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Chapter7 1本のペンでできる心理的手法|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

ストレスをコントロールできればパフォーマンスも上がる 『ストレスマネジメント』とは?ストレスをコントロールできればパフォーマンスも上がる 『ストレスマネジメント』とは?

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Chapter071本のペンでできる心理的手法

1本のペンでできる心理的手法メンタルタフネスを高めるためには、自分自身をよく知ることが大事というのは最初に述べました。しかし、なかなか自分自身のことというのはわからないもの。そこで心理面からメンタルタフネスを高めるため、大きな味方になってくれるものがあります。
それは「1本のペン&紙(ノート)」。これだけです。
自分の現在の感情や状況を書く。それだけでさまざまなことが整理され、予想以上の効果があるはずです。習慣化するためにも、専用のノートを1冊用意することをおすすめします。

【ビリーフチェンジ】

仕事でミスをしてしまった時「なんで失敗してしまうんだろう」「自分はダメなやつだ」と思う人と、「過ぎたことは仕方ない、次にミスしないように頑張ろう」「勉強になった」と考える人がいます。この違いは思考の違い、自分の中にある「コア・ビリーフ(中核の信念)」と言われるものの違い。これは簡単に言ってしまうと“ 考え方の癖”です。このコア・ビリーフがポジティブな人は殆どのことにポジティブな見方をしますが、ネガティブな人は物事をネガティブに見がち。コア・ビリーフをポジティブに変えていくための方法がこの「ビリーフチェンジ」です。

①紙の中央に縦に1本線を引く
②その日の終わりに、一日の出来事を紙の左側に書き出す。細かくなくてOK
③その中で自分にとって少しでもネガティブな体験、出来事があれば◯をする
④その◯をした出来事の右側にポジティブな捉え方を考え書き出す

紙に今日の出来事を書き出し、ネガティブな体験をポジティブにとらえ直してみよう

紙に今日の出来事を書き出し、ネガティブな体験をポジティブにとらえ直してみよう

例えば左に「同僚のA に嫌なことを言われた」と書いたなら、右側には「人が言われると嫌なことを学べた」。「ミスをして上司に怒られた」なら「同じミスを繰り返さないようにするため言ってくれた」というように。
自分の心や考え方を変えるためには日々のトレーニングが必要。そのために、まずは紙に書いて目に見える形にすることが重要なのです。習慣化していけば、いつしか紙に書きださなくても大丈夫になるはずです。

【ストレス抽出法】

自分が抱えているストレスというのは、意外と把握できていないものです。しかし私達は自分の抱える悩みや不安感を客観的に捉えることができて、初めてその一つ一つの問題に向きあえます。悩みがあるのにそこから目を背けていると、いつまでたっても解消できません。そんな時に効果的なのがこの「ストレス抽出法」です。

①自分のストレスをすべて書き出す
悩んでいること、不安なこと、モヤモヤすることなど小さいことも全て書いてください。
②それらをカテゴリー分けする
それぞれに「◯◯ストレス」というようにカテゴリー名をつけてみましょう
③自分のストレス傾向を客観的に見つめる

ストレスを書き出し、名前を付けてカテゴリ分けすることでスッキリすることも

ストレスを書き出し、名前を付けてカテゴリ分けすることでスッキリすることも

例えば「A 社の仕事に関するストレスが多いな」「上司のB さんに関するストレスが多いな」など、書き出すことで傾向が見えてくるはずです。

もちろんストレスを顕在化したからといって問題がいきなり解決するわけではありません。しかし不思議なもので、こうやって顕在化させることで心のなかの整理ができます。自分はどんなことに悩んでいるのか、どんなものなのか、どんな傾向があるのか……それがわかるだけでも心が軽くなるもの。
時折、普段自分が思い込んでいるストレスの原因と、実際の原因が食い違っていることがあります。「実は自分はこのことが嫌だったんだ」と気づくことで、本当にストレスを軽減できるのです。そのためにも一度、この方法を試してみましょう。いわば「心の棚卸し」。半年や1年に1回など、定期的に行うのをおすすめします。

次は、「認知(考え方・物の捉え方)」に働きかけて気持ちを楽にする方法にトライしてみましょう。

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公開日:2014年6月16日
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