日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2021年11月25日
株式会社日立ソリューションズ

セルフマネジメントと支え合いで従業員エンゲージメントを高める
「リシテア」の新サービスを提供開始

ワーク・エンゲイジメント第一人者、慶應義塾大学 島津教授との共同研究成果をクラウドサービスで提供

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、大企業を中心に約1,450社、202万人以上*1に利用されている人事総合ソリューション「リシテア」において、従業員が仕事の取り組み方を楽しくセルフマネジメント*2し、仲間と支え合いながら成長できるクラウドサービス「リシテア/従業員エンゲージメント」を12月1日から提供開始します。
  従来の従業員エンゲージメント*3向上施策は、職場の管理者に改善策を任せられているため、その業務負担が障壁となり、継続的な取り組みになりにくいという課題がありました。
  本サービスは、慶應義塾大学 島津 明人教授との共同研究の成果をもとに、従業員がサーベイ結果の確認から課題の発見、改善計画の作成、実行までをセルフマネジメントで実施できる仕組みを実現しました。改善の取り組みは職場の仲間と共有され、お互いにコメントや励まし、賞賛ポイントをやり取りできるため、楽しく競い合いながら、従業員エンゲージメント向上のPDCAサイクルを回せます。
  企業は本サービスにより、人事部門による研修や職場の管理者任せだったエンゲージメント向上施策を、従業員の主体的な取り組みへとシフトさせ、やらされ感や行き詰まり感の解消と管理者の負荷軽減を図れます。改善プロセスや職場の仲間による評価も可視化されるため、目標管理やジョブ型人財マネジメントにおける自律的なキャリア形成にもつなげられ、従業員の生産性向上も期待できます。
  日立ソリューションズは今後も、働き方や人財マネジメントのデジタルトランスフォーメーションを支援していきます。

*1 2021年9月末時点

*2 肉体や精神をはじめとした自己を安定した状態に維持し、それらをより良くするために改善を図る目的で、課題を自分で発見して解決すること。自分自身を統制して管理すること。

*3 会社や組織のビジョン・目標達成に向けて、「自発的な貢献意欲」を持ち、主体的に取り組めている状態を表した指標のこと。


図1: サービスの概要イメージ


図2: 職場の仲間と共有する画面イメージ

■ 背景

企業では、新常態でリモートワークが普及し、仕事のやり方を職場で丁寧にマネジメントすることができず、従業員のエンゲージメント低下や離職率の向上が課題になっています。また、職務・役割を明確にして成果を評価する「ジョブ型人財マネジメント」の導入を検討する企業も増える中、人事部門や職場の管理職による働きかけではなく、従業員自身が仕事を働きがいのあるものへと主体的に変えていくことが重要になっています。
  日立ソリューションズは、1994年から幅広い業種の大手企業を中心に「リシテア/就業管理」のパッケージソフトウェアを提供し、人事・給与管理や人財マネジメント、健康経営などの人事関連業務も、トータルに支援してきました。
  このたび、企業の人財マネジメントで重要な課題になっている、従業員のエンゲージメント向上や自律的なキャリア形成に対応するため、「リシテア/従業員エンゲージメント」を提供することになりました。
  本サービスは、ワーク・エンゲイジメント分野で第一者であり、日本産業ストレス学会 常任理事や日本行動医学会 顧問を務める慶應義塾大学 総合政策学部 島津 明人教授とともに、2019年5月から従業員エンゲージメント向上のための共同研究を続け、効果検証を複数の企業で実施した結果を基に、開発されています。

■ リシテア/従業員エンゲージメントの特長

1.  従業員が改善計画を作成し、日々の振り返りと月単位での達成状況の評価で、セルフマネジメントを実践

サーベイ結果から、従業員は自分の課題や悩み事を解決するための「仕事のやり方の工夫」「周りの人への工夫」「考え方の工夫」の計画を立てます。
  その工夫を実践し、日々の業務を振り返り、次に活かすための改善点などをシステムに登録していき、さらに毎月達成度を振り返り、次の改善計画につなげます。

2.  職場の仲間に改善計画や振り返りを共有し、励ましあうことで、自己学習を継続し、管理職の負荷軽減

改善計画や日々の振り返りは職場の仲間に共有されるため、仲間の工夫や目標を見ることができ、ポイントやコメントを送って励ましあうことができます。職場のコミュニケーション活性化にもつなげられ、従業員はモチベーションを維持し、楽しみながら自己学習を継続することが可能です。これにより、管理職は職場管理の負荷を軽減できるとともに、改善プロセスや職場の仲間による評価が可視化されるため、評価に役立てられます。

3.  サーベイからセルフマネジメントの実践までクラウドサービスで提供

クラウドサービスで提供するため、すぐに利用開始できます。また、一部の部門で導入後、効果を確認しながら、徐々に全社に利用範囲を拡大するなど、スモールスタートも可能です。

■ 提供価格

個別見積もり
※ご参考  100名で利用の場合 15万円/月~(税込)

■ 販売開始日

2021年12月1日

■ 「リシテア」シリーズについて

「リシテア」シリーズは、1994年の提供開始以来、従業員が行う人財戦略や申請業務、人事部門の人事・給与管理業務の効率化や、企業の重要な経営課題である人財戦略を支援するソリューションとして、国内大手企業を中心に約1,450社へ導入され、202万人以上に利用されています(2021年9月末現在)。

■ 「リシテア/従業員エンゲージメント」のホームページ

■ 人事総合ソリューション「リシテア」シリーズ紹介URL

■ 日立ソリューションズの「デジタルソリューション創出プラットフォーム」について

本サービスは、日立ソリューションズのサービス協創基盤「デジタルソリューション創出プラットフォーム」で提供しています。「デジタルソリューション創出プラットフォーム」は、VMware社の「VMware Tanzu Application Service」を採用しています。
  日立ソリューションズが長年培ってきたリーン開発などのノウハウを生かし、迅速な立ち上げから、カスタマーサクセスを実現する継続的な改善をお客様との協創で進めます。今後もお客様との協創でデジタルビジネスを強力に支援していきます。

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株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:秋山、安藤]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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