クラブは初心者用も選択肢に入れて
前回もお話しましたが、ゴルフにはたくさんの道具が必要です。まず、ゴルフクラブの選び方をアドバイスしましょう。
ルールでは14本までOKですが、初心者ならば7~8本をそろえれば十分。初心者はクラブによって正確に距離を打ち分けることが難しいため、上級者の半分ほどの本数でも十分なのです。そろえるのは、ウッドは1番と4番、もしくは5番が必需品でしょう。アイアンは、5番から9番、それにサンドウェッジ、パターが標準です。初心者向けに、アイアンは奇数番手のみのハーフセットもあるので、それを選ぶのもよいでしょう。初心者用のクラブの場合、どれも軽量でやさしい構造で、振りやすく設計されています。ゴルフクラブはヘッドスピードなどを参考にして選ぶのが普通ですが、構えて振りやすい初心者用を選ぶのも、一つの方法です。
ボールやシューズなどは機能性でチョイス
ボールを性能で分けると、飛距離が出るディスタンスタイプとボールがよく止まるスピンタイプがあります。初心者は迷わずディスタンスタイプを選んでください。最初のうちは、よくなくしてしまいがちなので手ごろな価格のもので十分です。1ラウンドにつき20個くらい用意しておきましょう。
シューズ選びも重要です。1回のプレーで約10km、それも山坂を歩きますから、価格だけで決めずに履き心地のよいタイプを選んでください。軽量で防水加工された機能がおすすめです。ゴルフ用のソックスは厚めですので、靴のサイズは、少し大きめがいいでしょう。