日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年5月31日
埼玉高速鉄道株式会社
株式会社日立ソリューションズ

落し物の接客がより迅速に、埼玉高速鉄道各駅で受取可能に
-埼玉高速鉄道が遺失物管理システムをリニューアル-

埼玉高速鉄道株式会社(埼玉県さいたま市 代表取締役社長 近藤 彰男/以下、埼玉高速鉄道)は、このほど遺失物管理システムをリニューアルし、遺失物の検索にかかる時間の大幅な短縮や、拾得された駅以外の駅で遺失物の引き渡しが可能になるなど、「旅客サービスの向上」および「業務効率の向上」を図りました。
 なお、このシステムは、株式会社日立ソリューションズ(東京都品川区 取締役社長 林 雅博/以下、日立ソリューションズ)が提供する『遺失物管理ソリューション』を活用しています。

1 主な改善点

(1)旅客サービスの向上

  • 遺失物情報を一定の精度、粒度で管理可能としたことで、効果的な検索が可能となり、お客さまからのお問い合わせや遺失物の引き渡しがより迅速に行えるようになりました。
  • ご要望の多かった「拾得された駅以外の駅での遺失物の引き渡し」が行えるようになりました。

(2)業務効率の向上

  • 登録作業の効率化と登録情報の精度を高め、検索精度を向上させたことで、接客時間の短縮を図りました。
  • 各駅で拾得された遺失物を浦和美園駅のお忘れ物センターに保管する際は、遺失物タグ印刷機能で出力された管理用タグをバーコードリーダーで一括チェックすることにより、遺失物情報の管理がより正確かつ効率的に行えるようになりました。

2 遺失物管理システムの仕組み

遺失物管理システムの仕組み

3 本格稼働開始日

2012年6月1日(金)

4 遺失物の状況(参考)

警視庁の統計によると、2011年の遺失物が東京地区だけでも約300万件にのぼり、この10年間増え続けています。複数の駅を管理する鉄道事業者では、遺失物を一定期間管理し、物品、形状、拾得日時、場所、拾得者氏名、住所などを記した書面および電子データとともに、所定の保管日数経過後、警察署に提出します。駅で拾得される遺失物の件数は膨大であり、遺失物の管理業務と旅客対応が煩雑となっており、遺失物を管理するITシステムによる旅客対応の迅速化や業務の効率化が求められています。

■ 製品紹介URL

「遺失物管理ソリューション」紹介URL : http://www.hitachi-solutions.co.jp/traffic_lfx/

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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