FIREWALLstaff とは

Juniper NetScreen/SSG/SRXやチェックポイントなどのファイアウォールのログを解析し、レポートを作成します。

製品紹介

FIREWALLstaffは、

  • ファイアウォール
  • UTM
  • 次世代ファイアウォール

のログを解析して、レポートを作成するソフトウェア製品です。

  • ファイアウォールのログをレポートとして保管する必要がある
  • ファイアウォールの稼働状況を確認したい

といった場面に役立ちます。

FIREWALLstaffのレポート例(左:Word形式、右:HTML形式)

FIREWALLstaffの利用例:ファイアウォールログの分析レポート作成を自動化して働き方改革を実現

<お困りごと>

  • ログを回収するのが手間
  • データサイズが大きいので、何をするにも処理待ち時間が発生
  • 集計時期は残業せざるを得ない
  • 手作業なのでミスが発生

働き方改革の一環として、何か業務改善を行えないものか…。

<ファイアウォールから送信されるSyslogの収集・分析を自動化して解決>

手作業で実施していたSyslogの収集・集計を自動化します。
作業時間の大幅な削減を実現し、労働時間の短縮にも貢献します。

<当社試算>

月に一度レポートを作成する場合の試算例は以下のとおりです。

手作業で対応した場合

# 作業内容 所要時間
(単位:時間)
備考
1 Syslogサーバーから30日分のSyslogを取得 1
2 取得したログから集計対象を抽出 15 0.5時間×30日分
3 30日分の集計対象のデータを統合 3
4 表計算ソフトにて集計 1
5 集計内容に対してコメントを作成 4
合計 24  

FIREWALLstaffで対応した場合

# 作業内容 所要時間
(単位:時間)
備考
1 FIREWALLstaffへの初期設定 2 利用開始月のみ
2 月次レポートの自動作成 3 自動作成されるため、所要時間の合計には含めません。
3 自動作成されたレポートを確認する 1
合計 3  
  • 上記は当社の試算値であり、作業時間削減効果を保証するものではありません。
    FIREWALLstaffがお客さまのご要望を満たせるかどうかや、時間削減を実現できるかどうか、ぜひご評価ください。

解析できるログの種類

FIREWALLstaffで解析できる主なログの種類は、下記のとおりです。

ファイアウォール ファイアウォールが出力するログの種類 FIREWALLstaffの対応状況
Juniper Networks NetScreenシリーズ
Juniper Networks SSGシリーズ
トラフィックログ
UTM機能のログ
Juniper Networks SRXシリーズ トラフィックログ
UTM機能のログ
アプリケーション制御機能のログ
Fortinet FortiGateシリーズ トラフィックログ
UTM機能のログ
アプリケーション制御機能のログ
Palo Alto Networks PAシリーズ トラフィックログ
UTM機能のログ
アプリケーション制御機能のログ
CheckPointシリーズ トラフィックログ
UTM機能のログ
アプリケーション制御機能のログ

○:当該のログを解析できる  ×:当該のログを解析できない

対応ファイアウォール

FIREWALLstaff でサポートしている主なファイアウォールは、下記のとおりです。

ファイアウォール サポートバージョン
Juniper Networks NetScreenシリーズ
Juniper Networks SSGシリーズ
OSが、ScreenOS5.4 ~ ScreenOS6.3 のいずれかであるファイアウォール
Juniper Networks SRXシリーズ OSが、JUNOS10.0 ~ JUNOS20.4R3 のいずれかであるファイアウォール
Fortinet FortiGateシリーズ OSが、FortiOS4.0MR3 ~ FortiOS 7.0.7のいずれかであるファイアウォール
Palo Alto Networks PAシリーズ OSが、PANOS3.1.x ~ PANOS9.1.x のいずれかであるファイアウォール
CheckPointシリーズ OSが、R70~R81のいずれかであるファイアウォール
  • CheckPoint製品のログ取り込み(LEA接続)について
    FIREWALLstaffにCheck Point製品のログをLEAで取り込みたい場合、Check Point製品側で3DESを有効にしていただく必要があります。
    しかし、Check Point製品のバージョン次第では、デフォルトで3DESが無効となっている場合があります。
    その場合、Check Point製品にて3DESを有効にしていただけますよう、お願いします。
    Check Point製品の3DESの有効・無効の差異および影響、設定方法については、Check Point製品の購入先にお問い合わせください。
  • 記載の情報は2023年9月時点のものです。
    最新の対応状況については、お問い合わせください。

動作環境

FIREWALLstaffが動作するうえで以下の要件を満たす必要があります。

(1) ハードウェア要件

カテゴリー 内容
導入機種 「(2)ソフトウェア要件」に示すOSが動作するPC/AT互換機であること。
x64 Editionでは、x64プロセッサであること。
CPU 以下のスペックを満たしていること。
インテル Core i5 2.6GHz以上
メモリー容量 2GB以上の容量を持つこと。
HDD容量 NTFS形式で100GB以上の空き容量を持つこと。

(2)ソフトウェア要件

カテゴリー 内容
OS 以下のいずれかの日本語OSが正しく稼動すること。
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
Windows 8.1
Windows 10
Windows 11
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022
ソフトウェア 以下のソフトウェアのいずれかが正しく稼動すること。
Microsoft .NET Framework 4.5.1~4.8

価格(税抜)

製品の種類 本体標準価格(税抜) 備考
FIREWALLstaffライセンス

600,000円

対象のファイアウォールが単一構成の場合

720,000円

対象のファイアウォールが冗長構成の場合
FIREWALLstaff保守サポート

120,000円

1年間の保守サポート

体験版のご案内

以下のリンクをクリックし、ダウンロードしてください。

最終更新日:2023年9月26日

関連商品・キーワード

関連リンク