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Chapter 7 効果や知識の定着 忘れない脳をつくる和田式「暗記術」|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

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Chapter07効果や知識の定着  忘れない脳をつくる和田式「暗記術」

ただがむしゃらに知識を詰め込んでも、脳は次々と記憶を上書きしてしまい、せっかくの勉強の効果が半減してしまうことも。忘れない脳をつくるために、脳の性質を知って、効果的な勉強をしましょう。

NG例

NG例 1 試験勉強

機械的に暗記しようとするが、若い頃に比べて暗記できない。

和田式勉強法で改善!

機械的に記憶した知識はアウトプットしにくい
大人の勉強には理解型の暗記が有効!

機械的に記憶した知識はアウトプットしにくい 大人の勉強には理解型の暗記が有効!

そもそも、いくら情報をインプットしても、知識化されないとそれは思考には利用できませんし、言葉や文章としてアウトプットすることもできません。方程式を暗記しても、理解して暗記していなければただの記号の羅列であり、問題解けるようになるわけではないのです。暗記と理解は相反することではなく、むしろ効率的に暗記するためには理解することが不可欠なのです。

一般的に大人になると記憶力は衰えますが、逆に伸びることもあります。それは、積み重ねてきた経験と知識から生まれる理解力を、記憶の入力にうまく利用できたケースです。

例えば、若い頃にはなかなかお経が覚えられなかったのに、30代以降になって経典を覚えるスピードが速くなったという僧侶がいるそうですが、これは経典の真意をよく理解できるようになったからだと言えます。

古い情報に新しい情報を結びつけることで理解力は確実に高まります。だから、大人が記憶する場合には古い知識をできるだけ活かすことを意識するとよいでしょう。

NG例

NG例 2 自己啓発

参考書などを読むことが勉強の中心だ。

和田式勉強法で改善!

「勉強は肉体労働」だ!
「視覚」「聴覚」「触覚」をフルに活用せよ

「勉強は肉体労働」だ! 「視覚」「聴覚」「触覚」をフルに活用せよ

本を読んだり、問題集を解いたり、勉強する時に視覚に頼っている人は多いのではないでしょうか。しかし、視覚だけから入った情報よりも、複数の器官から入った情報の方がずっと記憶に残りやすくなります。

まず、聴覚の活用は、長期にわたって持続する「長期記憶」の定着に非常に効果的です。例えば、「詩」はなかなか暗記できませんが、メロディーにのせた「歌詞」は簡単に頭に入ってはなれません。

また、本で読むよりも、人から聞いた話はよく覚えていませんか? いわゆる「耳学問」というもので、記憶の歩留りという意味では非常に有効です。これは話し相手がいなくても有効で、自分で「音読」すればよいのです。声を出し、耳で聞くという行為は複数の器官を刺激します。

さらに、記憶の定着を目指すなら「触覚」も使いましょう。具体的には手で書いて覚えるという方法になります。手を動かすことで運動神経を使うため脳が活性化されます。

目で読み、声を出し、耳で聞き、手で書き、使える感覚をフルに使ってこそ、ようやく脳が覚えようとしてくれます。まさに、「勉強は肉体労働」なのです。

NG例

NG例 3 試験勉強

記憶型の勉強をする時は、2~3時間まとまった時間を確保してから集中してやるようにしている。

和田式勉強法で改善!

脳の情報は次々と上書きされる!
記憶型の勉強をする時は「1時間×2回」が効果的

脳の情報は次々と上書きされる! 記憶型の勉強をする時は「1時間×2回」が効果的

新しい情報を次々と脳に送り込むと、前に送り込んでいた情報に上書きされて、情報がどんどん消えていきます。このように、新しい学習によって、古い記憶の定着が阻害されてしまうことを「逆行抑制」と言います。

だから、記憶型の勉強をする時には、続けて覚えるよりも時間を細切れにした方が効果的です。2時間続けて暗記するよりも、1時間を2回に分けた方が記憶の歩留りはよくなります。また、1時間続けて暗記するよりも、40分続けて暗記して、しばらく時間を置いてから20分復習する方がより記憶は定着しやすくなります。

また、似たような情報を続けざまに送り込むと、前の記憶を保持することが難しくなりやすいので、なるべく似ていない科目を組み合わせるのがよいでしょう。例えば簿記の勉強で言えば、「最初に商法をやったら次は関連のある手形法」ではなく、「最初に法律をやったら次は商法」というようになるべくタイプの違う勉強をしましょう。

NG例

NG例 4 自己啓発

勉強をした後に、何となくだらだらと遅くまでテレビを見てしまった。

和田式勉強法で改善!

睡眠は記憶を定着させるのに有効!
夜の勉強後、すぐに寝ると記憶が定着しやすくなる

睡眠は記憶を定着させるのに有効! 夜の勉強後、すぐに寝ると記憶が定着しやすくなる

記憶を定着させるために「睡眠」が欠かせないことは数々の心理実験で明らかになっています。ある実験では、寝ている間の方が起きている間よりも記憶の保持率が高いという結果も出ています。起きていると無意識にさまざまな情報を取り入れてしまうため脳の上書き現象が起きてしまいますが、寝ていれば余計な情報は入ってこないため記憶は干渉されることなく定着するからだと言います。

また、アメリカの最新の報告では、新しい情報を記憶したら、最低6時間の睡眠が必要だという指摘もあります。一睡もせずに詰め込んだ記憶は数日で消えてしまうそうです。

だから、暗記物の勉強をした時は特に、夜の勉強が終わったらすぐに眠ると記憶が定着しやすいと言えそうです。テレビを見たり、ネットサーフィンをしたり、新しい情報を取り込むと、脳に上書きされてしまうのでやめておきましょう。

ミニコラム すぐ役立つ勉強術

「押韻法」「頭字法」が意外と役に立つ!

勉強に応用できる記憶術として、「いい国(1192)作ろう、鎌倉幕府」などといった「語呂合わせ」に代表される「押韻法」、化学の元素周期律表を「スイヘイリベボクノフネ~」など、頭文字をつないだ語呂合わせで覚える「頭字法」があります。

理解し、復習するという正攻法で記憶した方が効率良く、アウトプットしやすいのですが、どうしても覚えられない時にはこれらの記憶術を使うことも効果的です。うまくハマれば強烈な記憶を残します。ただし、あくまでも補助的なものと考えておきましょう。語呂合わせを考えている時間があれば、正攻法で記憶した方が効率的だからです。

次ページでは、せっかく覚えた知識を忘れないために、記憶を定着させる「復習法」をご紹介!

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公開日:2013年7月17日

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