TELstaff クラウド型通報管理サービスのユースケース
TELstaff クラウド型通報管理サービスでは重要な通知を見逃さず、無駄な通知を抑制する機能を備えています。
有効な使用方法について以下のユースケースに記載しています。
1. 繰り返し通知による障害発生の確実な通知
通知できなかった通知先、に対して、通知を繰り返し、障害の発生を誰も認識していないという事態を防止します。

発生した障害に対して、ビジネスチャットやメール、電話に通知します。 通知できなかった通知先に、繰り返し通知することで、障害の発生を確実に通知します。 一度通知に成功した通知先には、繰り返し通知しないことで、無駄な通知を抑止します。
2. 応答確認・代替通知による対応遅延の防止
連絡網のエスカレーション先として別の連絡網を指定できます。
通常の連絡網で確認が取れない場合に、緊急用の通知先に自動連絡します。

電話で通知を受けた担当が通知を確認したかどうかを把握できます。 応答を確認できない場合、別の担当者に通知することで、通知の見落としや通知不可状態による対応の遅れを防止できます。
3. メールフィルタリングで重要なアラート抽出
フィルタリングで不要メールを一掃、重複のアラートを集約します。
必要最小限の的確な通知により、迅速で適切な対応を支援します。

* ビジネスチャットは「Microsoft Teams」「LINE WORKS」「Slack」です。
4. 大量発信を間引きと集約で見逃しの防止
一定時間内に大量の発信要求が発生した際、 同様の通知を抑止することで、ほかの重要な通知の見逃しを防ぎやすくします。

* 抑止の有無や、待機時間を任意に指定可能です。
「間引き」は、最初の通知を実施後、同様な通知を一定時間送信しないようにできます。
「集約」は、一定時間内に同様な通知が行われた際、件数を付加して1件にまとめて通知できます。
障害発生時に、同様の通知が大量に送られてくると、認識済の障害に対して処理をするのに手間がかかったり、ほかの重要な通知を見逃してしまうことがあります。
大量発信要求の「間引き」と「集約」を行うことで、一定時間内に同様の通知が行われた場合、後続の通知の実行を抑止することで、ほかの重要な通知の見逃しを防ぎやすくなります。
5. 日中・夜間での通知手段の自動切り替え
システム全体、連絡網、ユーザー単位でスケジュールを設定できます。曜日や時間帯に沿って最適な通知先、通知方法の選択可能です。

* ビジネスチャットは「Microsoft Teams」「LINE WORKS」「Slack」です。
昼間の業務時間内はチャットで、夜間などの業務時間外はメールやチャットでは気付きにくいため、
電話で知らせてほしいという要望があります。
夜間の電話を自動で行うことで、オペレータの精神的な負担をなくします。
また、スケジュール機能を使うことで時間帯に合わせて、時間に沿った通知の自動切り替えが可能です。
6. 休日・平日での通知先の自動切り替え
システム全体、連絡網、ユーザー単位でスケジュールを設定できます。曜日や時間帯に沿って最適な通知先、通知方法の選択可能です。

平日・休日など曜日で対応者が異なる場合、通知先の切り替えが必要になったり、当番でない担当者にも通知されることで、手間や精神的な負担がかかります。
連絡網やユーザー単位でカレンダーとスケジュールを設定することで、通知先の自動切り替えが可能です。
7. オンプレミス版TELstaffと連携し監視と通知を強化
オンプレミス版TELstaffの監視機能を組み合わせることで電話発信機器は不要で電話通知を行うことができます。

* ビジネスチャットは「Microsoft Teams」「LINE WORKS」「Slack」です。
オンプレミス版TELstaffの監視機能で異常を検出し、サービス版TELstaffで必要な通知に絞り、自動で通知する仕組みを実現します。