ページの本文へ

2ページ目|第1回 キャリアプランニングとは|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第1回キャリアプランニングとは
第1回キャリアプランニングとは

人生を左右する逆境対処能力

私たちの行く手を阻むかのように訪れるトランジション「逆境」。しかし、よりよいキャリアを積むには、こうしたストレスとうまくつきあい、プラス思考で乗り越えていくことが必要なのです。その時「逆境対処能力=adversity coping skills」を鍛えておけば、「経験」に変えていくことができます。

たとえば、不本意な人事異動に遭遇したとしましょう。これまでチャレンジしたことがない職種、新しい部署での人間関係、これまで自分が築き上げてきたクライアントとの関係を失いたくないなど、不安や不満要素があれば、「嫌だ。異動したくない。まだ今の仕事がしたいのに」と思う人が大半のはずです。

しかし、ちょっと立ち止まって考えてみてください。あなたのキャリアで、それがもっとも大切なことでしょうか? 「大きなプロジェクトを手掛けたい」「部下の気持ちが分かるリーダーになりたい」「お客様の満足度を上げたい」こんな理想がありませんか? 理想の実現のためには、逆境に負けず、次のように対応することです。

1.動揺の原因を追究する
過去を悔やむ、嘆く、変えられない状況に固執するなど、結果を生まない思考はストップします。そしてなぜ不安に感じるのか、嫌だと思う原因は何か。後ろ向きな気持ちと真剣に向かい合い、冷静に分析して原因を見つけ出します。

2.建設的な思考をする
改善できること、自分が少しでも「やりたいこと」を見つけ出します。たとえばエンジニアから営業に異動になったなら、「本当は営業向きな性格で、人事の人はそれを見抜いたのかもしれない。いつかエンジニアに戻った時、お客様と接した経験はぜったいプラスになるはずだ」など、建前や強がりであっても、作り上げてしまうことが大切です。建設的に物事を考え、進めていくうちに、見える視界が変わり、行動が伴うようになります。

これが「逆境対処能力」です。実際にこの方法を行って、成功をおさめた例をご紹介しましょう。

【JリーガーA選手の場合】ポジションの変更を告げられた時

Jリーグのあるサッカーチームに所属していたAさん。攻撃の花形ともいえるFWとして活躍していましたが、監督が交代すると、MFとなるよう指示がありました。希望どおりではないながら、しばらくは与えられた役割を担っていたAさんでしたが、また監督が代わったところで、今度はDFとしてプレーすることを求められたのです。DFの経験も少なく、FWにこだわりを持っていた彼は大きなショックを受けました。自分の希望を伝えましたが、チームの力を最優先して考える監督からは、「自分の思い通りにはいかないものだ」との苦い言葉しかありませんでした。

何日かが過ぎると、混乱していた心も落ち着いてきました。そして思い出したのです。自分には将来、サッカーの指導者になりたいという夢があったことを。「DFは不得手だと思っていたが、監督になった時、この経験はとても貴重なものになるはずだ」。思えば、FWからMFになった時にも、このように人生の大目標を思い出して自分を納得させ、結果を残したのです。今回もそう考え、納得したAさんは、DFを務め上げ、結果を残して現役を去りました。いまやAさんは、指導者になるという夢を叶え、人生を楽しんでいるそうです。

ページの先頭へ

もっと学ぶ

もっと学ぶ

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、日立ソリューションズまでお問い合わせください。

ページの先頭へ