- 千田 琢哉 (せんだ たくや)先生 Takuya Senda
- 文筆家。愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、 多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして 戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、~タブーへの挑戦で、次代を創る~を自らのミッションとして執筆活動を行っている。近著に『仕事は好かれた分だけ、お金になる。』 (三笠書房)、『お金と人を引き寄せる50の法則』(PHP研究所)など。著書は83冊(2014年1月現在)。
みなさんは「人脈」という言葉を聞いた時、どんなイメージを持つでしょうか? 「仕事の上で必要不可欠」という人もいれば、「サラリーマンだし、自分には関係がない」と思う人もいるかもしれませんね。しかしこの「人脈」はビジネスの幅を広げてくれるだけでなく、あなたのビジネスや生活を理想的な方向へ導いてくれるかもしれません。そんな「人脈」を手に入れるにはどうしたらいいのか?その具体的な方法を学んでいきましょう。
Chapter01300人に聞いた「人脈力」の現状は?
最初にお話したように、「人脈」という言葉に関するイメージはかなり個人差があるようです。まずは普段のビジネスの中で「人脈」というものをどう思っているか、男女300人を対象にアンケートを行いました。
あなたは、今の仕事において“人脈”は必要だと思っていますか?

あなたは、今の仕事において“人脈”は必要だと思っていますか?

およそ2/3の人が、何らかの形で人脈は必要……と思っていることがわかります。しかし、実際に人脈を広げる活動を行っている人は少ないようです。なぜなのでしょうか?
なぜ人脈が必要/不必要と思うのですか?


必要だと思っている人は、漠然としたイメージの人から具体的に実感している人まで幅広くいることがわかります。また不必要だと思っている人の多くは「社外の人に接する仕事ではないので関係ない」と思っている人が多いようです。
人脈を広げる活動を行っている人は、どのような活動を行っていますか?

具体的な行動としては、友人・知人に紹介してもらうという回答がトップに。その他の行動としては「ボランティアに参加する」「一人で居酒屋へ行く」という回答も見られました。
人脈を作る活動を行う上で悩んでいることはありますか?

人脈は必要だと思っていても、実際にどう人脈を作っていけばいいのかわからない。人と知り合っても、実際のコミュニケーションやそれ以降の行動で悩みを抱えている人は多いようです。