環境情報管理ソリューション
データベースで環境情報を一元管理し、公開業務を強力にサポート

環境情報管理ソリューションはEcoAssist-Enterprise-Lightを使用してさまざまな環境情報(電力、燃料、熱、廃棄物など)を各部門、拠点から収集して一元管理し、見える化することで企業の環境マネジメントを支援します。
お知らせ
このようなお悩みはありませんか?
- 課題
- 解決
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課題
- 異なる部署、拠点でバラバラに管理しているさまざまな環境情報を集約的に管理したい
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解決
多数の事業・生産拠点のさまざまな環境情報を各部門・各拠点で入力し、環境情報データベースとして一元管理
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課題
- 既存の環境情報管理フォーマットを変更すると現場負担が増えてしまう
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解決
従来お客さまがご利用されているEXCEL形式の管理シート形式を大きく変えることなくデータ登録・集計可能
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課題
- 頻繁に変更される管理項目・係数に柔軟に対応したい
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解決
管理項目や組織、換算係数の変更に柔軟に対応できるデータベース構造。環境側面・換算係数は日立がメンテナンス
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課題
- ESG投資家が注目する情報をタイムリーに開示したい
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解決
多拠点の環境データを有益な情報へと再編し公開することで、環境経営が進化し企業価値向上
概要
EcoAssist-Enterprise-Light とは
多拠点の環境データを、環境情報データベースで一元管理します。柔軟性、汎用性、グローバル対応した機能にて、環境情報を見える化することにより、施策の効果を客観的に判断可能に。ESG投資家*が重要指標として参照するTCFD*・CDP*などに関連する各種報告をタイムリーに開示可能とすることで、企業価値向上に貢献します。

- *TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)
- *CDP:Carbon Disclosure Project(機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクト)
- *ESG投資:Environment, Social, Governance投資(環境、社会、ガバナンスに配慮している企業を重視・選別して行う投資)
地球温暖化対策推進法、省エネ法、SDGs・TCFD・CDPへの回答など企業のESG投資のための情報開示、そして電力コストの削減など、環境活動の取り組みには、一元化された情報管理システムが必要です。
環境情報管理ソリューションの環境情報管理サービス「EcoAssist-Enterprise-Light」は、温室効果ガスの排出量、エコマーク製品使用比率、総物質投入量など、さまざまな環境情報を、海外を含む多拠点から収集し、環境情報データベースで一元管理するクラウドサービスです。

企業内環境情報の例
温室効果ガス排出量
オゾン層破壊物質排出量
硫黄酸化物(SOx)
窒素酸化物(Nox)
粒子状物質(PM)
PRTR対象物質
騒音、振動、悪臭
水質汚染物質
廃棄物総排出量
再使用される循環資源の量
熱回収される循環資源の量
焼却される廃棄物の量
最終処分される廃棄物の量
有害廃棄物排出量
グリーン購入
エコマーク製品使用比
製品環境負荷指標
総輸送量
土壌・地下水汚染
緑化・植林・自然修復面積
- *1ISO14001:環境マネジメントシステム
- *2ISO45001:労働安全衛生マネジメントシステム
- *3ISO50001:エネルギーマネジメントシステム
- *SCM:supply chain management(原材料の調達から最終目的地での製品の配送まで、製品やサービスに関連する商品、データ、財務の流れを管理すること)
- *CDP:Carbon Disclosure Project (機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクト)
- *RE100:Renewable Energy100(2050年までに事業活動で使用する電気を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的な企業協働イニシアチブ)
- *SBT:Science Based Targets(科学的な知見と整合する、企業の温室効果ガス削減目標)
- *PRTR制度:Pollutant Release and Transfer Register(化学物質排出移動量届出制度)
動画
特長
3つのポイント
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FLEXIBILITY
変化への柔軟性
管理項目の変更に柔軟に対応できるデータベース構造です。過去の集計結果に影響を与えることなく、環境情報の項目を追加・変更したり換算係数を変更したりできます。
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VERSATILITY
高い汎用性
Webブラウザーを介した共通インターフェースのほか、従来よりお客さまが業務にて使用されているEXCEL管理シートから直接データを登録・集計可能です。
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REPORT
定期報告書作成支援
改正省エネ法の特定事業者用および指定工場用の定期報告書の作成を支援するための帳票をご提供します。帳票の数値項目のうち、約8割程度の項目に適用することが可能です。
ビジネス環境の変化に強いデータ構造
環境情報として管理すべき項目の追加・変更や組織構造の変更に対して柔軟に対応できる機能を標準装備しています。組織軸、項目軸、時間軸の整理された空間にデータを配置し、時間軸に対応した項目をツリー構造で読み書きします。このため、過去の集計結果に影響させることなく、環境情報の項目を追加・変更したり換算係数を変更したりすることができます。作業負荷の高い換算係数の設定などは、EcoAssist-Enterprise-Lightのクラウドサービスでメンテナンスされます。
EcoAssist-Enterprise-Light 環境情報データベースの構造

少ない現場負担でシステム化が可能
Webブラウザーを介した共通のインターフェースのほか、業務でお使いのEXCEL帳票でのデータ入出力が可能です。少量のデータ登録はWeb画面から、大量のデータはEXCELからアップロードするなど、業務に合わせて自由な運用ができます。書式の異なるEXCELのデータも、データベースに登録する際に項目の対応付けをすることによって帳票を統合することができます。
Excelアドイン機能の概要

ダッシュボード機能で環境情報を多角的に集計・分析
各拠点で扱うデータを統合的に管理・分析するため、集計表やグラフを環境情報ダッシュボードに表示できます。組織、年度、項目などの集計項目を設定して、月次比較・目標比較・累積比較のデータやグラフを参照できます。さらに、地域別・業態別を切り口にデータやグラフの絞り込みができます。Excel形式でのデータダウンロード機能を使用して、各拠点のフォーマットに応じた報告書の作成も可能です。また、ダウンロードしたデータをBI(ビジネスインテリジェンス)ツールと連携することで、多角的な分析も可能です。
ダッシュボード機能の表示例

あらかじめ環境側面をご用意
環境情報の項目は、あらかじめ用意された一覧から組織や用途に応じて選択していただけます。帳票サンプルも用意しているため、環境経営に向けた環境情報の収集を比較的容易に開始することが可能です。
機能
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環境データ登録機能
共通WEB画面による環境データ登録機能(少量データ)やEXCEL帳票による環境データ登録機能(大量データ)があります。特にEXCEL帳票はお客さまの業務でお使いのEXCEL帳票をベースにカスタマイズが可能です。
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環境データ出力機能
画面データのEXCEL形式出力や年度データのCSV出力機能、省エネ法定期報告書用出力機能をご提供します。また、XML形式・JSON形式・EXCEL形式でのデータダウンロード機能を使用して、各拠点のフォーマットに応じた報告書の作成も可能です。
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環境データ分析機能
日本語・英語・中国語に対応したダッシュボード機能により、組織、年度、項目など地域別・業態別の集計項目を設定して、月次比較・目標比較・累積比較のデータやグラフを参照できます。
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オプション機能
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メール通知機能
月次データ入力案内や、期限超過部門へのフォローメールを各担当者へ送付することが可能です。
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過去データ登録機能
過去データを指定様式でお客さまにて整備いただくことによって、EcoAssist-Enterprise-Lightへ取り込み、まとめて管理することが可能です。
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エビデンス文書管理機能
PDF形式などの文書を登録し管理することが可能です。(画像データ、音声データなどファイルサイズが大きなものは登録できません)
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よくあるご質問
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EcoAssist-Enterprise-Lightの運用形態はクラウドですか?オンプレミスですか?
クラウドサービスでのご提供となります。
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エネルギー以外の項目の集計もできますか?
項目は定義できますので、廃棄物、水、資源など多彩な集計が可能です。たとえば、SDGsのKPI項目、ESG投資対応、Scope3の集計に使う例もあります。
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全社のデータを一望できるダッシュボードを作りたいのですが、EcoAssistでは可能でしょうか?
そのようなニーズに合わせて、ダッシュボードを作ってサービス提供しております。追加見積となりますため、詳細についてはお問い合わせをお願いします。
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EXCELで集計してきましたが、作業負荷が大きく大変でした。EcoAssistを使うとどのような点が改善されますか?
EXCELのセルのデータを、データベースに直接、送信・受信する方式ですのでデータの登録が簡単にできます。EXCELに数値を入力すると、誤入力判定を行いその場で知らせますので、記入ミスがなくなり、従来のデータ確認工数が大きく削減されます。データベースにて保管、集計を行うため、データ集計の信頼性が改善します。担当者が交代しても、集計ノウハウはシステムに記録されておりますので安心です。
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新規システムの導入に慣れるために、負荷がかかると思います。
EcoAssistは、お客さまが現在使用されているEXCEL帳票の様式を大きく変えずに利用できるのでエンドユーザーが新しいシステムにすぐに慣れることができます。このためエンドユーザーへ負荷をかけずに、データベースシステムへ移行ができます。
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最終更新日:2024年9月3日