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Chapter 6 モチベーションを保つ それでも続けるための「モチベーションアップ」「リラックス」のコツ|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

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Chapter06モチベーションを保つ  それでも続けるための「モチベーションアップ」「リラックス」のコツ

勉強し始めた時にはやる気に満ちていても、時間が経つごとにモチベーションが下がってきたり、スランプに陥ったりして、勉強の効率が下がることがあります。

では、どうやってやる気を保てばいいのでしょうか。ここでは、モチベーションを維持し、心を健全な状態に保つための8つのコツを紹介していきます。

1どこから合格点をもらいたいのかはっきりさせる。

どこから合格点をもらいたいのかはっきりさせる。

受験勉強と同じように、大人の勉強にも「志望校」が必要です。そして、どこから合格点をもらいたいのかはっきりさせなければ、「志望校」には受かりません。

例えば、営業力を強化して、保険会社に転職活動を考えているとしましょう。親戚や友人などの人間関係をベースに成績を上げていくという日本型の保険会社に転職するのか、お客様の人生設計を行い、必要な保険商品を分析することで成績を上げる外資系の保険会社に転職するかによって、磨くべき営業力は違ってきます。つまり、誰から合格点をもらいたいかによって、勉強の方向性は大きく違ってくるのです。

2自分へのご褒美やペナルティーを効果的に使う。

自分へのご褒美やペナルティーを効果的に使う。

30歳を超えた大人は脳が老化段階に入っているため、「やる気」を出すには相当な労力がいります。そこで有効なのはアメとムチを効果的に使うことです。子供だましだと思わず、ぜひやってみてください。

ここで注意したいのはそのタイミングです。心理学的には、細かく分割した学習のステップを積み重ねていくことで難しい課題をクリアするという考え方があります。同じように「1年後、資格が取れたら海外旅行に行く」というよりも、「問題集を20ページ解いたらレストランに行って食事をする」とする方が効果的です。

また、褒められることでやる気が出る人もいますが、叱られることでやる気が出る人もいるでしょう。後者の場合は、「問題集を20ページ解くまで甘いものはお預け」などペナルティーを課す方が効果的かもしれません。

自分がどちらのタイプなのかを見極めて、自分で自分を上手にマネジメントしてみてください。

3勉強時間を時給に換算してみる。

勉強時間を時給に換算してみる。

合格までに1日1時間勉強に充てたとして、合格までに何日続けるかを計算すると、目標達成までにかける総時間が算出できます。そのうえで、目標を達成したらどの程度のメリットがあるのか考えてみましょう。昇進が早くなるかもしれませんし、転職に成功すれば年収を上げることもできるかもしれません。その収入差を、資格を取るために要した時間で割ると「勉強の時給」が出てきます。
例えば、昇進に必要な資格を取るために1日2時間、1ヶ月続けたとして合計60時間勉強したとしましょう。昇進したら月給が1万円昇給するのだとすれば、10年で考えれば120万円。その金額を勉強についやす60時間で割ったとすれば、時給はなんと2万円です。
勉強に費やした以上のリターンが期待できることが具体的な数値で示されると、勉強へのやる気も変わってきます。

捕らぬの皮算用と思わずに、モチベーションアップに役立ててみてください。

4「高原現象」が起きたら新たなインプットはしない。

「高原現象」が起きたら新たなインプットはしない。

大人の勉強には終わりがなく、「これ以上勉強しても無駄なのでは」と思う時が来るはずです。学習量と反応時間の関係を表す「曲線学習曲線」は勉強すればするほど一直線に伸びていくわけではなく、どこかの時点で停滞して上達のスピードも落ちていきます。

この、どんなに頑張っても効果がほとんど得られなくなる現象を「高原現象」と言い、この現象が現れた時には新しいことをインプットしないことが重要です。

肉体的な疲労が原因なら思い切って休息を取ったり、スポーツなどでリフレッシュするのも効果的です。

精神的な疲労が原因であれば、「これまでの復習をすること」がおすすめ。ネガティブな精神状態の時は気持ちが自虐的になるので、すでに学んだことを復習し「分かっている」「知っている」と思うことで安心感を得ることができ、自信を取り戻す効果もあります。また、は、あまりやる気が出ない時は得意科目ばかりやるのもいいでしょう。

5「失敗するに決まっている」という思考に陥ったら認知療法を試す。

「失敗するに決まっている」という思考に陥ったら認知療法を試す。

「失敗するかもしれない」という不安はなくなりませんが、目標に向かって行動を変えることで新たな一歩を踏み出すことはできます。しかし、不安が行き過ぎて「失敗するに決まっている」と「否定的思考」に陥る人もいます。この思考が強すぎると自分自身で「失敗」への道をたどってしまうことがあるので要注意です。例えば、「部長に叱られるに違いない」と思えば、部長への態度が挑発的になって本当に怒られるといった具合に。

この思考を矯正するのに有効なのが「認知療法」です。これは、自分にふりかかる出来事をどう認知するかで身体の反応や感情、行動が異なってくるという考え方に基づいています。

もし、「次の試験でも落ちるに決まっている」という考えに捉われてしまったら、自分の思い込みが何パーセントなのかを紙に書くなどして客観的に分析してみましょう。「100パーセント落ちる」と思っていても、「その根拠は?」「受かる確率がどれくらいあるのか?」など分析していくことで考えが好転していくはずです。

6勉強仲間を作る。

勉強仲間を作る。

勉強仲間がいると、「この参考書が分かりやすい」などといった情報交換ができ、同じ目標をもつ者同士励まし合いができます。分からないことが聞けたり、自分の勉強成果を仲間に伝えることで自分自身の理解を深められるというメリットもあります。孤独な勉強をしていては、情報は伝わってきません。

だから、特に資格試験を受ける場合は、可能な限り受験予備校に通うことをおすすめします。同じ目標をもった仲間と容易に知り合えるからです。また、講師はたいていその試験の合格者であるので、その体験を直に聞くこともできるはずです。

7頑張っても結果が出ないからと「自分はバカだ」と思わない。

頑張っても結果が出ないからと「自分はバカだ」と思わない。

努力しても結果が得られない時、「やっぱり自分はバカだから」などと安易に頭の出来のせいにしないでください。結果が出ないのには必ず原因があります。

まずは自分の努力の方法が間違っていないか疑ってみてください。例えば、なかなか覚えられないのは記憶力が悪いせいではなく、暗記のやり方に問題があるケースが多いもの。実は、「復習不足」で、記憶の定着を行っていないというケースがほとんどです。

また、自分に合った勉強法が見つからないと言うなら、成功者の真似をしてみるのもいいでしょう。その場合は成功率の高い方法はどれかという目をもち、確率の高い勉強法いろいろと試してみることです。その中で自分の成功しやすいパターン、そうでないパターンが見えてくるはずです。ここで大切なのは、結果が出ない方法に執着せずに、どんどんアレンジしたり、次の方法に移ることです。

8好きなことは犠牲にしない。

好きなことは犠牲にしない。

目標を達成するためには好きなことを我慢するべきだと考えがちですが、やりたいことを我慢していては生産性が上がりません。好きなことをやるために時間を絶対取りたいと思ったら、そのためにいかに効率良く勉強するかということを考えた方が時間を有効に使えますし、精神的にも充実するのではないでしょうか。

実際に、よく遊んでいる人ほど時間の使い方が上手です。遊び上手な人は遊びの時間を精一杯楽しむために万全の体制で臨みます。例えば、映画が好きな人であれば、前評判をチェックしたり、情報を仕入れておいたり、一緒に行く人選を決めておいたり、つまらない時間になるリスクを減らし、「コストパフォーマンス」ならぬ「タイムパフォーマンス」を上げることに力を注ぎます。

その考え方を勉強にも仕事にも活かしていけばいいのです。実際に遊び上手の人に、仕事ができる人が多いのはこのためでしょう。

次ページでは、脳の性質を活用した、効果的な詰め込み「暗記術」を見ていきましょう。

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公開日:2013年7月1日

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