IBM Turbonomic Application Resource Management とは

昨今のシステムコンポーネントはより複雑かつ相互依存の関係になる傾向にあります。複雑なシステムの安定稼働やコスト削減のためには、適切なリソース管理が必要です。

このようなお悩みはありませんか?

  • 課題
  • 解決
  • 課題

    • 性能問題の原因特定に時間がかかる
  • 解決

    システム全体の状況やコンポーネント間の依存関係を可視化する仕組み

  • 課題

    • リソースをどう増強すればよいかわからない
  • 解決

    必要なシステムリソースを分析し簡単に実行できる仕組み

  • 課題

    • 過剰なリソースを削減しコストを減らしたい
  • 解決

    余剰リソースのコストを分析し対策を実施できる仕組み

概要

IBM Turbonomic Application Resource Management とは

IBMのARM製品「IBM Turbonomic Application Resource Management」の導入、運用を支援します。クラウドおよび仮想化基盤の利用状況を自動で取得・分析した結果を可視化します。また、最適なリソース配分を提案し、不要なリソースを再配置することで利用コストを削減します。

ARMとは

Application Resource Management の略語で、アプリケーションリソースを管理するソリューションです。
アプリケーションが必要とするITリソースを最適化し、アプリケーション・パフォーマンス、およびコストの継続的な管理を可能にします。

APMとは

Application Performance Monitoring の略語で、アプリケーションの性能を監視するソリューションです。
アプリケーションの性能をユーザー目線でモニタリングすることで、オンラインサービスのパフォーマンス低下やアプリケーションのボトルネックによる障害を未然に防ぐことができます。

Turbonomicとは

仮想化基盤やクラウドで稼働するシステムリソースを管理するARM製品です。
AppDynamicsなどのAPM製品と連携し、アプリケーションからインフラまでフルスタックでシステムリソースをモニタリングすることで、システム全体の可視化、リソースの最適化、コスト削減を実現します。

特長

3つのポイント

  • システム全体の可視化

    システム全体の状況やコンポーネント間の依存関係を可視化する仕組み

  • リソース最適化

    必要なシステムリソースを分析し簡単に最適化できる仕組み

  • コスト削減

    余剰リソースのコストを分析し簡単に対策を実施できる仕組み

システム全体の可視化

  • 障害の状況や影響範囲をシステム全体を網羅して確認できていない
  • コンポーネント間の依存関係の追跡が難しく、原因となるコンポーネントをすぐに特定できない。

といった課題に対して、システム全体の状況やコンポーネント間の依存関係を可視化する仕組みを提供します。

リソース最適化

  • 安定稼働に必要なリソースを分析する工数が捻出できない
  • リソース設定の変更のための手順調査・確認に時間を要する

といった課題に対して、必要なシステムリソースを分析し簡単に最適化できる仕組みを提供します。

コスト削減

  • コスト削減のためにリソースをどのくらい削減していいかわからない
  • サービス影響なくリソース削減を行うための準備に時間を要する

といった課題に対して、余剰リソースのコストを分析し対策を実施できる仕組みを提供します。

ユースケース

クラウドの運用コストの最適化を実現

課題 クラウドの運用コストを最適化したいが、最適な構成の検討、変更作業は多大な工数がかかる。
解決・効果 Turbonomicが最適な構成を提案。運用者が内容を確認して、1-Clickで簡単に最適化できる。
導入の決め手
  • 過去の利用状況を分析し提案するため、性能に影響を与えることなく安全に最適化できる。
  • コストがどう変わるかを具体的な金額で確認できるので、効果が明確でわかりやすい。
  • マルチクラウド、オンプレ仮想環境、コンテナなどフルスタックのリソース管理に対応している。
クラウドの運用コストの最適化を実現

オンプレ仮想化基盤を最適化し 利用効率向上を実現

課題 仮想化基盤を最適化し利用効率を上げたいが、最適な構成の検討、変更作業は多大な工数がかかる。
解決・効果 Turbonomicが最適な構成を提案。運用者が内容を確認して、1-Clickで簡単に最適化できる。
導入の決め手
  • 過去の利用状況を分析し提案するため、性能に影響を与えることなく安全に最適化できる。
  • オンプレからクラウド移行時のコストが試算でき、クラウド移行を含めたシステム更改を検討できる。
  • マルチクラウド、オンプレ仮想環境、コンテナなどフルスタックのリソース管理に対応している。
オンプレ仮想化基盤を最適化し 利用効率向上を実現

日立ソリューションズだからできること

  1. solution 01

    豊富な実績とノウハウを
    生かし、お客さまの課題を解決。

    長年にわたって蓄積してきたシステム開発・構築の経験があり、お客さまの課題に合わせて柔軟な提案が可能です。

  2. solution 02

    関連商品との組み合わせで
    利用用途が多種多彩。

    日立ソリューションズの関連商品との組み合わせによって、最適なソリューションを提供します。

  3. solution 03

    日立グループの力を結集した
    “One Hitachi”のSI力。

    要件定義から運用まで、ワンストップで支援。日立グループ各社の知見を生かした”One Hitachi”体制で幅広く対応します。

導入までの手順

  • プランの検討

    現状の課題の整理、解決までのロードマップを策定。

  • PoCの実施

    本番導入前に、機能・運用面の検証を実施。導入・評価を支援。

  • 本番導入

    正規ライセンスを購入し本番導入。導入後の運用定着も支援。

価格

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最終更新日:2023年1月11日

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