日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2017年6月27日
株式会社日立ソリューションズ

ビジネスデータ活用を支援する「活文」にAIを取り入れ、企業の業務革新を加速
問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション、データエントリ業務支援ソリューションを販売開始

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は、ビジネスデータの活用を支援する「活文」にAI(人工知能)を取り入れ、企業の業務革新を加速するソリューションを強化します。
 日立ソリューションズは、これまで、ビジネスデータを管理するプラットフォームとして、文書管理、帳票管理、企業間情報共有など、「活文」の製品群を提供してきました。
 このたび、「活文」は、AIを取り入れることで、これまで人手によらざるを得なかった煩雑な業務を自動化、大量のドキュメントを読み込み、解析することをAIに行わせることで、人が考察・判断に集中できるようになります。これにより、企業は業務の更なる効率化やビジネスデータの高度活用による課題解決が可能になります。
 その第一弾として、「活文」の企業間情報共有システムをベースに、類似した対応履歴をレコメンドすることで問い合わせ対応を効率化するとともに、問い合わせ窓口に寄せられる声をAIで分析し、新たなニーズを発掘する「活文 問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション」と、スキャンした書類から必要なデータを、「活文」のデータ自動抽出基盤に搭載したAIで自動抽出する「活文 データエントリ業務支援ソリューション」を7月3日から販売開始します。
 「活文」は、今後も、AIなどの最新ITや他の製品・サービスを取り込み、企業の特定業務における課題解決や、業務革新を加速するソリューションを拡充し、提供していきます。


図1: 活文のコンセプト

ビジネス環境の変化に応じて、「活文」に、AIなどの最新ITや他の製品・サービスを取り込むことで、
企業の業務課題を解決するソリューションを提供し、イノベーションの創出をめざします。

■ 背景

昨今、市場環境の変化のスピードが増す中、企業が持続的に成長するために、業務プロセスや製品開発におけるイノベーションの重要性が高まっています。このような中、企業内に蓄積されたビジネスデータを活用した新たな価値創造や業務の効率化が企業の現場部門に求められています。
 たとえば、あらゆる産業でサービス化が進む中、問い合わせ対応業務では、担当者が同じような問い合わせ対応に時間がとられるなど、業務量が増加している一方で、蓄積した問い合わせや意見はうまく活用されていません。これらをテキストマイニングなどで分析する場合、同義語や分類の定義などの準備が必要になり、手間がかかります。
 また、どの企業でも共通する請求書や伝票などの紙書類のデータエントリー業務では、人手による膨大な作業量の削減や、誤入力などの人的ミスの防止が課題となっています。

■ ソリューションの概要

1. 「活文 問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション」

 保守対応業務などにおいて、企業間情報共有システム「活文 Managed Information Exchange」を使って組織横断的な問い合わせ情報の共有を実現するとともに、ボットが過去の問い合わせ履歴やFAQを自然文検索し、その結果を自動的にレコメンドすることで、回答をサポートします。また、蓄積された問い合わせ履歴は、AIが同義語の定義や分類の定義をすることなく、関連性の高い内容を類推して自動分類します。管理者は、分析結果をファイルで出力したり、グラフなどの視認性の高い画面で確認したりすることができます。
 これにより、主に製造業など国内や海外の他拠点からの問い合わせに対応している企業は、よくある問い合わせだけでなく、関係部門へのエスカレーションが必要な問い合わせを含めた全体の対応効率を向上できます。また、実際に蓄積された情報に含まれる言葉で分類することで、新しいキーワードや専門用語が含まれる場合であっても、分類を再定義することなく、新たなトレンドやニーズを見つけ出し、製品企画や機能強化に生かすことができます。


図2: 「活文 問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション」の概要

2. 「活文 データエントリ業務支援ソリューション」

 これまで人手による膨大な作業量が発生していたデータエントリー業務を効率化するため、データ自動抽出基盤 「活文 Intelligent Data Extractor」を新たに提供します。
 本製品は、搭載したAIの機械学習機能で、スキャンした書類から必要なデータを自動で抽出します。フォーマットが異なる書類であっても、罫線や周辺の文字情報から候補を抽出するため、抽出結果が誤っている場合は、訂正内容を学習させることで、認識精度を高められます。
 「活文 データエントリ業務支援ソリューション」では、紙書類の電子化やスキャニング、OCR処理部分を含め、必要なシステムも提供します。
 これにより、企業の入力担当者は、抽出結果を確認するだけになり、業務負荷や人的ミスを大幅に軽減できます。


図3: 「活文 データエントリ業務支援ソリューション」の概要

■ 価格

  • 「活文 問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション」:
    個別見積もり
  • 「活文 データエントリ業務支援ソリューション」:
    「活文 Intelligent Data Extractor」サブスクリプション(月額)ライセンス16万円~(税抜)

※ お客様の個別の要件や条件に応じて、必要なシステムを別途見積もります。

■ 販売開始時期

  • 「活文 問合せ対応業務効率化・情報活用ソリューション」: 7月3日
  • 「活文 データエントリ業務支援ソリューション」: 7月3日

■ 「活文」 について

すべてはビジネスデータを活かしきるために。
活文はより業務課題にフォーカスしたソリューションで応えます。
http://www.hitachi-solutions.co.jp/katsubun/sp/

■ ソリューション紹介URL

■ セミナー、展示会情報

セミナー名 <電子帳簿保存法セミナー>
法対応がもたらす帳簿・書類保管と経理業務の改革!
~紙文書デジタル運用が加速するAIを活用したスキャナ保存の未来像~
主催 株式会社ビジネスブレイン太田昭和、株式会社日立ソリューションズ(順不同)
日時・場所 日時: 2017年6月28日(水) 14:30~17:20(開場:14:00)
場所:JR品川イーストビル 日立製作所 20Fセミナールーム
概要 電子帳簿保存法や税務調査の実態の解説から最新動向、また企業の申請事例やそれに基づく申請ポイントなどを紹介します。基調講演では、SKJ総合税理士事務所 所長・税理士 袖山 喜久造氏が登壇します。
<詳細・お申込み>
https://pages.hitachi-solutions.co.jp/Semi17K_0628denchouhou.html
セミナー名 データエントリ業務改革でコスト削減!
~AIを活用した業務支援と導入事例のご紹介~
主催 アライズイノベーション株式会社、株式会社日立ソリューションズ(順不同)
日時・場所 <東京会場>
日時: 2017年7月19日(水) 15:00~16:30(開場:14:30) 
場所: 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー13階
    ハーモニアス・コンピテンス・センター カンファレンスルーム
<大阪会場>
日時: 2017年7月21日(金) 15:00~16:30(開場:14:30) 
場所: 大阪市北区堂島浜一丁目2番1号
    新ダイビル4F 会議室1
詳細・申込みURL <東京会場>
https://pages.hitachi-solutions.co.jp/Semi17K_0719katsubunai.html
<大阪会場>
https://pages.hitachi-solutions.co.jp/Semi17K_0721katsubunai.html
展示会名 第5回 HR EXPO ~人事労務・教育・採用 支援展~
場所 東京ビッグサイト 東ホール(小間番号:16-51)
展示日時 2017年7月26日(水)~28日(金) 10:00~18:00
詳細URL http://www.hr-expo.jp/
※「活文 データエントリ業務支援ソリューション」を展示予定。

お問い合わせ
ニュースリリースに関する
お問い合わせ・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013  
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 活文は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)

お問い合わせ ニュースリリースに関するご質問・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ