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<後編>心と体を上手にコントロールする!の1ページ目|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

ストレスに負けない、かっこよく見える"ビジネスパーソンのための"ピラティス入門」<後編>心と体を上手にコントロールする!ストレスに負けない、かっこよく見える"ビジネスパーソンのための"ピラティス入門」<後編>心と体を上手にコントロールする!

ストレスの多い現代社会において、精神面での問題が身体に影響を与え、様々な疾病や不調を引き起こす原因になっているといわれています。しかし、逆に体をリラックスさせることで、心が癒されたり、やる気が湧いたりすることもありますよね。ピラティスは、そんな「心身相関」の考え方に基づくメソッド。体を緩め整えることで、心身の健康状態を整えることを目的としています。そこで、今回は心のコントロールをテーマに、ピラティスのトレーニング方法を紹介します。

「<前編>疲れ知らずのカラダを手に入れる!」はこちら

Chapter01「だるい、やる気が起きない朝」のピラティス

栗山先生に「心身相関」についてうかがう

心と体は常にひとつでつながっているといわれている。確かに、仕事が面白い時には、体の疲労感など感じることはない。逆に、ストレスにさらされ続けた時には精神的にも肉体的にも疲労感が感じられる。昔から「病は気から」という言葉があるように、心と体は綿密に関係している。「ピラティス」は、そうした心と体の関係を科学的に検証し、心を整える効果を意識して開発されてきたという。

「『心身相関』というのですが、心の状態が身体に反映してしまうことを指します。心が疲れると体の不調に現れる、体に疲労がたまっているとちょっとしたトラブルにも心がまいってしまう。思い当たることはありませんか」

心と体が影響し合う「心身相関」の考え方

栗山先生が語るように、どちらかの不調が引き金となって心身のバランスを失ってしまうことは多い。知らず知らずのうちに無理がたたって、何をするにもおっくうになり、活動性や意欲が低下し、朝に起きられなくなったり、昼間の業務時間に急に疲労感を感じたり、夜眠れなくなったり、さまざまな症状が生じてくる。ひどくなれば、胃潰瘍やアレルギー、鬱などにもつながるという。

「心身の疲労や不調は、溜めないことが一番。問題が小さいうちに上手に解消し、心身の状態を、その時々に合わせてチューニングすることが大切なんですよ。よく例えるのは、バーナーの火。強すぎては緊張しすぎますし、弱すぎてはやる気が湧かない。ちょうどいい加減に調整することが大切。そのコントロール手法として、体を使うというわけです」

心のバーナーを調整することが大事

では、まずは朝を考えてみよう。気持ちよく起きられればよいが、前日の疲れを持ち越していたり、その日に緊張を強いられるアポイントがはいっていたりすると、途端に起きるのがおっくうになる。

「朝に気持ちよく目覚めて1日をスムーズにスタートさせるためには、体をゆっくりと目覚めさせ、頭から体の隅々まで新鮮な空気を取り込ませることが大切です。まずは、ベッドの中ではじめられるピラティスを紹介しますので、ぜひ朝の弱い方もやってみてください」

ベッドの中でできる「目覚め」のピラティス<その1>
ベッドの中でうつぶせに寝て、足先までしっかりと伸ばす。
次へ
手を耳の脇に置き、恥骨を起点にして、ゆっくりと横隔膜式呼吸をしながら上体を起こす。
次へ
手は軽く突っ張り、頭は空から1本の糸によって吊るされていることを想像する。頭が一番上まで来たら、吐きながら上体を下げる。1~4を何度か繰り返す。
  • ベッドの中でうつぶせに寝て、足先までしっかりと伸ばす。
  • 手を耳の脇に置き、恥骨を起点にして、ゆっくりと横隔膜式呼吸をしながら上体を起こす。
  • 手は軽く突っ張り、頭は空から1本の糸によって吊るされていることを想像する。
  • 頭が一番上まで来たら、吐きながら上体を下げる。
  • 1~4を何度か繰り返す。

朝のピラティスの一番のポイントは、「生まれ変わった」というイメージを持つことだという。たとえ、室内の空気が淀んでいたとしても、肺の中に入ってくる空気は高原の新鮮な空気であると想像するとよいという。同時に、眠っていた時に身体の中にたまった老廃物が息と一緒に出ていくことを想像する。

「しっかり自分の中の空気が入れ替わったことを意識したら、次はゆっくりと起き上がっていきます。いきなり起き上がるのではなく、ゆっくりと積み上げていくような気持ちで背骨を起こすことで、心身の負担が少なく気持ちよく起き上がれますよ」

ベッドの中でできる「目覚め」のピラティス<その2>
うつぶせで足を折り畳んで膝を胸につけ、吐く息とともに、手をできるだけ遠くに伸ばし、背骨を伸ばす。息を吸いながら、背骨を積み上げるようなつもりで上体を起こす。次へ
次へ
背中を丸めて、ゆっくりと起き上がる。頭を上げないように注意。
次へ
上体を起こしたら呼吸を整える。1~4を何度か繰り返す。
  • うつぶせで足を折り畳んで膝を胸につけ、吐く息とともに、手をできるだけ遠くに伸ばし、背骨を伸ばす。
  • 息を吸いながら、背骨を積み上げるようなつもりで上体を起こす。
  • 背中を丸めて、ゆっくりと起き上がる。頭を上げないように注意。
  • 上体を起こしたら呼吸を整える。
  • 1~4を何度か繰り返す。

これならば、どんなに朝が弱い人でもベッドの中で、数分間でできてしまう。数回繰り返すうちに、頭がすっきりしてきそうである。自分が新しくなったようなイメージを持つと、さらに効果的だという。

「『あー』でも、『朝起きたー』でも、『よーし、今日はやるぞ』でも、声を出すとさらに効果が上がりますよ」とのこと。ちょっとしたイメージトレーニングを合わせて行なうことで、気持ちよく1日をはじめることができるというわけだ。

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栗山法子先生 写真
栗山法子先生
Noriko Kuriyama
プロフィール
国際医療福祉大学を卒業後、理学療法士として総合病院に勤務する。正しく身体を使うことができずに痛みをかかえる患者へのリハビリテーションを担当し、コアやボディバランスの重要性を実感。障害予防に関わりたいとの思いからネバダ州立大学公認ピラティス指導者資格を取得。現在、ソウルオリンピック シンクロナイズドスイミング銅メダリストである田中ウルヴェ京氏が主催する、DMJボディバランシングの東京スタジオでレッスンを行なっている。
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タカハシ 写真
「生徒のタカハシです。もともと目が悪いのと、日々のパソコン作業のためか、肩こりがひどく、姿勢が悪いといわれるのが悩みの種。運動はあまり好きな方ではないので、比較的簡単で毎日少しずつでも効果があるという「ピラティス」に興味津々です。」

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、日立ソリューションズまでお問い合わせください。

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