Entier Stream Data Aggregator とは

データ収集端末でインテリジェンスなデータ収集を実現。

このようなお悩みはありませんか?

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  • 課題

    • M2Mデータ収集システムで、端末から収集するデータを選別し通信コストを抑えたい。
  • 解決

    データ加工処理の組み合わせで、インテリジェンスなデータの選別と加工を実現。

  • 課題

    • システム稼動後に端末から収集するデータの収集規則を更新したい。
  • 解決

    データ収集定義の更新により、プログラムのアップデートを行わないで、収集規則の変更を実現。

  • 課題

    • データ解析による障害検知や故障診断をデータ収集端末上で行いたい。
  • 解決

    端末内でデータ解析を行うことで、リアルタイムで故障・障害検知を実現。

Entier Stream Data Aggregator 概要

Entier Stream Data Aggregatorは、センサ等で収集する連続データをデータ収集端末上で加工・解析することで、データ収集基盤開発を支援します。

Entier Stream Data Aggregator 特徴

M2Mデータ収集・活用基盤は、さまざまな事業分野で活用されており、データセンタでのデータ収集基盤技術が広く利用されています。一方、データ収集端末側の開発は、扱うデータや収集方法が事業分野に特化したものであり、データ収集端末の開発は容易ではありません。

M2Mデータ収集・活用ビジネスの課題

Entier Stream Data Aggregatorを導入することで、視覚的なインタフェースでデータ収集端末での収集規則を定義でき、ストリームデータの選別や一次加工を実現できます。

Entier Stream Data Aggregator構成図(1)

さらに、データ収集定義をシステム稼動後に更新することで、運用中の収集データの変更も実現できます。

Entier Stream Data Aggregator構成図(2)

Entier Stream Data Aggregator 機能

データ収集機能

データ収集端末で、抽出・加工・配信の三つのステップで、ストリームデータの一次加工を実現します。

抽出

複数のセンサから必要なデータを抽出し、同じ時系列のデータとして管理します。
さらに、PLCなどの複数センサデータを連結したバイナリデータをデータ収集定義で分解し、個々のセンサデータに分解することもできます。

抽出処理概要

加工

抽出したデータに対して、さまざまな演算処理を組み合わせて加工を行います。
さらに、加工を行ったデータに対する加工も定義できます。

演算 詳細
集約演算 平均値、最大値、最小値、合計値、件数
四則演算 加算、減算、乗算、除算、剰余算
比較演算 真偽判定(=,≠,>,≧,<,≦)、フィルタリング
増分演算 増分値、増分比
ヒストグラム 1次元ヒストグラム、多次元ヒストグラム
累積演算 累積時間
変化点検出
ユーザ定義集約演算
ユーザ定義多項演算
数学関数演算 正弦関数、余弦関数、正接関数、逆正弦関数、逆余弦関数、
逆正接関数、累乗、平方根、指数関数e、自然対数、常用対数
統計関数演算 分散、標準偏差、変動係数

利用可能な演算処理

加工処理概要

配信

加工結果をバイナリ型のデータレコードとして出力します。
データレコードの出力契機は、一定周期指定のほか、加工データの結果や各データの判定結果に応じたタイミングを指定することができます。周期指定により、定期的にレポートをデータセンタなどに送信する運用や、加工データの異常値検知による端末内コンソールや復旧処理への通知として利用することができます。
また、配信データをバイナリデータとしてファイルに保存することもできます。

配信処理概要

GUIデータ収集定義作成ツール

ストリームデータの抽出、加工、配信などの規則の作成を行えます。また、過去に定義したデータ収集定義の読み込みができ、加工処理の順序を確認できます。さらに、端末でのデータ加工の際のメモリ使用量を予測します。

GUIデータ収集定義作成ツール 1

GUIデータ収集定義作成ツール 1

GUIデータ収集定義作成ツール 2

GUIデータ収集定義作成ツール 2

価格

個別見積もりで対応しております。

最終更新日:2016年7月4日

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