日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

マテリアリティ

2030年に日立ソリューションズがめざす姿「グローバル化・デジタル化がもたらす新しい景色を、すべての人へ。」の実現に向けて、日立グループの6つのマテリアリティと15のサブ・マテリアリティを踏まえつつ、現状の取り組みとのギャップから、取り組むべき長期的なマテリアリティを特定しました。

提供価値

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持続可能な社会を実現する
デジタルによる安全安心な
ボーダーレス社会の実現

世界中のパートナーとの協創で、ボーダーレス社会を支える安全で安心な技術の提供に挑戦していきます。

価値創造を連鎖させる
ことによる社会課題の解決

さまざまなパートナーを巻き込み創出する価値の連鎖、データ活用による新たな価値の連鎖、1つの課題を解決することで、他の課題が発見され、異なる価値を創造します。ESGをはじめとする幅広い社会課題を、新たな価値創出の連鎖を通じて解決していきます。

お客さまやパートナーとの協創を通じて、社会課題解決に貢献し、
持続可能な開発目標(SDGs)の達成をめざしています。
SDGs

協創・技術

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提供価値実現の手段
ステークホルダーをつなぐ
協創の加速

お客さまの課題に寄り添う協創から、さまざまなステークホルダーと手を組みエコシステムを形成するような新しい価値の創出を加速します。

パートナーシップで目標を達成しよう
社会に先駆けた
最新技術の活用による
新たな体験のデザイン

社会に先駆けて最新技術を獲得、活用することにより、ワクワクするようなユーザー体験からデータ活用による新規事業検討まで、幅広い新たな体験をデザインします。

産業と技術革新の基盤をつくろう

人・組織

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協創・技術を支える
多様なタレントが活躍する
DEIの実現

性別・年齢・国籍の違いだけでなく、多様な考え方・バックグラウンドを持った人財が働きがいをもって活躍できるよう、心理的安全性の確保に努め、DEIを実現します。

ジェンダー平等を実現しよう
挑戦を拡げる
アジリティの高い
組織づくり

社会の要請に機敏に反応した個人やチームが、新規ビジネスに自発的に挑戦できるよう、周囲が後押しする組織文化の醸成をめざします。

働きがいも経済成長も

経営基盤

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国際イニシアチブへの対応
脱炭素社会への貢献

お客さまへのソリューション提案や自社の温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みや技術により、脱炭素社会に貢献します。

エネルギーをみんなにそしてクリーンに
気候変動に具体的な対策を
人権への取り組みの推進

サプライチェーンを含む事業活動や製品・サービスに関する人権を尊重する取り組みの推進により、すべての従業員が高い意識で行動します。

働きがいも経済成長も
人や国の不平等をなくそう
従業員の健康と
安全の促進

社内でのハラスメント・長時間労働の防止や、健康増進施策の実施により、心身ともに健康で最大限の価値を発揮できる環境をつくります。

すべての人に健康と福祉を
サプライチェーン・
マネージメントの高度化

サプライチェーン上の脆弱性管理や、各国事情に応じた最適調達の推進、法令遵守の徹底を図り、持続可能なサプライチェーンを実現します。

パートナーシップで目標を達成しよう
成長を支える
ガバナンスの進化

コンプライアンスの徹底や多様なリスク対応を可能とする透明・公正なコーポレートガバナンスを遂行することで、企業の持続的成長を支えます。

平和と公正をすべての人に

日立製作所と当社のマテリアリティの対応関係

日立製作所と当社のマテリアリティの対応関係

マテリアリティ策定プロジェクト

マテリアリティ策定プロジェクト

将来のありたい姿「経営ビジョン」の実現に向け、優先的に取り組むべき重要課題を新たに定義。各マテリアリティのアクションプランを確実に実行するために必要な指標(KPI)を設定します。「提供価値」「人・組織」、「技術」、「ステークホルダーとの関係性」といった視点から、長期的な企業価値の向上を図ることで、日立ソリューションズのSXが、経営・事業・従業員の日々の活動に深く浸透し、お客さまやパートナーへの理解と共感をさらに大きく広げていくことをめざしています。

マテリアリティ特定プロセス

STEP
01

経営ビジョンの実現に向けて
めざす姿を具体化

バックキャストで描いた実現したい未来像を具体化。

経営ビジョン達成に向けた取り組みを加速。

経営ビジョン
グローバル化・デジタル化が
もたらす新しい景色を、すべての人へ。

変革を生みだす協創を加速。新しい価値を誰もが享受できる社会を実現するための、マテリアリティの策定に向けて動き出しました。

経営ビジョンの実現を
加速するマテリアリティ

新たな経営ビジョンの実現に向けて、取り組むべき重要課題を明確にし、活動につなげていくためのプロジェクトを発足。長期的な企業価値向上に取り組みました。

経営ビジョンのマテリアリティ策定アプローチ

経営ビジョンのマテリアリティ策定アプローチ
STEP
02

マテリアリティ案の作成
マテリアリティ候補 の抽出

ステークホルダーの期待や要請に応えた

事業・企業活動を展開する組織への変革をめざす。

マテリアリティ策定ワークショップを開催

次世代リーダー層30名にメンター5名を加えた構成でワークショップを開催。2030年をゴールと定めた経営ビジョンの実現をめざし、経営ビジョン策定時にインタビューしたステークホルダーの声も議論に採り入れていれながら、長期的な重要課題を抽出しました。

ワークショップに参加した従業員
STEP
03

マテリアリティ案の優先順位付け
リスク・機会分析

国際ルール対応の多角的な視点による

分析・検討や全社アンケートをもとに優先順位づけ。

全社アンケート結果をもとにブラッシュアップ

マテリアリティ候補について、全従業員を対象にしたアンケート調査を実施。90%という高い回答率から、自分ごと化への機運の高まりがうかがえる結果となりました。

アンケートのコメント(抜粋)

マテリアリティが
めざす姿のイメージがあると
理解しやすい
言葉によっては
解釈のズレ・認識の齟齬が
発生する可能性がある
より日立ソリューションズ
らしさのある重要課題の
設定ができるのではないか
開拓者精神を表す
マテリアリティが必要
理解しやすい

従業員回答率

90%
STEP
04

マテリアリティの特定
現在とのギャップを認識

現在の施策の到達点と、経営ビジョンとの

ギャップの大きいマテリアリティを最終案として集約。

ワークショップメンバーで最終案を特定

経営ビジョンが描くあるべき姿と、現状とのギャップや国際イニシアチブの要請などから、若手従業員が内容を考案し、経営幹部や中堅の従業員との議論を通じてまとめ上げ、全社アンケートに寄せられた声や、経営ビジョン策定時の社内外ステークホルダーインタビューでいただいた声も反映しました。

ワークショップに参加した従業員