Makersite とは

Makersite社が提供するAI活用脱炭素プラットフォーム。
BOM情報を読み込むことによりMakersiteの分析データベースとAIマッチングを行い、材料・原料別のCO2排出量やコスト情報を取得する。AIでCO2排出量の自動算出、不足データ自動補完による省力化が可能。

Makersite

なぜ設計・研究開発部門がサステナビリティに関わるべきなのか

サステナブル設計・研究開発とは…

設計・研究開発したものの環境影響を後から評価するのではなく、設計・研究開発段階で環境負荷の少ない製品をつくることです。
気候変動への影響が大きいCO2排出量について製造・使用・廃棄についても、設計・研究開発段階で考慮していく必要があります。

商品企画
  • 製品ライフサイクル全体のCO₂排出量の目標設定
基本設計・基礎研究
  • 環境負荷を考慮した材料選定方針製造工程の検討
  • 使用時廃棄時の環境負荷考慮
詳細設計・製品開発
  • 再生材使用などの環境負荷を考慮した材料(サプライヤー)選定
試作と検証
  • 設計・研究開発製品のCO2排出量などの環境影響の検証
生産準備
  • 生産段階でのデータ取得の確認
量産と市場投入
  • 量産製品のCO2排出量などの環境影響の算定と報告

サステナブル設計・研究開発を具現化するには…

  • 環境負荷削減のためには多数の項目を考慮、一元管理する必要があります。
  • 環境負荷の少ない製品づくりには設計・研究開発の関与が必要不可欠です。
  • EUエコデザイン規制(ESPR:Ecodesign for Sustainable Products Regulation)やデジタルプロダクトパスポート(DPP:Digital Product Passport)に対する配慮が必要になってきます。

サステナブル設計:ESPR・DPP対応と現場課題へのアプローチ~設計・研究開発現場での課題とその解決策 3つのポイント~

サステナブル設計におけるESPR・DPP対応と現場課題へのアプローチについてわかりやすく解説します

2025年7月
PDF(1.4MB)

課題を解決します

  • 課題
  • 解決
  • 課題

    • 製品単位のCO2排出量算出を行うのに時間がかかり正確性にも問題がある
  • 解決

    • BOMリーフに割り当てた原単位をAIが学習、学習情報よりAIが自動割当、CO2排出量を算出
  • 課題

    • 自社管理のBOMの末端までしか可視化できない
  • 解決

    • Makersite内のデータベースより上流のプロセス、材料、量などを補完し、サプライチェーンの全体把握が可能
  • 課題

    • CO2排出量削減に向けた材料・部品・工程の評価、代替材料の検討に時間がかかり具体的な取り組みが進まない
  • 解決

    • 代替品の検討や影響評価を支援

導入事例

全製品に対するCO2排出量の算出・排出量の削減事例

 Before 

  • 製品ごとのCO2排出量の算出・分析に時間を要し、かつ多くの人手が必要
  • 使用可能な代替包装がすぐに見つけられない
  • 製品包装からCO2排出量を削減したい

 After 

  • LCA自動化、全製品に対しCO2排出量を算出可能に
  • 材料データベースのモデリングにて最適な代替包装の選択肢を提示、代替包装を採用時の影響を可視化
  • 新製品のCO2排出量を58%削減

LCAモデル自動構築を全製品に展開し意思決定スピードを向上、CO2排出量の削減を達成

特長

AIでCO2排出量算出、自動補完

AIでCO2排出量自動算出、不足データ自動補完による省力化

シミュレーション機能

シミュレーション機能での容易な比較検討でCO2削減へ

グローバルスタンダード

欧州・北米の導入実績からグローバルスタンダードに対応

サプライヤーからの1次データ反映

サプライヤーへの1次データ提供依頼・反映

機能

LCAモデル自動構築

原材料から製品までのモデル自動作成

原材料から製品までのモデル自動作成

  • 社内で管理しているBOM情報などを読み込み、Makersite内で保持している原単位もしくは企業独自データとの突き合わせでCO2排出量を算出
  • 不足しているサプライチェーン情報を補完し、原材料から製品のモデルを図化
製品の総CO2排出量を確認

製品の総CO2排出量を確認

  • BOMリーフと排出量原単位データベースとを紐づけ総CO2排出量を算出
ほかの材料に変えた場合のCFPへの影響をシミュレーション可能

ほかの材料に変えた場合のCFPへの影響をシミュレーション可能

  • CO2排出量の削減検討に活用
  • 複数パターンの比較による意思決定の支援
  • 結果のレポート出力も可能

FAQ

  • 価格体系について

    本導入では初期導入費用とランニング費用がかかります。ユーザー数とコンポーネント数、使用機能により異なりますので、PoCを通じてこれらの条件を明確にした後、見積もりとなります。PoCもPoCでの検証内容を踏まえての個別の見積もりとなります。

  • 契約種別について

    契約種別としてEnterpriseとTeamの2種類のプランがございます。ユーザー/コンポーネントの基本数とサービス提供するクラウド環境に違いがあります。
    Enterprise:10ユーザー以上、クラウド専用環境
    Team:10ユーザーまで、マルチテナント環境

  • 対応言語について

    Webシステム上の画面やMakersiteのデータベースの言語は英語になりますが、ブラウザーの翻訳機能を用いることが可能です。入力するデータは日本語でも問題ありません。

  • 海外拠点との連携について

    本導入では社内システムとのインターフェース開発を推奨としています。拠点が複数となっても対応は可能ですが、連携方法や連携データを整理して決定します。

価格

お問い合わせボタンよりお問い合わせください。

最終更新日:2025年8月1日

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