日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2018年4月17日
株式会社日立ソリューションズ
Pivotalジャパン株式会社

日立ソリューションズがデジタル変革の加速に向けPivotal ジャパンと協創

Pivotal Cloud Foundryのビジネスパートナー契約を締結しお客様のデジタルビジネス創出を加速

 株式会社日立ソリューションズ(東京都品川区、取締役社長:星野 達朗/ 以下、日立ソリューションズ )は、自社が提供するデジタルソリューションの重要なコンポーネントとしてPivotal ジャパン株式会社(東京都港区、カントリー・マネージャ : 正井 拓己 /以下、Pivotal)が提供する「Pivotal Cloud Foundry®」(以下、PCF)を採用するとともに、Pivotalとのビジネスパートナー契約である「Pivotal Ready Partner Program」を締結しました。
  日立ソリューションズは、 日立グループで培った協創手法(注1)や実績のあるサービス、ユースケースに、クラウドネイティブ・プラットフォームであるPCF(注2)を掛け合わせることで、お客様のデジタルビジネスの創出・拡大に貢献します。

■ 背景

近年、IoTやAI、ブロックチェーン技術などに代表されるように、IT活用を前提とした新規サービス事業の創出が加速しています。変化の早いお客様のニーズに合わせて迅速、柔軟に協創し変化できることが競争力を左右する重要な鍵となり、今日のデジタル時代に 勝ち抜くためには、事業のアイディアを数ヶ月から数年ではなく、数日から数週間というスピードで 市場へデリバリーし、市場から得られるフィードバックを反映して、サービス内容を充実させることが重要です。
  これを実現するために重要なことは、クラウド(IaaS)基盤だけでは十分ではなく、開発の生産性と運用の効率性を高めるとともに、新たなサービスを迅速に展開するクラウドネイティブなアプリケーション基盤が必要となります。

■ 日立ソリューションズの取り組みについて

日立ソリューションズではこれまで、ソフトウェア開発プロセスの標準化を推進し開発生産性を高める取り組みを行ってきました。デジタル時代のアプリケーション基盤に必要な機能を検証した結果、以下のソリューションを採用し、日立ソリューションズのデジタル共通基盤を構築しました。

  • Microsoft Azure:世界規模のネットワーク、グローバルな拡張性、高いセキュリティをもったクラウド・コンピューティング基盤
  • Pivotal Cloud Foundry:エンタープライズ企業が、モダンなアプリケーションおよびレガシーのアプリケーションをスタートアップ企業並みのスピードで開発し実行することを可能とする、クラウドネイティブ基盤
  • 日立ソリューションズが培ってきた業務ノウハウのサービス部品

  これらの基盤を組み合わせることで、お客様はサービス開発に専念することが可能となります。アイディア創出から価値検証、本番運用までのスモールスタートから、ビジネスの拡大に応じたスケールアウトまで、お客様とのビジネス協創プロセス全般を強力かつ迅速に支援します。

Pivotal Cloud Foundryを活用した日立ソリューションズのデジタルソリューション
図:Pivotal Cloud Foundryを活用した日立ソリューションズのデジタルソリューション

■ 今後について

日立ソリューションズは、デジタルソリューションの提供により、お客様のデジタルビジネス創出・拡大を目指します。さらに、課金をはじめとする実績のある自社ソフトウェアパッケージのモジュールをAPIやサービスカタログとして順次搭載し、お客様のサービスにスムーズに活用できる形とすることで、お客様のサービス開発プロセスを変革していきます。

日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部
ソリューション&ビジネス開発本部 業務執行役員 本部長 佐藤 久

日本マイクロソフト株式会社は、日立ソリューションズとPivotalジャパンとの協創による事業拡大を歓迎します。マイクロソフトはPivotalの出資企業であり、クラウド戦略として「選択と柔軟性」を掲げています。共に進化を続けるAzureサービスとPivotalの特徴的サービスの相乗効果により、クラウドの利便性をさらに高めるものと期待しております。今後も日本マイクロソフト株式会社は、クラウドサービスによってお客様の事業の発展に貢献して参ります。

日立ソリューションズについて

アジャイル開発によるアプリケーションの開発・コンサルティング、日本マイクロソフトとの強固なパートナーシップによるクラウドソリューションサービスの提供など、豊富な実績に裏付けられた確かな技術力とノウハウを持つ日立ソリューションズならではの製品・ソリューションを提供しています。
http://www.hitachi-solutions.co.jp/

Pivotalについて

2013年に設立されたPivotal(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Rob Mee)は、クラウドネイティブ・プラットフォームとツール、メソドロジーを組み合わせ、世界の大手企業が変化に適応し優れたソフトウェアを構築するかをご支援しています。私たちのテクノロジーはソフトウェア開発者の生産性を向上させ、当社のミッションである「世界の企業がソフトウェアの構築方法を変革する」ことを遂行しています。
https://pivotal.io/jp/

(注1) 顧客協創方法論「NEXPERIENCE (ネクスペリエンス)」について
  日立製作所が構築した顧客協創方法論。お客様とともに事業機会を探索、発見し、新事業コンセプトを創生してビジネスモデルを検討するための手法、ITツール、空間が体系化されており、これを活用することにより、社会やお客様の課題を解決していくため、さまざまな事業分野において顧客協創を加速することを可能にしています。
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/10/1015.html

(注2) Pivotal Cloud Foundryについて
  Pivotalが提供するPivotal Cloud Foundryは、GEやフォード 、DBS銀行、HSBC、ヤフーなど世界中で豊富な採用実績を誇るエンタープライズ向けの商用版PaaSソフトウェアです。クラウドアプリケーションのスピーディーな配備性能、 セキュリティ機能、本番運用に耐えうるスケーラビリティを予め備えています。アプリケーション開発者は開発工程において、サーバーやミドルウェアの調達、設定やセキュリティ機能の実装といった管理作業から解放されます。
  これにより、サービス提供までの期間を大幅に短縮することも可能で、さらに継続的な改善も容易になります。実行環境に関しては、Microsoft Azure、VMwareやOpenStack、 Amazon Web Services、Google Cloud Platformといった様々なクラウド環境で稼働させることができる点も大きな特徴となっています。

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<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:経営企画本部 広報・宣伝部
担当:廣納(ひろのう)、安藤
TEL:03-5479-5013  
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

Pivotal、Pivotal Cloud Foundryは、Pivotal Software, Inc. の登録商標または商標です。これらの商標は、米国または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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