機能安全から一歩先の安全へ
SOTIF対応を含めた一貫した支援で、抜け漏れのない安全開発を実現します

自動車の自動運転や高度運転支援システム(ADAS)の安全性を確保するためには、「機能安全(ISO 26262)」と「SOTIF(ISO 21448)」の双方を組み合わせたアプローチが不可欠です。

機能安全(ISO 26262)が「システムの故障(E/Eシステムの不具合)」によって発生する危険を対象とするのに対し、SOTIF(ISO 21448)は故障がなくても生じる「機能限界や環境変化(豪雨や認識ミスなど)」に起因する危険を対象としています。

この2つを相互補完的に組み合わせることで、ハードウェア・ソフトウェアの故障対策から、AIやセンサーの限界に起因する予期せぬ挙動への対策までを網羅し、安全なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを支援します。
日立ソリューションズでは、多数の専門技術者および有資格者が在籍しています。「上流の超高度な安全設計」から「下流の実務サポート(成果物作成支援)」まで豊富な経験と知見をもとにみなさまの規格適合対応をはじめとするさまざまな関連業務を総合的に支援します。

日立ソリューションズでは多数の専門技術者および有資格者が在籍。規格適合を実務まで確実にご支援します

このようなお悩みはありませんか?

  • 課題
  • 解決
  • 課題

    • 規格で求められる成果物作成の負荷が大きく、品質のばらつきにより監査やレビューでの指摘が多発している。
  • 解決

    【作業成果物作成】

    • 規格に準拠した成果物作成を支援し、説明可能性の高い品質の確保と手戻りの低減を支援します。
  • 課題

    • 変化点対応による作業負荷が大きく、作業範囲や進め方が不明確で見通しが立たない。
  • 解決

    【プロセス改善】

    • お客さまの状況に合わせたプロセスの構築・改善支援により作業範囲を明確化し、変化点対応も効率的に進められるよう支援します。
  • 課題

    • プロセスやルールが現場に定着せず、属人化した対応となり継続的な運用ができていない。
  • 解決

    【技術教育とツール導入】

    • ツール導入によるプロセス定着支援に加え、教育・トレーニングを通じて現場スキルの底上げを図り、組織で継続的に運用できる仕組み構築を支援します。
  • 課題

    • 初めてのSOTIF対応で何からやればいいかわからない。
  • 解決

    【SOTIF対応】

    • SOTIF規格に基づき現行プロセスを分析し、ISO26262との整合や役割分担を整理。現場で実践できるプロセスの構築を支援します。

特長

1.機能安全規格で求められる作業成果物作成を支援

ISO26262の各Partでは、要求仕様書・アーキテクチャ設計書など多岐にわたる作業成果物の作成が求められます。
日立ソリューションズでは、豊富な支援経験と業界知見を生かし、お客さまの開発現場に即した作業成果物の品質向上と作業効率化を実現します。

機能安全規格で求められる作業成果物の一例

機能安全作業成果物作成の進め方

作業成果物の作成は、まずお客さまより必要な情報や資料を提供していただき、そのインプット情報の正確性や不足点を確認して、必要に応じてヒアリングを実施します。
作成した作業成果物案は、日立ソリューションズの内部レビューで品質チェックを実施した後、お客さまに確認いただき、ご意見や修正要望を反映して完成させます。
また、検証レビュー/確証レビューに必要な補足資料や報告書の作成も可能です。

2.開発現場に合わせた適切なプロセス改善を支援

ISO26262への対応は、開発現場に根ざした実践的なプロセス改善が求められます。
日立ソリューションズでは、お客さまの開発体制・ツール・文化に応じて、機能安全規格に適合した開発プロセスへのスムーズな移行を支援します。

プロセス改善の流れ

Step 1 : ギャップ分析
実施プロセスと機能安全規格(ISO26262)の比較分析
  • 実施プロセスの内容と実施状況、作業成果物を確認
  • 管理者および担当者へのヒアリング
  • 分析結果の報告
Step 2 : 課題抽出
現状分析の結果から改善点の洗い出し
  • 実施プロセスや体制での、不足/不十分点の洗い出し
  • 実施プロセスや作業成果物の改善点を提案
  • 管理作業や開発作業の効率化を提案
Step 3 : 改善
実施プロセスや作業成果物の改善
  • 現場に合わせて、実施プロセスや作業成果物の改善計画を策定
  • 現場の負担が大きく増えないプロセスを構築
  • 計画にしたがって、改善活動を支援
Step 4 : 定着
改善したプロセスの定着を支援
  • プロジェクト管理を通じて、現場へのプロセス定着を支援(安全分析、安全設計、設計改善を含む)
  • 現場での作業成果物作成を支援

プロセス改善後の運用定着に向けて、各種ツール導入を支援することが可能です。

3.機能安全対応を加速する技術教育とツール導入を支援

ISO26262に対応するには、正しい知識と適切なツールの活用が不可欠です。
日立ソリューションズでは、現場で生かせる実践的な技術教育と、導入効果の高いツールの選定・運用の支援が可能です。

各種技術教育 ISO26262教育
  • 機能安全の目的やISO26262で定義されたマネジメントの基本的な概念について解説します。
  • ASILの考え方、安全要求の導出方法、システム設計およびテスト手法について学びます。
  • ソフトウェア/ハードウェアの安全設計と検証方法を体系的に習得可能です。
プロセスQA入門
  • プロセス主体の品質保証の考え方と、プロセスQAの実施手順について解説します。
  • 演習を通じて、実践的なプロセスQAの進め方や、効果的な品質保証のノウハウを習得可能です。
ピアレビュー入門
  • 高い安全水準が求められる開発現場で推奨される「フェイガン・インスペクション」を中心に、各種レビュー技法をトレーニングします。
  • 実際の作業成果物を用いた演習により、現場で活用できるレビュー技法を習得可能です。
単体テスト技法
  • 単体テストの目的・重要性・効果、品質評価手法について解説します。
  • C0/C1/MCDC網羅や、エラー推定、境界値解析など、機能安全規格で推奨されるテスト技法を、演習により実践的に習得可能です。
再発防止(5W分析技法)
  • 技術的要因の背後にある動機的原因を深堀する重要性について解説します。
  • 「なぜ」を繰り返して問題の本質に迫る、日立独自の5W分析技法を習得可能です。
ソフトウェア品質評価演習
  • テストの種類、手順、技法に加え、品質評価の考え方と手法について解説します。
  • 演習を通じて、品質評価の実践的なノウハウを身につけます。
開発者のための品質管理
  • 「ソフトウェアの品質とは何か」という基本的な考え方から、工程ごとに品質管理手法と留意点を解説します。
  • 品質の作り込み、品質状況の見極め、テスト手法、品質管理の実践方法を体系的に習得可能です。
各種ツール
導入支援
モデル駆動型開発 Rational Rhapsody(日本IBM社)
  • 機能安全規格では、コンピュータ支援による仕様書作成ツールの使用を推奨しています。本ツールは、C、C++、Ada、および Java 向けのモデル駆動型開発(MDD)を支援します。
  • 組み込みまたはリアルタイムシステムの設計支援、コード自動生成、ターゲット環境含む各種テストの実行までをカバーします。
要件管理 Rational DOORS(日本IBM社)
  • 要求と要件の管理に特化したツールで、複雑なシステム開発における要求の収集、分析、追跡を効率的に行えます。
  • チーム間の連携を強化して、大規模プロジェクトでも要件の一貫性と透明性を保ち、リスク低減に貢献します。
ソースコード静的解析 Coverity(Synopsys社)
  • ソースコードに潜在する重大な不具合やセキュリティ脆弱性を高精度で検出するソースコード静的解析ツールです。
  • MISRA、CERT、OWASP、PCI DSSなどの業界標準のチェックが可能です。
アプリケーション
ライフサイクル管理
Codebeamer(PTC社)
  • アプリケーション開発を効率化・高品質化するためのALM(Application Lifecycle Management)ツールです。
  • 要件管理、テスト管理、品質管理、リリース管理などの開発プロセスを、デジタルワークフローを活用して管理することで、トレーサビリティを確保し、開発効率の向上や品質の向上に貢献します。
要件管理/課題管理 Jira(アトラシアン社)
  • アジャイル開発で市場評価の高いソフトウェア開発ツールです。
  • 計画立案から要件管理および課題管理、リリース管理など、開発プロジェクト管理に必要な機能を搭載しておりプロジェクト全体の状況を可視化し、プロジェクトがより効率よく進行しやすくなるよう支援します。

上記以外にも、ご要望に応じたサービスを提供します。お気軽にお問い合わせください。

AIによる意味解析で、要件と設計のズレの検出をサポート

高度ドキュメント間整合性チェック

AIがドキュメント間での意味のつながりを解析。要件から設計にかけての不整合・抜け漏れ・表記ゆれを自動検出。さらにトレーサビリティの確認も可能とし、上流工程での品質向上と手戻り削減を支援します。

4.SOTIF(ISO21448)対応支援

自動運転やADASの開発において、SOTIF(ISO21448)への対応は不可欠です。
当社は、機能安全規格(ISO 26262)とSOTIFの両方に精通した専門家による包括的な支援を提供します。
開発初期のリスク分析からテスト計画策定まで、一貫したサポートで安全性と信頼性を確保します。

SOTIF(Safety Of The Intended Functionality)の概要

SOTIF(Safety Of The Intended Functionality)は、故障がない状態でも意図した機能が安全に動作することを保証するための規格です。
自動運転やADASにおける不確実性や認識限界によるリスクを低減します。

SOTIF対応の課題と支援内容

SOTIF対応では以下のような課題があげられます。

日立ソリューションズがSOTIF(ISO21448)対応をご支援します

第三者の専門家の視点でまずは診断してみませんか?

SOTIF規格準拠性チェック

SOTIF対応する際に、現在の開発プロセスが「規格要求に対してどのくらい足りていないか(ギャップがあるか)」を第三者の専門家の視点で診断します。

SOTIF対応に必要な分析作業を体験してみませんか?

簡易版SOTIF成果物作成

SOTIFでは危険シナリオ分析でリスクや条件を抽出し、ODD定義により安全に機能を適用できる範囲を明確化します。これを簡易的に実施して、規格適合の進め方と効果を短期間で把握できます。
※ODD:Operational Design Domain(運行設計領域)

価格

個別見積もりにて承ります。

※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商号、商標、または登録商標です。

※ 本ページの一部は、生成AIにより生成されたコンテンツを使用しています。

最終更新日:2026年8月3日

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