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CHAPTER 2 レクチャーで知る、「道に迷う人、迷わない人の違い」|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

できるビジネスパーソンは迷わない! スムーズに目的地に着く方法できるビジネスパーソンは迷わない! スムーズに目的地に着く方法

Chapter02レクチャーで知る、「道に迷う人、迷わない人の違い」

街を歩き、地図や記憶を頼りに目的地までたどり着くという行為には、方向感覚だけでなく、さまざまな能力や知識が必要になります。道に迷いやすい人と、いつも迷わずスムーズに目的地に到着できる人とでは、どんな能力の差や違いがあるのでしょうか。新垣先生にお話を伺いました。

なぜ人は道に迷うのか

タカハシ写真

人が道に迷う理由は、人それぞれで、場合によってもさまざま。しかし、多くの場合、目印を見つけられないこと、そして目印や経路を記憶していないこと、地図や空間をイメージできていないことなど、複数の理由が原因になっているようです。 下の「特徴リスト」では、迷いやすい人、迷いにくい人の特徴を対比させて並べています。方向音痴を改善するヒントは、「迷いにくい人」の特徴や行動にありそうです。
迷いやすい人
目印となるものを見つけられない
一度通った道や目印を覚えていない
頭の中で、地図や空間をイメージすることができない
地図の見方がよくわかっていない
行動範囲が狭く、訪ねる街のことをよく知らない
迷いにくい人
目印や道の形状など、街にあふれる情報を見出す能力が高い
一度通った道や目にしたものをしっかり覚えている
頭の中で、地図や空間を明確にイメージすることができる
地図を正確に読み取ることができる
行動範囲が広く、街について幅広い知識を持っている
空間イメージ力をチェック

これらは、心理学の研究で使われる、空間認知能力を測定するテストの一部。もちろん、このテストの結果が正しかったからと言って、「方向音痴でない」と断言できるわけではありませんが、自分の空間イメージ力を知る一つの手がかりにはなります。

テスト1.左の図形と右の図形が同じなのはどれ?
テスト1
テスト2.上の展開図を組み立てると、どの模様の立体図ができる?
テスト2

※答えはページの最下部にあります

男女や知能で方向音痴の差はあるの?

空間イメージ力や記憶力が高い人=知能の高い人、という感じもしますが、知能の高さと迷いにくさには関連性があるのでしょうか?
「私の知っている東大のある先生は、非常に頭のいい方なのに、かなりの方向音痴で、大学の建物の中で迷われたこともあるほど。知能と迷いにくさはあまり関係がないようですね」(新垣先生)
また、一般的に、男性より女性の方が道に迷いやすいイメージがありますが、先生によると、今のところ、はっきりとした男女差があるとは言えないとのこと。「空間認知能力に関しては、男性の方が優れているという実験結果も出ていますが、その能力が生まれつきのものかどうかは定かではありません。男の子は、幼いうちから子供だけで遠くまで遊びに行ったり、探検ごっこや秘密基地ごっこをしたりと、空間的なイメージ力が必要になるような環境で育つため、後天的に空間認知能力が身につくとも考えられるからです」(同)

テストの答え
テスト1の答え:aとb
テスト2の答え:A

teacher
新垣紀子先生写真
新垣紀子先生
Shingaki noriko
プロフィール
成城大学 社会イノベーション学部 心理社会学科教授
1965年大阪生まれ。90年大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了。NTT研究所を経て、05年より成城大学社会イノベーション学部助教授。08年より現職。博士(情報科学)。日常生活における人の問題解決、ナビゲーションの認知過程の研究に従事している。著作に『方向オンチの科学 迷いやすい人・迷いにくい人はどこが違う?』(共著・講談社)がある。
新垣先生HP:
http://www.qomo.org/
student
タカハシ写真
「生徒のタカハシです。かなりの方向音痴で、初めて行く場所では必ず迷ってしまうのが悩み。先生のお話をヒントに、少しでも方向音痴を改善できたらいいなと思ってます」

アンケート出典
COBS ONLINE会員調査(ウェブ ログイン式)
有効回答数:500 名
期間:2010年8月19日~8月23日

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、日立ソリューションズまでお問い合わせください。

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