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3ページ目|第1回 成功の絶対条件は「量」。「アタマ」を使って、試行回数を増やせ|昨日の不可能を可能にする「万能超ポジティブ」講座|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第1回 成功の絶対条件は「量」。「アタマ」を使って、試行回数を増やせ
第1回 成功の絶対条件は「量」。「アタマ」を使って、試行回数を増やせ

「成功の秘訣」は458回目でやめないこと。

 最近、当社の手掛けるミドリムシが注目され、会社への関心が高まるにつれ、しばしば「成功の秘訣は?」という質問をされるようになりました。その答えとして私がよく引き合いに出しているのが、私が発見したわけではないですが「1回目の成功の可能性が1%しかなかったとしても、2回挑戦したら、成功率は1.99%になる」という法則です。例えば、あなたが成功率1%のことに挑戦するとします。成功率1%ということは、逆に失敗する確率が99%であり、ほとんど成功しないということになります。しかし、1度失敗したことをもう1度チャレンジすると99%(1回目の失敗確率)×99%=98.01%となり、失敗する確率は1%減り、成功確率は2%に上がります。同じように3回目のチャレンジの場合、98.01%(2回目の失敗確率)×99%=97.0299%で成功率は3%に上昇。以後、挑戦すればするほど成功率は上がり、50回挑戦すると、成功率は39.4994%と3分の1以上、100回挑戦すると成功率は63.3968%で、なんと3分の2にまで上がり、459回目の挑戦での失敗確率はわずか 1%! 逆に成功率は 99% となるのです。

 ウソのような法則ですが、私自身が身をもって体験しました。ミドリムシが事業として成り立つ可能性は、最初は1%どころかもっと低かったかもしれません。しかし、営業し続けること実に500回近くに及ぶ挑戦で(459回より少し多かったですが)、日本でも有数の大手商社と出会うことができました。「そんなに言うのであれば」と出資してくれたのです。それが決まると、信用がグンと上がり、次々と出資や協力してくれる大企業が現れました。一つの出会いのおかげで、それまで誰もが不可能だとそっぽを向いていたミドリムシ事業が軌道に乗ったのです。

 

人間関係がフラットで「仕事が楽しい」と感じられる職場づくり
「成功するための秘訣」は
「成功するまで挑戦し続けること」

 私自身はとくに裕福でもなく、人脈も持っておらず、生まれた時から際立った教育を受けてきたわけでもありません。東京郊外で育ち、サラリーマンの父と専業主婦の母と兄弟で暮らしてきたごく普通の人間です。そんな私が500回近くに及ぶ挑戦を続けることで、夢を実現するための足がかりを掴めました。もう何が言いたいかお分かりでしょう。

「成功するための秘訣」は……「成功するまで挑戦し続けること」なのです。

 ミドリムシの大量培養も同じです。なぜ、それまで世界で誰も成功できなかったミドリムシを、大量に培養できるようになったのか。その理由を私なりに振り返ってみると……「試行回数を増やしただけ」なのです。それしか答えようがないのです。

 そうです、成功と失敗とを分けるのは、試行回数の量だけなのです。難しく考えてはいけません。

 もちろん、私たちの力だけでミドリムシの大量培養に成功したわけではありません。日本には、ミドリムシに対する世間の理解がない時代である50年も前から、ずっとミドリムシの研究を続けてきた先生方がいらっしゃいます。ミドリムシ研究に関しては日本が世界の先端を行っていました。私たちの研究アイデアも、先行する先生たちが積み上げてきた研究に、“最後のひと押し”をしたに過ぎないのです。後で分かったことですが、先生方の研究は「9合目」まで来ていました。だから、ミドリムシの大量培養に成功したからといって、私たちだけにスポットライトが当たるのは事実と違います。ミドリムシの大量培養の成功は、日本中のミドリムシの研究者たちが、総力を挙げて何十年も走り続けてきた結果であって、私たちはその先輩たちから最後のバトンを受け取って、ゴールテープを切る栄光を与えてもらっただけ。このことは声を大にして言っておかなければいけません。 ただし、その“最後のひと押し”に限っていえば、結局は試行回数の量を増やしたということ以外に、ブレイクスルーの要因は見当たらないのです。

 ですから、私が皆さんに一番言いたいのは、「諦めないこと」。文字面だけを見ると、「それは分かっているのだが…」という脱力の声が聞こえてきそうですが、そこだけは真実なのです。458回でやめてしまってはダメなのです。やり続けた人にしか成功は得られないのです。

 諦めずに500回でも1000回でも挑戦し続けること。そうすれば、誰でも成功できます。不可能を可能にするための条件は、お金でも才能でも運でもありません。挑戦し続けることができるかどうか、それが第一の条件です。 とかく、皆さんは試行の「質」を問いがちですが、それを考えてもいいのは天才だけ。近道を発見したり、近道できるのは本当の天才だけだということをしっかりと受け止めてください。そして、「明るく、楽しく、前向きに」、そして諦めずにやり続ければ絶対に成功します。

次回予告

第2回   「中心にいる人がブレないこと」。それが優秀な人がついてくる最大の源泉

 今回は「明るく、楽しく、前向きに」やり続ければ、誰でも成功できるという理論を授かりましたが、次回は、「では、どうしたらやり続けられるのか」という素朴な疑問に答えるべく出雲充氏の実践方法が明かされます。意外でありながらも誰でも実践可能でありそうなその方法とは? 明快な回答からは、目から鱗が落ちるかもしれません。

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