チェック対象メソッド内で禁止メソッドが呼び出されていることを検知するルール

(3) パラメータでチェック対象型を指定し、チェック対象型を継承・実装したクラスで、インスタンス変数を宣言していることを検知するルール

3. ステップ数予実績管理機能に進捗予定と遅延の算出機能を拡張

 ステップ数予実績管理機能は、各モジュールの最終予定ステップ数とインスペクション実行時の実績ステップ数を比較し、予実績管理レポートを出力します。最新版では、特定のマイルストーン日の予定ステップ数を設定できるようになりました。特定のマイルストーン日の予定ステップ数から日々の予定ステップ数を算出し、実績と比較することで、進捗や遅延をレポートとして出力します。これにより、プロジェクトマネージャーが各モジュールにおけるコーディングの進捗状況を把握し、プロジェクトのリソース配置やスケジュールの見直しを迅速に実施することができます。

図:ステップ数予実績管理レポートの例

※ (新)は、新しく追加されたファイルにおける進捗の予定、実績、遅延
※ (改)は、既存のファイルを改定した部分における進捗の予定、実績、遅延
※ (完)は、モジュール全体における進捗の予定、実績、遅延

図:ステップ数予実績管理レポートの例

■ 動作環境

OS Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition / Enterprise Edition
Microsoft Windows XP Professional
Microsoft Windows Vista Business (SP2)
Microsoft Windows 7 Professional (SP1)
Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition (SP2) / Enterprise Edition (SP2)
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition (SP2) / Enterprise Edition (SP2)
CentOS 6.1
Java Java SE Development Kit 6,7
Eclipse Eclipse IDE 3.6, 3.7, 4.2, 4.3
ブラウザ Internet Explorer 7.0, 8.0, 9.0, 10.0

■ 価格

製品名 価格(税別)
anyWarp CodeDirector 10ユーザーライセンス : \1,000,000 ~
anyWarp CodeDirector Android オプション \200,000

■ 提供開始時期

2014年4月22日

■ ソフトウェア開発ツール群「anyWarp TestSuite」について

日立ソリューションズにおいても、テストの効率化に長年取り組んでおり、プログラミングから総合テストの各段階でテスト支援ツールを利用しています。これらのツールをスイート製品として提供するのが「anyWarp TestSuite」です。
 本ツール群は大きく以下5つのツールに分かれています。ドキュメントレビュー支援ツール「Review Coordinator」で設計時の効率・品質向上を、集中型Javaコードインスペクションツール「anyWarp CodeDirector」でプログラミング時の品質向上を、回帰テスト自動実行ツール「anyWarp Capture/Replay」および手動テスト支援ツール「anyWarp Capture/Replay Assist」で総合テストの効率・品質向上を、Webシステム性能測定ツール「Assam WebBench」で総合テスト時、運用開始後のシステムの性能監視を行うことで、設計から総合テストにわたって、テスト効率・品質向上を支援します。

■ 製品紹介URL:

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:ブランド・コミュニケーション部 広報・宣伝グループ
担当:槇田
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ Microsoft、Windows Server、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Internet Explorerは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Javaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※ Androidは、Google Inc.の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※ Eclipseは、Eclipse Foundation, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Review Coordinator、anyWarp、anyWarp CodeDirector、anyWarp TestSuite、anyWarp Capture/Replay、Assam WebBench、ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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