イベントレポーター ケイコが行く! その(33) 第26回 設計・製造ソリューション展|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。
ケイコちゃん。「IoT」という言葉を耳にしたことある?
「IoT(Internet of Things)」は、、モノのインターネットつまり、様々な「モノ」をインターネットに接続するってことでしょ。もう、常識よ。
そうだね。生活を更に豊かにしてくれる技術と言われてるよね。
例えば、お年寄りの生活状況を確認することが出来る電子ポットや、赤ちゃんの健康状態を知ることが出来るおしゃぶりなどが実用化されてるんだ。
さて、今回お伝えする「設計・製造ソリューション展」は、CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けのITソリューションが一堂に出展される専門展です。
日立ソリューションズブースでは、「IoT時代のものづくりイノベーション」をテーマに展示・ご紹介しました。
本格的なIot時代を迎えるにあたり、企業が早急にやるべきこととして、PLMの見直しが重要であると捉え、【グローバルPLMソリューション】【サプライヤ連携・現場改善】の2つのカテゴリで展示しました。
まずは「グローバル・リードタイム短縮」「原価シミュレーション」です。
ユーザの嗜好や要求の変化は一層激しくなり、製品のライフサイクルはどんどん短くなっています。
近年は、日本の市場が成熟化しているから、海外に目を向けて市場を開拓する必要があるのよね。
そこで、コスト算出に必要なBOMを工程に合せ、生産拠点、発注先を組合わせて、単価情報のバージョン毎に、設計初期から生産準備段階まで工程毎にシミュレーションを実施することで、最適コストの拠点、発注先、単価決定を支援するんだ。
そして、「BOM・成果物管理」では、プロジェクト管理システム『Windchill PDM Link』により、完成度の高いBOMと図面・CADデータをタイムリーに供給することができ、ものづくりをスピードアップする 「ものづくり基盤」を提供します。
「ERP(生産計画・生産管理)」では、生産管理システムである Microsoft Dynamics AXと、PLMソフトウェアとTo-Increase社の「Product Engineering」モジュールの連携により、設計・製造部門の情報を集約・一元管理することが可能になるんだ。
つまり、製造・販売の過程で設計変更が発生しても、的確な設計変更の指示を行うことができるのよね。
ステージ裏側にて、「サプライヤ連携」「技術情報の2次流出防止」「設計工程短縮」をキーワードに活文シリーズをご紹介しました。
活文シリーズは、設計データとメッセージを紐付けて共有、また取引先との取引終了後の閲覧停止機能や、海外にも大容量データを高速転送でき、サプライヤ連携に対応するんだよ。
その隣の「現場改善」で展示していたのは、屋内位置把握ソリューションね。
そういえば、ブースにもZigBeeルータが設置されていたわ。
屋内では+Beaconを利用して作業者が、危険箇所の位置に近づいたことを把握したり、映像による現場状況把握により安全管理の強化や、現場作業の効率向上を支援するんだよ。
施設見学とかで間違って立入り禁止の場所に入っても、すぐにわかるとかね。
そうだね。
屋外でもカメラ・多機能ヘルメットやGPS情報と地理情報システム(GIS)の技術を活用することで、いろいろな用途に応用できるから楽しみだね。
以上、駆け足でご紹介した、設計・製造ソリューション展の様子をレポーターケイコとソリュートくんがお届けいたしました。
お立ち寄りいただいたお客様、お忙しい中でのご来場、誠にありがとうございました!
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