ArrayAPVシリーズは、SSLアクセラレータと負荷分散装置を1つにした統合アプライアンス製品です。
ArrayAPVシリーズは、全機種ハイパフォーマンスなハードウェアSSLアクセラレータを標準装備しています。
サーバー側で行うSSL暗号処理を、ArrayAPVが代わりに処理することでサーバーのSSL暗号処理コストを"ゼロ"にし、Webアプリケーションのパフォーマンスを最大化します。
SSLアクセラレーション機能をロードバランス機能とともに合わせもつことは、ArrayAPVシリーズの大きな特長のひとつです。
単純にSSLアクセラレータとしてだけ見てもその性能は秀逸で、SSLトランザクションの処理能力は、業界でもトップレベルの性能を発揮することができます。
クライアント証明書を持つクライアントのみにアクセスを許可することが可能です。
CRL(Certificate Revoked List:失効リスト)もサポート。
クライアント証明書をHTTPのX-Client-Certヘッダに格納し、バックエンドの実サーバーへ受け渡すことも可能。
HTTPによるクライアントからのリクエストを、ArrayAPVシリーズが自動的にHTTPSへリダイレクトすることが可能です。
クライアント-ArrayAPVシリーズ間だけでなく、ArrayAPVシリーズ-バックエンドサーバー間のトラフィックも暗号化が可能。End-to-Endのセキュアなアクセスを実現します。
ArrayAPVシリーズ-バックエンドサーバー間の通信は、単一SSLコネクションに複数のHTTPリクエストを多重化(セッション集約)します。そのため、サーバーの負荷はクライアントと直接接続する場合に比べて小さくなります。
バックエンドサーバーが、SSLハンドシェイク・リクエストに正しく応答しているかを確認することが可能です。インサイドSSLを利用する場合に効果的です。