SSL-VPNによってリモートアクセスやエクストラネットを実現。どこからでもプライベートネットワークへのセキュアな接続を可能にします。
ArrayAGシリーズのDesktopDirect機能は、社外のリモート端末から、オフィスにあるPCにセキュアなリモートデスクトップアクセス環境を提供します。
これにより、使いなれたツールや業務アプリケーション、頻繁に利用するデータなどが保存されたオフィスの自席PCを、いつでも、どこでも、さまざまなデバイスから利用できます。
PC端末だけでなく、スマートデバイス(タブレット端末/スマートフォン)からの接続にも対応し、モバイル用に新たなアプリケーション開発も必要ないため、システム導入工数を大幅に削減し、さらに導入したその日から、在宅勤務や出張先での緊急の業務など、使いなれた自席PCの画面で対応することが可能です。
リモートデスクトップでは、接続先PCの画面を操作側のリモートデバイスに表示し、離れた場所にあるPCをあたかも手元にあるかのように操作しますが、実際の動作は接続先PC上で行われているため、ファイルを開いたり保存したりしても、操作する側のデバイスに実データが送信されたり保存されることはありません。更に、リモートデスクトップ接続時のオプションもArrayAGのポリシーで管理可能です。
これにより、重要データの持ち歩きや情報の持ち出しを防ぐことができ、万が一、リモートデバイスの盗難や紛失による事故が発生しても、情報漏えいの心配がありません。
DesktopDirect機能によるリモートデスクトップアクセス時には、ユーザー認証に加え、端末自体が持つパスコードロックや端末固有のデバイスIDによる認証も行うことができ、より強固なセキュリティを確保します。以下iPhone端末でのサンプル画面ですが、PC端末、iPad端末、Android端末でも同様のステップで認証できます。
DesktopDirect機能ではWake-on-LAN機能との連携により、接続先PCの電源をリモートから投入することができます。
リモートデスクトップを利用する場合、接続先PCを常に起動しておく必要があるのが一般的でしたが、DesktopDirect機能では、必要なときだけ接続先PCの電源を投入することができるため、節電対策にも有効であり、環境負荷を低減するとともにITのランニングコストも抑えることができます。
Wake-on-LAN機能は、マジックパケットを利用しています。 電源を投入したい接続先PCが、ArrayAGと同一のセグメントに存在しない場合は、マジックパケットを中継するリレーエージェントが必要です。リレーエージェントの詳細につきましては、お問い合わせください。