マイクロフォーカスエンタープライズ社製品 とは

モダンなDevOpsを実践する企業・組織においては、アプリケーションの品質を確保するとともに、市場への投入スピードを加速させることが必要となります。マイクロフォーカスエンタープライズ社の製品は、ソフトウェア開発ライフサイクルの全体プロセスの効率化だけでなく、その規模の拡大にも対応するシームレスなツールセットです。

概要

アプリケーションデリバリー管理(Application Delivery Management)

標準化されたDevOps環境をご採用いただくことにより、アプリケーションデリバリーのライフサイクル(要件定義~開発~テスト~リリース~運用~改善要求への対処)全般に渡って、迅速かつ安定的なフィードバックループを回すことができるようになります。このような包括的なデリバリーの支援によって、企業はビジネスにおける顧客価値やコア・コンピタンスの創出に対して、より集中できるようになります。

カバーする領域と製品

機能テスト自動実行

UFT One

UFT Oneは、さまざまなシステム(GUI/API)のテストを自動化するための、機能テスト・画面テスト自動実行ツールです。機能追加・修正時の既存機能確認テストにかかる作業を自動化することで、確認時間の削減や、品質向上を実現できます。

お勧めするポイント

  • 豊富な自動化対象

    Webブラウザーでの操作やWindows自体の操作、その他さまざまなアプリケーションの操作を記録・自動化することができます。

  • 簡単かつ効果的な自動化の仕組み

    テストに伴う人の判断や繰り返し事項などを効率的に自動化する機能を提供します。

  • 自動化スクリプトメンテナンス機能

    作成した自動化スクリプトのメンテナンスにかかる時間を削減する豊富な機能を提供します。

  • 長年の実績と高い評価

    UFT Oneは、品質を確保するために非常に重要な領域であるテスト領域において、全世界で非常に長い実績・経験を持っており、各種第三者機関からも高い評価を受けています。

機能概要

以下の4ステップで非常にシンプルにテスト自動化を実現できます。

ステップ1:操作手順記録、ステップ2:スクリプト編集、ステップ3:自動実行、ステップ4:結果保存&不具合起票

アプリケーションに対する人の操作を自動で記録してテストスクリプトを自動生成。これをカスタマイズしてテストのバリエーションを増やすこともできます。

記録・カスタマイズしたテストスクリプトを実行すると、ツールがアプリケーションを自動操作し、実行結果を確認できます。また期待する結果とのコンペアにより、テスト確認作業の一部を自動化することもできます。

負荷テスト自動実行

LoadRunner Professional

LoadRunner Professionalは負荷テストツールのデファクトスタンダードです。テストスクリプトの作成・編集、テスト実行から解析、スクリプト管理まで、負荷テストに関するあらゆるニーズに対応しています。

お勧めするポイント

  • 圧倒的な市場シェア

    負荷テストツールのデファクトスタンダードとして世界および国内で豊富な実績があります。

  • 使いやすさと分かりやすさ

    使いやすく分かりやすいコンポーネントにより、ツール習熟時間を短縮し、負荷テストの工数を削減できます。

  • 幅広いIT環境への対応

    50を超える通信プロトコルに対応しているため、さまざまなアプリケーションが混在する環境でも、現実的なシナリオで負荷テストを実施できます。

  • 解析データの深さ

    膨大なパフォーマンスデータを効率的に収集・分析し、問題の発見と解決に掛かる時間を短縮できます。

  • 負荷テストのスケーラビリティ

    大規模な負荷テストも少ないマシン台数で実行できます。
    また、クラウド上にあらかじめ準備されたロードジェネレータを利用することで、端末準備コストを削減できます。

機能概要

基本的なシステムは、「VUGen」「コントローラ」「ロードジェネレータ」「アナリシス」の4つのコンポーネントにより構成されます。
「VUGen」により負荷テスト用スクリプトを作成し、それらのスクリプトに基づいたシナリオによる負荷テストを「コントローラ」で実行・管理します。負荷の生成はオンプレミス、またはクラウド上に設置された「ロードジェネレータ」が管理します。負荷テスト実行結果は、「アナリシス」によってグラフ化やレポート出力することができます。

アプリケーションセキュリティソリューション

Fortify

Fortifyは、アプリケーションセキュリティテストを幅広くサポートする製品・サービスであり、プロアクティブなセキュリティ対策を支援するソリューションです。ソフトウェア開発ライフサイクルにセキュリティ対策を組み込むことで、セキュリティの「Shift Left」を実現します。

ソフトウェア開発ライフサイクル全体に渡るセキュリティポリシーの改善

お勧めするポイント

  • 幅広いセキュリティテスト

    SAST(Static Application Security Testing:静的アプリケーションセキュリティテスト)、 DAST(Dynamic Application Security Testing:動的アプリケーションセキュリティテスト)だけでなく、IAST(Interactive Application Security Testing:対話型アプリケーションセキュリティテスト)、RASP(Runtime Application Self Protection:ランタイムアプリケーション自己保護)もサポートしたソリューションです。

  • 環境に合わせた提供形態

    オンプレミスとSaaS(Fortify on Demand)それぞれに対応しており、お客さまの環境に合わせたソリューションを提供します。

Fortifyソリューションの概要

  • Fortify Static Code Analyzer

    ソースコードから脆弱性を検出します。25種類のプログラミング言語に対応し750種類以上の脆弱性カテゴリーを検出できます。開発ツールやIDEと統合できるため、開発者が気軽に利用できます。

  • Fortify WebInspect
    Fortify WebInspect Agent(Fortify WebInspectにライセンスは含む)

    Webアプリケーション・Webサービスを実際に動作させて分析し、脆弱性を検出します。ガイド付きスキャン設定で初心者でも簡単に脆弱性スキャンができます。 モバイルアプリにも対応しています。
    Fortify WebInspect Agentを利用すると、より詳細な情報をより素早く入手することができます。

  • Fortify Application Defender

    本番環境において、アプリケーション自身が攻撃を検出し防御する、RASPテクノロジーに基づいたソリューションです。

価格

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最終更新日:2020年3月6日

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