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Chapter6 IoTで変わる産業構造 - 真・第四次産業とは?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

IoTがビジネス環境を変革する? IoTによる産業革命に乗り遅れないため、ビジネスパーソンが今すべきこととは?

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Chapter6IoTで変わる産業構造 - 真・第四次産業とは?

「売ったら終わり」が継続型ビジネスに変化

IoTは既存のビジネスを大きく変化させる可能性があります。それまで「つくって売ったら終わり」だった製品メーカーでも、販売したモノの状態がIoTにより日々センシングできるようになると 「調子が悪くなってきている」「システムが古い」「新しいサービスと連携できる」といったこと把握ができるようになり、継続して利用してもらえるようなサービスを開始できます。 このためIoT社会でモノを売るときは、大きな問題が起きる前に修復する、常に最新の状態をキープする、ということが必須になるでしょう。 このようにセンシング技術を駆使してクラウド上に情報をアップして解析することで、保守・改善するという継続型ビジネスモデルが展開できれば、顧客をつなぎとめることが可能になります。

「売ったら終わり」が継続型ビジネスに変化

デザインや個人の好みが重視されるB2Cの分野に比べ、機能や安定性が重視されるB2Bの分野では、この継続型ビジネスモデルへの移行を急ぐ必要があります。 他社が顧客との関係性を築いてしまったら、なかなか割って入れなくなるからです。 今日、自社のサービスや製品が「つくって売ったら終わり」だと感じたら、ただちにクラウドを活用してこのモデルに移行することを検討した方が良いでしょう。

現代のように「モノが売れない時代」では、高額な製品を一括払いで買うのではなく、月額数千円で利用するビジネスモデルへの移行が進んでいきます。この流れは、継続型ビジネスモデルと親和性が高いと言えるでしょう。

真・第四次産業の大波が来る

第一次産業(農業など)から第二次産業(工業など)へ、そして第三次産業(サービス業など)へと時代が移り変わってきました。 ドイツを中心に起きた製造業の改革を第四次産業という場合もありますが、製造業だけでなく消費者を巻き込んだもっと大きな革命が、IoTによって起ころうとしています。 この「真・第四次産業」ともいうべき革命の代表例が、タクシー配車サービス「Uber」や民泊サービス「Airbnb」などです。 これらの企業はデジタルの力により、それまでなかった全く新しい産業を生み出し、製造業のみならず流通業など様々な産業を巻き込んだ産業構造の変革を生み出しています。

Uberは自宅の車をタクシーとして登録できるサービスで、利用者はスマートフォンのアプリを通してタクシーの位置を知ることができます。 クレジットカード払いによりドライバーとの間でお金をやりとりする必要はありません。アプリでは走行ルートの確認が可能なほか、利用後にはドライバーを評価できます。 Uberではクラウドを通じてこれらの機能を提供するだけ。車は1台も所有していません。

デジタルの仮想空間ですべてのビジネスを回すことを「デジタライゼーション」と言いますが、私はこれこそ真・第四次産業の核になると考えています。 流通を変えた「Amazon」や、車の未来を切り開いた「TESLA」など、それまで業界にいなかった企業がいま、デジタルの力によって既存の企業を脅かす存在になりつつあります。

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公開日:2017年3月30日

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